2005年6月アーカイブ

 このブログを開設して一周年となりました。まぁ正確には、それよりちょっと前から試験していて、movableType3.0が公開できるようになっので、それにあわせて開設しています。
 一年前は、ブログは一般的になりかかっていた時で、私自身どんなものか良く分からずにいたました。レンタルサーバと独自ドメインを取得したため、ブログも自前で構築しました。暗中模索しながら、前ハ゛ージョンの書き込み等を参考にして、3.0を導入したのです。当初はバグがあったりで安定したのは7月下旬頃と思います。
 私が開設してからブログは飛躍的に増え出し、無料ブログやプロバイダーブログなど面倒な設定が簡単に出来るようになって、今なおブロガーは増大しています。
 ブログの出現は、単に自分自身の身の上等の些細な出来事をアップすることから、さらに発展し、おのおのの意見主張をするようになったり、マスコミが取り上げない記事を書いていたりと、その情報量は膨大となりました。その結果、単にテレビや新聞のマスコミのみの情報を得た人々と、積極的にネットで情報を得た人との情報格差が生じ、デジタルディバイドと言う言葉も生まれました。
 今後もブログは増大するだろうし、淘汰もされるでしょう。私もこれからもいろいろな情報や思考をアップしていきたいと思っていますので、見捨てずに「新つづら書き」をごひいきくだされば幸いです。
この一年で書いた記事数は261でした。

 今日午後から果樹協会の集まりがあり、サクランボ生育状況などレクチャーを受けました。いまのところ5日程度の遅れであり、灰星病蔓延の注意喚起がなされました。
 午後7時前、何気にテレビかけていましたら、天気予報のついでにサクランボの一言情報みたいなのがあって、サクランボは冷やした方が酸味が抑えられて美味しく食べられるなど紹介していました。最後に「さくらんぼは今が筍」との女性アナウンサーがコメントしました。ああ、全国放送を使っての山形産販売戦略の一環だろう程度に見ていましたら、なんと北海道だけの放送でした!しかもスポンサーはホクレン!
 それからややしばらくして、「さくきらんぼ売っていますか」との問い合わせの電話が鳴りました。増毛ではまだ獲れていないし、いくら余市仁木といえどポツポツと本当の収穫始めもいいところだ!
 全国放送ならまだしも、ホクレンがスポンサーでありながら、このフライング流布は困ったものです。どこのテレビ局かはっきり分からないのですが、それにしてもこのテレビ局の認識の貧弱さにはあきれます。誰かにちょっと聞けばわかるのに。
 話はやや飛びますが、ついでに・・・・
「やい!TBSとTV朝日いいかげんにしろ!」と言いたいです。昼の番組で「若・貴のドタバタ」を一体いつまでつづけるのだっての?もう10日以上も毎日毎日やっているんじゃーないの?いくら突っ込んで取材したところで、われわれ視聴者にはまったく生産性はありません。それに単なる野次馬的取材を垂れ流して、テレビ局の番組に取り上げる興味の程度の低さを露呈していると思うんですよ。
 こんなんジャー、テレビ局の情報力の程は、たいして信用できないと感じている私でした。

藤原筆吉翁の碑に創っていたキツツキ(アカゲラ)の巣からは、相変わらず雛の鳴き声が一日中聞こえてきます。たびたび大きく響くと思っていましたら、巣穴から顔を出して外の様子を伺いながら鳴いています。
 雛というには、もうかなり育っていて、頭の上には赤い羽毛がしっかり生えています。巣穴に何羽の雛がいるのか不明ですが、巣立ちは間もなくのようで、親鳥が高い木の上から、呼びかけるように鳴き返しています。
 雛の鳴き声は10日前と比べると、もう親鳥と遜色なく、力強く鳴いています。デジカメで泣き声を録音しましたのでアップします。
6月17日の泣き声こちら
6月27日の泣き声こちら

