6月 212006
 

 ちょと遅くなりましたが今日、シンクイコンを取り付けました。
 そもそもシンクイコンとは・・・りんごや梨の害虫であるシンクイムシは、果実に卵を産みやがて孵化した幼虫がまだ未熟な果実内に潜り込んで食い荒らして出て行きます。「虫食いリンゴ」に代表される害虫で、別に「針通し」とも言われています。
 そこでこれまでは殺虫剤を数回にわたり散布して、成虫を殺していたのです。しかし減農薬が叫ばれいてる今日、ユニークな方法が出てきました。そもそも害虫に限らずこの手の蛾達は、雄雌の出会いで卵を産むわけです。その出会いにはメスが発するフェロモンにオスが引き寄せられて出会うわけです。そこで、その害虫のフェロモンを分析し、それにそっくりな物質を化学合成する事に成功したのです。
 その化学合成フェロモンをチューブに封入し、徐々に蒸散させるようにすれば、害虫のオス達はメスの居場所を特定できず、オスメスの出会いを妨害出来るわけです。そうすれば、殺虫剤の散布を少しでも減らせる事が出来、減農薬に役立つ訳です。フェロモンは虫の種類によって異なるため、害虫に合わせていろいろなフェロモン剤が売られています。フェロモン剤では虫を殺していないので、中には出会いが成功する場合もあり、完全なものではありません。しかし、ここ数年、地域を挙げてこの方法に取り組んでいます。
 増毛町果樹協会では、今年は去年同様に「シンクイ」だけに特化した「シンクイコン」を使うことになっています。これは針金状に成っていて、一本のりんごや梨に数本づつ引っかけていきます。当果樹園では約3000本を設置し、シンクイとの闘いに備えたわけです。
 まぁしかし、害虫のオス達はいたる所にメスの臭いが漂っていて、ウハウハ状態になっていると思われ、しかし成就されないのですから、同じ男としてやや不憫でなりませんなぁ。ススキノの賑やかなネオンをさまよい、お金だけ使って結局なにも出来なかった経験ありませんか?人間も虫も本能をくすぐられると弱いものですねぇ。

  One Response

  1. コンフューザーR

    今朝は早朝の雨のせいで葉っぱがぬれ濡れだったので 摘果作業を見送りコンフューザー…

 返信する

以下のHTML タグと属性が利用できます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

(required)

(required)

// // //