11月 192005
 

 前から気になっていた本「帰らざる日本人」を読みました。夏に札幌の駅前大型書店を巡っても売り切れていて、前回の本と合わせてamazonで取り寄せました。前回読んだ「アメリカの鏡?」よりも文字が大きく楽に読めましたが、心に響くインパクトは劣るものではありませんでした。
 台湾は日本が戦争に負けるまでの50年間は、日本領でした。つまりは植民地。朝鮮は併合だったので、日本そのものだったのですが、台湾は明確な植民地でした。その台湾で生まれ、日本統治に育ち戦争を経験した著者です。戦後は、中国大陸から渡ってきた国民党に統治されることになった台湾は、統治される民よりも、統治する民度があまりにも低く仰天しました。
 日本人は、戦後台湾から本国へ帰っていきましたが、台湾生まれの著者は当然台湾に残ったのですが、心も魂も日本人としての誇りをうちに秘めている「帰って行かなかった日本人」と言うわけです。
amazonの解説やレビューを見ていただきたいのですが、私も、ジーンと胸に来るものがありますねえ。
 私自身、祖父さんはいないのですが、ほんとに親しい祖父さんの優しい言葉をかけられているようですし、また、励まされているようでしたし、諭されているようでした。
 台湾は、今後の動向が微妙な情勢にあり、中国との問題は余談を許さない状況です。しかし、それに対して日本は、あまりにも無関心でいるような気がします。台湾の今後の姿は将来の日本の姿なのかも知れないのです。日本は、中韓朝に気を配い過ぎて、台湾はほおったらかしです。しかし、台湾で、大和魂を凜と持ち、日本を慕ってくださる方々がいるのです。
 戦争を体験した年代は80歳を過ぎて、昔の話を語る人がだんだん少なくなっています。もっとたくさんも人に当時の真実を聞きたいとものと思いました。

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