山本寛斎著の「熱き心 寛斎の熱血語10ヵ条 (PHP新書 516)」を読みました。2ヶ月ほど前に聞いた日曜日放送のラジオ「世相ホットライン はい!竹村健一です」に山本寛斎氏が出ていて、とてもエネルギッシュな語りをしていたので、著書を読んでみたくなりました。
山本寛斎氏は、デザイナーであることは知っていましたが、巨大なイベントをプロデュースしていたのは知りませんでした。この本では、彼のこれまでの半生を綴りながら、エネルギッシュで自分らしく生きる秘訣みたいな感じで書いています。
氏の情熱が伝わって来るような気もしましたよ。イベントに携わる人とか、少々人生につまづいている人なんかは、この本お薦めです。
ただ、一箇所疑問に思った行がありました。失敗してまわりから人々が去っていった内容の後p119、「侵略される側の人々にとって何がもっとも屈辱的であったのか。それは、強制的に名前を変えられ、言語を変えられ、宗教を変えられることだったのではないか」と突然でてきて、侵略する側の主語がないので特定出来ないのですが、創氏改名・皇民化政策を連想させられる文面なんで、ココだけはいただけませんでした。
読破書籍の最近のブログ記事
昨年10月に来町し講演してくださった宮城県の牡蠣漁師で「森は海の恋人」提唱者、畠山重篤氏がこのほど新刊本を出され、早速amazonで仕入て読みました。【鉄が地球温暖化を防ぐ】![]()
本題は地球の温暖化をテーマとしていて、ずいぶんスケールが大きいとお思いでしょうが、私自身も、いわゆる温室効果ガス二酸化炭素を減らすには、海の利用が不可欠ではないかと思っておりました。特に、四方を海で囲まれているわが国は、海岸線沖数百メートルで線を引くと、多大な面積となり、そこの海藻類を盛んにすれば、地上の森林を飛躍的に拡大したと同等になるはずです。
また、海で二酸化炭素を有機質に固定すれば、真に、地球規模での温室効果ガスが削減できるはずです。前回のサミットでは、二酸化炭素排出削減しか話題にされず、しかし、石油を燃やしているいるからには必ず二酸化炭素は出るわけで、空気中の二酸化炭素は増える一方な訳です。
さてしかしながら、日本の海はあちこちで磯やけが進行しており、とても二酸化炭素を固定できるようなうっそうとした海藻域が豊富にあるわけではありません。そこで、これまでの理論、「鉄」が必要というわけですね。
本には、増毛の磯やけ対策も紹介されています。
前回読んだ農薬の本は、人の伝聞だけで不安をかりたてていましたが、この本は、牡蠣漁師の実体験をもとに書かれていて、しかも将来の希望が持てる内容となっています。
増毛の磯や日本の磯に興味のある人、あるいは海に携わっている方は必読ですよ。
数週間前の道新広告欄にこの本が載っており、気になったんで早速Amazonで悪魔の新・農薬「ネオニコチノイド」―ミツバチが消えた「沈黙の夏」を取り寄せました。
ネオニコチノイドと言ってもピントこないんですけど、果樹に関する農薬名ですと「ダントツ」「スタークル」「モスピラン」など、数年前から出てきた新しい殺虫剤です。増毛の果樹はミツバチとの関わりが深いですから、「ただ事ならぬ!」と思い読破しました。
ネオニコチノイドは蜂に大影響があり、フランスで使用禁止になったことや、ある養蜂業者の被害の訴えを何度も繰り返し説いて、早く使用を中止すべきとしています。また、単位面積使用量が中国の100倍などや、これまでの有機リンを手榴弾とするとネオニコチノイド剤は原爆など、チョッと煽るような表記もありました。詳しくはAmazonレビューをぞうぞ。
後半では各農薬メーカーへの取材をされていますが、ことごとく反対し、聞く耳持たずで、一方的な解釈のみで書かれています。また現代人の無気力・無関心な風潮もこの剤が影響しているのではないかと疑問視しています。しかし、この剤が出ててから年数が経っていないので、この剤が原因と断定は出来ないのですから、こちらの表現も誘導的なものと思います。
増毛の果樹園では数年前からモスピランやスタークルが使われています。また、一昨年あたりからダントツも使用しています。この剤の散布期には、ミツバチは遠くに離れた場所に移されているとは言え、少なからずミツバチに影響があるならば増毛での使用は、考えなくてはならないかも知れません。