 雨は朝には上がって、8時過ぎより薬剤散布しました。
 りんご・梨へ殺菌剤とダニ剤を。ダニ剤は満遍なくかけるのがポイント。そこで、走行をいつもより遅くして、散布・扇風エンジンをやや高めにかけたところ、思いがけなく薬が出たようで、いつもより1?2タンク余計にかかってしまいました。
 さくらんぼへはどうしようか悩みました。殺菌剤はEBI剤(BMI)にしたいが、これだと最終散布は収穫7日前となっており、佐藤錦が色づき始めた今日の段階では、明日以降になるとそれだけ収穫が遅くならざるをえなくなるため、面倒でしたが、さくらんぼへーも散布しました。
 しかし、夕方6時頃、霧が出できて、これ以上の散布は乾かなくなるようなきがして、半分を残して中止。明日の天気を見てかけることにします。

 今日、夕方になって雨となりました。早朝から潅水のスプリンクラーを回していて、その畑の潅水完了で、次の園に移動しようとした矢先に、降雨となりました。これで、やっと潅水作業から開放されるのかは、この雨の降り方しだいです。予報によるとたいして降らないようですが、18:20現在、雨らしい雨がしきりに降っています。
 思い起こせば前回の降雨は、12日以来です。6月だけでもこれまでの降雨量は増毛アメダスデータによるとたったの25ミリ。これじゃー水不足にもなるってもんです。
 ここ数年は、6月が乾燥気味で7月のさくらんぼ時期に、これでもかこれでもかと雨が降り、さんざんさくらんぼをいじめる天気が続きましたが、今年もそのような傾向がうかがえます。
 まぁ、どうせ降るならたくさん降って、「カラッ」と晴れて欲しいものです。いつまでもジリジリふるようであれば、さくらんぼに限らず他の作物にも病害の心配が増しますので、天の神様、そこんとこよろしくお願いします。

6月12日に書きましたシンクイムシの天敵線虫を同場所に散布しました。
 この線虫は、乾燥に弱く、というより水中生物に近いらしい。果樹園内は干ばつ気味で水分は不足しています。このまま散布した場合は線虫がすぐ死んでしまいそうなので、まず、水を500リットル散布し、その後前回同様に300リットルの水に7500万頭分の線虫を散布しました。
 今回は散布ノズルを工夫したたため、大変短時間で撒くことができました。その後、再び水を500リットル散布して、線虫が土中に流れ染み込むようにしました。
 この実地調査、うまくいってほしいと願うのでした。

 またこのような本を読んでしまいました。中国よ、「反日」ありがとう。この題はまったく皮肉で、副題として「―これで日本も普通の国になれる」となっていて、要するに中国・韓国の反日行動が、これまで気づかなかった普通の日本人に、日本の安全保障など、国際的に普通の思考をする人が増えてきたと言う訳です。
 この本の内容は比較的最近の出来事が引用してあり、記憶の新しい事柄が載っています。私のような「デジタルディバイド」となってしまった人には、すでに感化されているため、この本で、時勢を確認できた程度です。しかし、テレビや新聞のみの情報で、「日本悪し」としか思っていない人には、多少衝撃的かもしれません。

 今日の増毛は暑かったです。アメダスデータでは25度程度でしたが、実感温度は真夏を思わせる気温でした。数日前の涼しさがうそのよう。この暑さで、水不足が一層深刻さを増してきました。まだ樹の葉が巻きつくなどの兆候は見られませんが、地面の草は、場所によっはしおれだしました。
 果樹園ではあちこちで、潅水をするためのエンジン音が響いています。我が屋も高回転でエンジンをふかしています。さて、その水源ですが、用水路と呼べるものはなく、排水路を転用しているのが現状です。そうすると、当然、上流部で給水されると下流は水量が満足に流れていかない事になります。
 暗黙の紳士協定といいますか、下流の様子を見ながらの給水しなければなりません。しかし、みんなが「紳士」ってわけにもいかず、「我田引水」する人が出てくると下流の人は不満がたまるのです。
 本来ならば適切なる用水路を確保する必要がありますが、自治体の財源不足で、それもかないそうもありません。
 さて、私の場合は、50%「我田引水」型。やっぱり下流に人に迷惑かけているのかも。
 ※去年買ったパソコンが故障し、明日サポートに送ることになりました。古いPCでこのブログを書いているため、写真を載せるにはすごく面倒な事になっています。しばらくはテキストのみで書きたいと思いますので、ご了承ください。