本書では、人間への影響をも警告しているのですが、本書内に数値などの科学的検証があまりなくて、「誰々がこう言っている」といった具合で、実際はどうなのか疑問です。
ユーザーである農業者が、農薬使用に関して農薬登録以外にもこの本のように関心を持ったほうが良いのかもしれませんが、それならば、農薬製造メーカーが申請すの登録制度の仕組みも、再考していただきたいとも思いました。
11月7日にもチラッと書きましたが、このほど白洲次郎―日本で一番カッコイイ男 (KAWADE夢ムック)を読みました。![]()
この本は2002年に初版され、次郎生誕100年記念にだされた文藝別冊だそうで、今年で12刷だそうです。
白洲次郎を私が知るに至ったのはNHKテレビで特集していた事がきっかけで、右サイドバーの白洲次郎占領を背負った男や、プリンシプルのない日本などを読んで、一層この人物に惹かれ、今回も次郎に関する本を手にした次第です。
本では次郎に接した各界の人がエッセイを寄せていたり、占領時代のエピソードなども書かれています。明治の頑固親父風でありながら、英国の気品をあわせもつ次郎は、まさしくカッコイイですよ。
次郎の本に出てくるエピソードなどは、現在のいわゆる右翼・左翼に都合よく使われるんですけど、この本でもp152「また、対米支援のための改憲かい」と題して共同通信論説委員の文も載っています。確かに占領時から講和に至るまでの次郎は、「日本は左翼的でなければやっていけない」との思いもあったし、天皇制に批判的だったかもしれません。
しかし、サンフランシスコ講和条約での首相の演説文を日本語に直した事を考えると、やはり外交は対等でなければならないし、自主独立は強く思っていたはずです。
また、現憲法ですけど、やっぱり押し付けられていますよ?っ。9条はアメリカから確かに押し付けられているんじゃーないですかぁ。映画「日本の青空」とずいぶん違うんですけどぉ。日本人の草案を参考にしたなんて全くでてきません。このような本に反駁する事実に基づく映画をまたがんばって作ってください。
嫌韓流シリーズは3冊目となりましたが、このほどマンガ嫌韓流3 (晋遊舎ムック) を読破しました。![]()
私は「嫌韓」はとっくに通り越して「呆韓」の域に達していますが、たびたび「怒韓」となります。
隣国同士が「友好」を望むならば、お互いは対等でなければいけんません。しかし、お隣のお国では自分達が上位とし、日本との国際関係の時はついついお隣さんは尊大になりがちです。
この本では「友好」を切に願っていると締め括っていますが、私は無理だと感じています。
参照エントリ:嫌韓流(1)のエントリ
嫌韓流2のエントリ
日本人として大切にしたい品格の躾け (ベスト新書 150)を長い時間かけてやっと読みました。![]()
「川嶋優」ってどこかで聞いたことある増毛の方も多いと思いますが、著者は「かわしまゆたか」ですからー。
「国家の品格」を読んで以来、「品格」と言う言葉に弱い私でして、この本は書店でなにげに手にした本でした。
内容は子供に対する躾や親の基本的な指針を示して、品性ある日本人を育てていこうと言う本です。私にはあまり関係ないのですけど、子育て中の親には是非読んで頂きたいと思う本でした。
品の無い私が申すのも何なんですが、テレビの娯楽番組やマスコミの記事にも、日本人としての品性を忘れた番組や記事が蔓延していますので、ここらでもうちょっと上品さを持ち合わせるべきだと思いますね。
この本は確か5月か6月に札幌で買った本ですが、サクランボが忙しくなって途中までしか読み込んでいなかったのですが、今日は雨が降りましたので、残り部分を読み、読破しました。
昨日は「留萌9条の会」が新聞広告を出しましたし、増毛町にも「9条を考える増毛の会」があって護憲を訴えておられます。その正反対の論客の登場と言うわけですね。私も改憲派ですから、上記「市民団体」とは相容れないのであります。
さこの本「憲法九条は諸悪の根源」のAmazonでの評価は低いです。しかし、この本の内容を真っ向否定的なレビューと、正論だけど今後に期待と言うように二者に別れています。
この本のほぼ後半まで、「9条の会」などのメンバーが発した言説に対する批判となっています。Amazonのレビューが低調なのも「一方的な批判」が目立ったからかも知れませんし、本題が過激なのも一因と思います。
しかし、書かれていることは至極真っ当で、思慮深く書かれていると思いました。
安倍首相の「美しい国づくり」に共感する一方で、首相の頼りなさも指摘しております。
まぁ、しかし、護憲派にしても改憲派にしても「正義と平和の希求」と言う方向は同じだと思いますが、その手法が正反対なので、主権をもつ我々国民は憲法を捉えるとき、一人一人が広く深く勉強し考えないといけません。先の参議院選挙の争点が「年金」だけに矮小化され、憲法問題が陰った事は非常に残念だと思いました。
MS氏からはいつも本を「借り」ていたため返却する必要がありました。しかしいつも中途半端に読みかけだったりで、今度は返さなくてもよいように「いただきたい」と懇願し、今回ただでもらったこの本「人物を修める―東洋思想十講」を読みました。なかなか時間が取れず、ずいぶんと長い時間をかけてやっとの事で読破しました。
著者「安岡 正篤 」は、Amazonで著書を検索するとなんと120冊もの著書が出てきます。また、Gooleで検索すると細木数子との一件も出てきます。
晩節はともあれ安岡正篤は、広い深い「学」と、人としての「徳」を合わせ持つ正に「先生」と呼ぶに相応しい人物であること思いました。
この本は安岡正篤の話したのを活字化したようなので、本ではなく録音を聞いてみたいなぁと思いましたら、こちらにありました。「安岡正篤BOOKS」。でも今時カセットテープだし値段も高いなあ。しかし、「価」は十分あると思います。
この本、ザーっと読んだだけですのが、人としての「教え」がいくつもありましたので、再読してじっくりかみ締めたい本でありました。
正篤=まさひろ 同名として志す「人物」が見つかりましたなぁフンヌさん。
多分10年くらい前、サクランボ出荷につかうプラスティックパックが、燃やしても有毒ガスが出ないようにと材質がPETになった。値段が上がったが、これで廃棄して燃やしてもダイオキシンが出なければOKだなっと、納得していました。しばらくしてPETは飲料水容器として爆発的に使われて、現在リサイクルが叫ばれ、分別収集されています。私は「燃やしても良いようにPETにしたのに、めんどうだなっ」と思いましたが、リサイクルされればゴミが減るし結構なことだとも思いました。
しかし、リサイクルして別の製品を作ると、さらに石油を使うことになるとか、矛盾しています。
数年前、コピー用紙はもったいないし、森林破壊するので古紙を使いましょうってんで、あちこちで特に官庁で、わら半紙を思わせるすすけた紙を使い始めました。しかし、古紙の方が新品よりも値段が高かったように思います。リサイクルは、なにがしら矛盾を含んでいるのに、「もったいないし環境破壊はけしからん」感情論が先行して盲目的になっていたと思います。![]()
事実、こんなニュースを見つけました。「古紙100%再生紙は環境にやさしい」はウソでしたって、環境に優しくないなら、無理して古紙100%でなくてもねぇ。私たちはもっと広範囲に視野を広げる必要がありそうです。
そんな中「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」を読みました。
リサイクルは必ずしも環境に優しくない事をペットボトルを例に説明されています。
そう言えば、先日朝日新聞のTVのCMにオフィス街にまで海面上昇する印象操作広告をしていましたが、本当はちょっとやそっと(平均数度程度の温暖化で)で海面は上昇しない事も科学的に説明されています。北極の氷が融けても海面は上昇しないし、数度程度の温暖化では海面は温暖化による水の膨張程度僅かであるらしいです。マスコミはイメージを先行させ、「ウソ」を垂れ流していたのです。集団ヒステリーの一種かもねぇ。
ダイオキシンも実は人間にとってはさほどの毒ではないというジャーないでか。
地球温暖化が二酸化炭素の排出にあるならば、化石燃料を燃やした結果であり、石油は後20-30年で枯渇するので、その後収まるわけですね。