どうも乾燥気味です。カラカラ状態ではありませんが、果実が肥大するこの時期の乾燥は、果実の生育に大きな影響を及ぼします。
 他の果樹園の多くも数日前より潅水を開始していて、当果樹園も取り残されないようにと、スプリンクラーを出しました。スプリンクラーは、設置してしまえば移動するまでの数時間(私の場合は3時間?4時間を目安にしています)は、他の仕事ができます。
 しかし、はやり移動時のホースを引きずるなどの労力は大変疲れるものです。

増毛りんご栽培の父、藤原筆吉の碑敷地に、きつつきの雛と思われる泣き声が絶えなく響いています。
 ほぼ一日中泣いているので、すぐ外敵にやられてしまいそうです。敷地は雑木林状になっていすが、その枯れかけた桜の木に、地上2メートルくらいの高さに穴が空いていて
、そこから雛の鳴き声がひっきりなしに聞こえてくるのです。カメラのレンズを入れてみましたが、カメラが入らず、内部は以外に深いため、雛の映像は撮れませんでした。この付近で、春先から何回もアカゲラの姿を見ていますので、おそらくこの雛はキツツキの一種のケラに間違いないと思います。
 
※昨日、メインのパソコンが故障しました。突然電源がダウンしまして、その後まったく動作しなくなりました。今回は昔のパソコンで書いています。なんとか修理しなくちゃ!

 さくらんぼ雨よけハウスの今年度建設は、パイプ注文の計算間違いにより、計画通りに出来ませんで、現在不足パイプを注文中です。しかし、全国的な鉄材の不足から、おいそれと配達ならず、来週にずれ込むようです。そこで、間に合うだけで、優先度の高い樹に今年分アーチをかけました。
 その部分は、ちょうどアーチの谷間にも樹があって、雨どいを設置しようと思って、現在その作業中です。雨どいは、見た以上に値が張り、もっと安くならないのかと思います。
 それに、たぶん雨どいなど作っているメーカーが、「高所で1ヶ月程度の使用」を意識していないようで、恒久的な紐張り用に出来ています。まったく、サクランボの雨よけハウスが始まって約20年も経とうかと言うこの平成の世の中、技術は、原始的なものですし、金具もあり合わせで、被服幕が引っかかりやすかったりとても私の満足するものではありません。
 メーカーの方に一度見てもらい、サクランボの事情に合った雨どい金具を作っていただきたいと思っております。
 それにしても、こんなアーチでやるのではなく、もっと簡単安全に雨よけが出来ないの出しょうか。

 お隣さんの仙北さんのワイ台ハックナインに八重りんご?花が咲いています。
ほとんどのりんごはすでに花時期は終わって、小さな実となっているのに、この花は今咲いています。 しかも、通常の花は花びらが5枚であるにもかかわらず、10枚かそれ以上の花びらです。科学的な原因は解りませんが、おそらく去年の台風により、花芽分化の不自然な作用によるものと思われます。台風後に桜が狂い咲きしたように、りんごも何かしらの影響があってもおかしくありません。
 しかし、時季はずれの開花はまれにあっても、このような八重状の花びらは見たことがありません。「ハッナイン」は、三倍体だと記憶しています。つまり、遺伝子がふうのりんごの三倍の数を持っているのです。この遺伝子数の違いも影響しているのかも知れません。
 他にも近くの樹にもう一つ同様に咲いていました。こちらは花びらが完全に10枚のものでした。ひっとして何かの研究材料になるかも知れません。写真ご希望の研究者がおりましたら、お知らせください。

今年増設部の雨よけハウスがようやくできあがりました。なにせ、ほとんど一人作業のため、まったくハカいきません。この後は、雨どいを付けることになります。
 ハウスを造っていると、上部からの目線となります。その際、サクランボの灰星病が目立ちます。どういう訳か、多発しています。耐えきれず、今日の夕方殺菌剤を散布しました。その際、効果アップの為、新型展着剤「パンガード」を添付しました。