環境とか、リサイクルの言葉に盲目的信望するより、石油の使いすぎとか、石油枯渇後のあるべきスタイルを早急に考えるべきでしょうね。石油枯渇まで、残された時間はあと僅かであるのに、相変わらず我々日本人は、石油を使いまくっていますね。ガソリンが値上がりしても、連休の交通量は増えるでしょうから。
現代人は、石油の恩恵に浸りに浸っていて、やがて訪れる危機に対応しようとしていないのは、将来に対する最大の問題と言えるのではないでしょうか。
「凛とした日本 ワシントンから外交を読む」を読みました。この本を読もうとしたきっかけは、私が何時も巡回チェックしているブログ「軍事評論家=佐藤守のブログ日記」の3月27日エントリを見て、興味が沸いたからです。
前総理、小泉内閣時代、マスコミはこぞってあらゆる政策に批判を浴びせていましたか゛、しかし、靖国参拝など、評価できる行動などもあったなどが書かれています。
細部はAmazonのレビューなど見ていただけたらと思います。古森さなには、今後とも「日本の立場」からの論説をお願いしたいです。
尚、著者のHPはこちら(ブログもあり)
白洲次郎のプリンシプルのない日本を読みました。前エントリコメントで、「プリンシプル」は造語と思うと書いたのですが、調べましたらprinciple法則; 主義; 基本的な知識; 道義, 節操、原則、原理などの意味がちゃんとあることがわかりました。
この本を読むともう一つ「筋を通す」とか「潔さ」ってのもあるんじゃーなかろうかとも思いました。
前エントリコメントで仁左衛門さんが引用した「新憲法のプリンシプルは実に立派である。戦争放棄の条項などはその圧巻である。押し付けられようが、そうでなかろうが、いいものはいいと素直に受け入れるべきではなかろうか」とありましたが、その一方で、こうも申しております。
この憲法を平和憲法だなんていってありがたがっている御連中は、おそらくこの憲法の出生由来を知らないのではないだろうか。占領中こういう政治問題を取り扱うGHQのある部局の幹部の一人は、この憲法草案が如何に出来たかということを自慢たっぷりに話す程不謹慎であった。又その部局のオエラ方の夫人は、当時休暇で日本にいた大学在学中の惣領息子が草案の一章か一項を書いたんだと親馬鹿流に公言していたということをGHQの高官の一人が、なげかわしく私に話したのをおぼえている
マックアーサー氏が憲法で戦争放棄を規定したのは文化的の前進だとか、進歩だとか、はっきり何と云ったか忘れたが、兎に角大げさに自画自賛してたに拘わらず、中途から、戦争放棄を規定したからといって自衛権まで放棄したのではないなんて苦しい言いのがれをいわざるを得なくなったのも、この占領方針の転換の一つの表れであった。憲法をでっち上げたときには一つの考え方で、それを適用する時には別の考え方をしなければならなかった破目に陥り、色々と思わぬ苦労を重ね、又いまだにその苦労を重ね続けているのは一寸笑えぬ喜劇である。
憲法の草案を作ったときは連合国による占領だったのに、運用段階でアメリカ単独占領と方針が転換されたが故の話しで、これは決してプリンシプルではないと思いますね。
しかし、未だに憲法論議が繰り返されているのにいっこうに進んでいない今の日本の現状は「笑えない喜劇」ですなぁ。
それはともかく、白洲次郎の頑固だけどかっこいい生き方には、多くの方が共鳴し、あこがれるんじゃーないでしょうか。
ページ数はたいして厚くないのですが、ずいぶん読破するのに時間がかかってしまいました。
この本世界がさばく東京裁判は実は約10年前に出されていたんですね。改めて東京裁判の不当性を認識しました。
一昨年でしたか国会で当時の民主党党首が小泉首相にたいして東京裁判は受け入れるのかと言った質問をしたように記憶しております。確か首相は「受け入れる」と答弁したとおもいます。
しかしね、これを読んだら両者とも実に愚かしいと思いますね。「裁判は不服だけど判決には従った」という日本の共通認識が全く無いので、愚問愚答となったのではないかと思っちゃいました。
この本を読むと、「東京裁判」は、人類の近代史の最大級の汚点だったと感じましたね。詳しくはアマゾンのレビューを見てください。
今年1月に出た本、「国防の真実?こんなに強い自衛隊」を読みました。著者は井上和彦氏であり、以前にも「親日アジア街道を行く」はこのブログでも紹介しました。こちら参照