 6月11日北海道新聞の一面見出しに「果物出来に三重苦」と題し北海道果樹の出来に対する落胆見出しが掲載された。
 昨年台風による落果、風雨による花芽形成不良で、花が少ない。大雪のため枝が折れた。天候不順により、果樹農家が打撃を受けているとしている。しかし、文中の内容では、サクランボはほぼ平年並みで、りんごも「量は減っても品質は下がらない」としている。結局の内容は「大したこと無いよ」といっているのだ。
 見出しと内容が食い違いを示していて、新聞の姿勢がどうなのか疑いたくなる。確かに、台風の影響は花芽など今年にも影響しており、大雪によるブドウ棚被害、枝折れ被害もある。もちろん天候不順で生育が遅れている。だからといって、果樹農家が悲惨な状態で作業しているかと言えばそんなことはなく、あくまでも収穫を目指して、毎日の営農に励んでいるのだ。当面のサクランボも果実が肥大してきて、今年はよい収穫となるようにと思っているし、りんごはまだなり具合がはっきりしないが、今年もよりよい品質の物を作ろうと努力している最中だ。
 昨年台風通過後、おおくの励ましを消費者から頂いた。しかし、台風で、多くの果実が落果した報道により、わずかに残ったりんごが、なかなか売れないという現象が生じた。これは、報道が先行し、消費者の中に「りんごはみんな落ちてしまった」と誤認をさせてしまったからではないかと私は思っている。それ故、報道は印象だけで書いて欲しくないと思うのである。
 幸いにして、ネットで見ている方は、果樹園ブログで、実際の様子を多少なりとも伺い知る環境にあるので、ブログを見ていただければ、果樹農家は決して落胆していない事はおわかりと思う。
 自ら情報を得るのにネットは強力なツールとなりつつあり、さらにブログの普及により、マスコミが書かなかったあらゆる情報を見ることが可能になった。ネットからの知識を広めた人をネデジタル・ディバイドというらしい。こちら参照。マスコミに携わる人は、「オピニオンリーダー」であると勘違いしてもらっては困る。すでにマスコミの偏重報道など、ネットではどんどんと解明暴露されててきている。

 近年消費者の農薬に対する心証は悪く「農薬は害」とイメージが先行しています。当然、殺虫剤はその強弱はあっても有毒です。そこで、我々も少しでも減農薬にと取り組んでいるのが、「Yes!clean」の取得です。害虫のフェロモンで交信攪乱をして、交尾を阻止する方法ですが、これでは害虫の初期数は変わらないため、比較的消極的に方法です。
 そこで、各メーカーでは積極的に害虫を減らす方法は無いかとしのぎを削っていて、登場したのが「天敵製剤」です。剤といっても、天敵となる虫や害虫にだけかかる病原菌、天敵に寄生したり捕食する虫や微生物といった、生物そのものです。
 すでにダニを食べるダニとか、アブラムシに寄生する寄生性天敵剤など売られています。これらの生物農薬?ですと、これまでの有毒剤と違って、害虫のみをターゲットとするので、安全と言うわけです。しかし、まだまだマイナーで、値段も非常に高く、用法も普及していないのが現状です。
 6月10日に当果樹園の一角で、「シンクイ虫」に対するこの製剤の調査実験がはじまりました。使用したのは「バイオセーフ」こちら参照普及センターとメーカーからも来園され、道内初の調査のようです。
 この剤は線虫の一種で、シンクイ虫の幼虫が地中で越冬するので、その幼虫に寄生して、やがてその幼虫は敗血症で死んでしまうというものです。この天敵の線虫は非常にデリケートで、暑さや寒さで死んでしまうため、環境には影響しないとの事でした。
 水300リットルに、納豆パックほどの容器に入った黄色い固まりを溶かします。このパックには実に何億もの線虫がいるらしい。線虫の大きさは長さで0.5ミリ以下で、太さはさらに小さいので、肉眼では見えませんでした。それを地面に散布しました。この線虫は水性のため、さらに水をかけて地面に流ししみこませるひつようがあるようです。実用されれば、雨の日に散布するという事になりそうです。
 さらに下旬にもう一度散布して、シンクイ虫がどれだけ発生するのか調査る予定となっています。順次報告したいと思います。

 今日の放送は、ミセスパワー。「話す」と言う字は、「言う」+「舌」。「食」は、「人」に「良い」と書きますし、同時に「舌」も使います。人間にとって良いことは、食卓を囲んで会話をして、良い物を食べる事かも知れません。
 もの知りアグリは、「水の不思議」。身近にありながらこんなに特殊な物質であったのだぁ?て事を話しました。水は凍ると氷となり体積が増して、水に浮く。当たり前だけど、これは不思議な現象。だけど、「浮く」事で、湖が全部凍ることなく、お魚が生きられるんだって。毎回そうなのだが、時間がいつも無くなって、用意していた曲がかけられずにカットし、エンディングに突入するのでした。

 今日、りんご落花直後と、さくらんぼへの薬剤散布をしました。午前10時過ぎから昼を鋏んで夕方7時ころまでかかりまして、もう飽きます。約12タンク(1000L/1タンク)かけましたが、未だに耳がゴワンゴワンと鳴っている気がします。
 さて、スプレヤーが空くまで午前中は草刈りをしていました。トラクターに装着するタイプでやりました。出っ張った回転羽は障害物に当たるとバネで回避するしくみとなっている「川南式」
です。ワイ台の支柱部へは、この出っ張り羽をわざとぶつけて進みます。その際、その衝撃でりんごの花びらがふるい落とされます。その模様がこの写真ですが、花びらなのかゴミなのか判別付かないようで、申し訳ありませんが、よく見ていただければ解ると思います。
 花びらが散る時期を「落花期」と申しまして、花にしてみれば、もうお花は終わったので、昆虫たちは来なくても結構ですと言うことです。すなわち、結実したかしないか、我々にはまだ解りませんが、樹にしてみれば決着済みと言うわけです。
 さて、その決着はどうなったかは、もう少し経ってから、果実肥大することでわれわれが知る事が出来ます。

 本年のミツバチ達の果樹園による役目は、本日をもってお役ご免となりました。りんごや梨の花がほぼ終了し、また、サクランボの病害防除などのため、各果樹園に配置していたミツバチ達を今日の夕方、遠くの場所へ運び出しました。
 今年の蜂移動時の刺されたメンバーは、数名にのぼる模様で、私も最期の最期に危うく刺されそうになりました。頭の網をはずして軽トラに乗り込もうとした瞬間に軍手にミツバチ一匹が絡んできました。あわてて払いのけたので、難を逃れました。
 ミツバチ達の今年の果樹園での働きは、さくらんぼでの数日の高温と、リンゴの2日ほどの高温が幸いして、サクランボの結実もまぁまぁですし、りんごはまだ解りませんが、花びらの落ち(落花)が、あっという間で、さーっと散って来ましたので、この調子ですと、りんごの結実もまぁまぁかなっと思います。

本日、増毛町果樹協会の現地研修会並びに、恒例の「お花見」と称する懇親会が開かれました。
 普及センターより今年の生育状況を伺いましたところ、今年の心配事は、?りんごの花芽が例年より少ない(晩生種は一層少ない) ?5/19以降にまとまった雨が無く、少雨傾向であり、潅水を行なう事を検討せよ ?殺虫剤の散布がしばらく無いため、毛虫や尺取虫等の害虫が多発している。また、りんごのダニも多発傾向であり、防除を急ぐ必要がある。 ?生育が遅れているため、この傾向は平成8年の推移に酷似している。ちなみに平成8年のサクランボ(佐藤錦)のもぎはじめが7月15日であることから、今年もややそれに近いだろうと予想される。
 などの注意を伺いました。その後は恒例の懇親会と言う事で、ジンギスカンをやりました。

 今頃の果樹園の仕事は、りんごの摘花ですが、そちらは出面さんに任せて私はさくらんんぼ雨よけハウス増設工事をしています。
 増毛町での雨よけハウスは、1978年に初めて導入されましたが、当果樹園でもその翌年(?はたまた翌翌年)に導入しています。徐々にその面積を増やしていましたが、まだ完全に被覆できないでいます。
 と言うより、現在のさくらんぼ雨よけハウスは、通常のビニールハウスの足長状の物であり、ビニール被服作業などは、地上4メートルのパイプを渡る、危険と隣り合わせの代物です。この技術の進んだ世の中なのに、この雨よけハウスは、全くの原始的な構造です。アメリカでは、カーテン方式で、さーっと被服できるそうですが、もともと小雨のアメリカ。日本には適さないようで、誰もアメリカ方式を導入している人はいません。
 雨よけは、そもそも雨降りの時だけ被服出来れば良いのですが、このアーチ状に括り付ける方式ですと、さくらんぼ収穫終了までの1ヶ月はかけっぱなしとなります。
 雨よけが導入されて20年以上経ちますが、その基本構造はまったく進歩なく、未だに「命がけ」の作業を強いられています。何か良いアイディアが出るのかと期待していましたが、まだ新方式なる物は開発されていません。
 さて、今年もその技術更新の無いまま、仕方なく従来方式で、雨よけハウスの増設を進めています。建設は今のところ私一人で行っているため、その建設スピードは至極遅く、まったくハカ行きません。果たしてサクランボ収穫まで、計画通りのハウスが完成するかは今のところ未定。なんとかがんばりたいと思っています。が、昨日の夕方と今日の夕方が霧雨となりパイプが濡れ、足下が滑るし軍手はびしょびしょとなったことから、作業は中断しなおさらハカ行かない状態です。

 今日のFMもえるで特別編成、午後から24時間ぶっ通し放送をしています。パーソナリティーは金曜日放送中「金曜日の奥様たちへ」の上條KENさんです。そこで、この番組枠内20時頃からの15分ほど我々の番組「FM緑の風通信」のPR放送を五志道としてきました。私は密かにラジオネーム「下條HEN」を自称していまして、よーやく上條下條のご対面となったわけです。
 上條KENさんは羽幌町在住。羽幌が上條ならば増毛は下條だべさぁ、というわけで、私は、一部の人にしかラジオネームを明かしていませんでしたが、上條さんにはとっくにバレていました。
 それにしても上條KENさんのバイタリティーはすごい。この24時間番組の段取りは約一ヶ月前から、夜遅くまでやっていました。笑いあり涙ありの進行で、多くの人に聴いて欲しい番組です。

 いつも静かな仕事中はポケットラジオを聴きながら仕事しています。今日は午後から国会中継を聴きました。まぁ「FM緑の風通信」の再放送があったので、その時間帯は両方かけていましたけど。
今日の国会中継は衆議院予算委員会。ネットを検索すると中継を見られるようになっていますねぇ。こちら 今日のビデオライブラリーはこちら
 民主党代表の質問には私は血圧上がりっぱなしでありました。靖国参拝問題。
 半年前の私でしたら、おそらく岡田代表の意見に寄った考えでしたでしょう。しかし私は、多くのネットをしている人は気がつき始めているように、中国韓国からとやかく言われるからといっても靖国神社へ行ってほしいと今は思っています。岡田代表は「A級戦犯を合祀しているから参拝するべきでない」と言っています(後に(総理は参拝を他国に正当性を)説得すべきと発言が変化しました)が、AもBもCも関係ないと私は思います。日本の文化として、死者はみんな仏や神様になるのでしょう。さらに岡田代表は「参拝は国益に反する」とまで言いました。これは、日本文化を否定する発言と聞こえました。
 戦没者参拝は「日本の魂」の問題だと思います。文化や魂は「お金」に代えられないものではないでしょうか。

 りんごの花が咲いています。暖かくなり、ミツバチの他にマルハナバチの姿も見ました。
 りんごの花は通常一カ所の芽(花そう)に6つの花が咲きます。花びらは5枚。
 写真のように中心に一つの大きな花を取り囲むように5つの花がつきます。真ん中の花は「中心花(ちゅうしんか)」、周りの花を「側花(そっか)」と呼ばれていて、中心花は側花よりも数日早く咲き、花も大きいです。この時間差は、おそらく霜の被害をうけても大丈夫なように側花がスペアの役目を果たしていると考えられます。
 しかし、はやり中心花は花も大きいし、結実しても側花の実よりも品質が良いので、果樹園では、中心花を大事にしています。また、すべての花で結実した場合、団子状にりんごが実り、お互いが小さくなったりするので、結実後は実スグリ(摘果)を行うことになります。
 りんごの花は品種によって花びらに多少の色つき具合が異なります。私が思うに、花で一番奇麗なのは写真の「コックスオレンジ」です。この品種はジュース用のため、他の果樹園にはほとんど無いと思います。当果樹園でも数本しかありませんが、この品種の花は花の大きさや色が良く、とても美しいと思います。

仙北果樹園HP






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