留萌市にも陸上自衛隊第2師団の部隊が駐屯しております。しかし、正直なところこれまで私は自衛隊に対してネガティブな印象しかありませんでした。又、自衛隊の実力も全く知りませんで、身近に自衛隊を見る機会がありながら、興味も無く無知であった事は、私に限らず多くの人の共通する事だと思います。
しかしこの本を読んで自衛隊に対するイメージが変わりましたよ。最新の装備を持つ陸・海・空の隊員には、頼もしいさもあり誇らしいくもありますしこれからもがんばって欲しいと思いますよ。くしくも中国が不透明な軍拡を進め、北朝鮮は核開発をし、韓国は反日を繰り返して海や空の装備を進めています。これらに対して、日本は自分達の生命・財産をどのように守るのか国民皆で真剣に考える必要がありますねぇ。
増毛や留萌には「自衛隊協力会」がありますが、その方々にも是非読んでいただきたい本です。
去年の10月に買ったこの本、やっとこさ読破しました。「中国が世界をメチャクチャにする」です。
ショッキングなタイトルですが、原文は「China Shakes the World」だそうですから、「揺るがす」くらいのニュアンスでしょうか。アマゾンのレビューを見ていただきたいですが、ほとんどが★5つです。
さて、増毛でも水産加工場に多くの中国人が「研修」に来ています。加工場の社長さん方は、中国への視察を重ねているようですし、もしかしたら中国への工場進出も考えているかも知れません。
この本には世界各地で繰り広げられた中国人による地場産業破壊例が数多く書かれています。業種も様々で、鉄鋼から紡績、ハイテク産業まで、世界のあちこちで町が衰退した事例が紹介されています。最初は「研修」とかいって中国の安い人件費に惹かれて、やがて多くの中国人を雇ったあげく、工場全体が乗っ取られたり、ついには現地を支えていた産業が衰退していった事例が、世界の各所で起こっているのです。
チャイナリスクとは、中国進出についての忠言ですが、現在は経済に留まらず、環境についても中国は危惧されますし、ほんとうにこれから世界はどうなるのか暗い心境になりました。
加工場の社長さん方にも是非読んでいただきたい本です。増毛の産業「水産加工」は、増毛にとって働く場であるし、経済の重要な柱となっています。
「日米開戦の真実 大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く」を約20日かけてやっと読破しました。著者はあのラスプーチンと呼ばれた佐藤優氏。プロフィールを見ると佐藤氏は私とほぼ同年代であったぁ。
さて本の内容ですが、東京裁判でA級戦犯容疑者であった(精神障害のために免訴となった)「大川周明」が真珠湾攻撃直後NHKラジオで放送し、後にベストセラー書となった「開戦理由」をもとに、開戦に踏み切る情勢を分析しながら、現在も尚グローバルスタンダードに翻弄される日本の、進むべき進路を探っている本です。
よく共産党らがTV討論の際に「先の大戦は日本の侵略戦争だった」と言いますが、とてもそんな単純に一言でかたづけられる開戦では無かったと言うことがよくわかりました。当時の植民地をめぐる帝国支配の世界情勢にあってのアジア、日本の立場。欧米がアジアに執った横暴なる外交は、日本にとって日本の長い歴史に豊穣した信義に反する我慢ならぬ事ばかりで、遂に堪忍袋の緒が切れたのではなかったのかと私は思いましたよ。大川周明が、ラジオを通してイギリスやアメリカの歴史、日本の歴史、また地政学的見地、民族的背景など実に判りやすく解説し、国民に対して開戦に踏み切らすざるを得ない理由を、知的に客観的に述べております。まさにこれこそインテリジェンスです。
著者佐藤氏は、現在の日本、これからの日本の進路について、大川周明の思想に学ぶべき事が多いと深く解説しております。
私は、民主主義を採用している日本は国民みんながインテリジェンスを磨き、今後の日本国家物語を作っていくべきだと思いました。
一日遅くなりましたが親王殿下の御誕生、心よりお慶び申し上げます。
私の家で日の丸こそ掲げませんでしたが、日本国家にとって大変喜ばしい出来事であり、祝砲もしくは祝福のサイレンが各市町村全国で鳴っても良かろうかと思いました。しかし、マスコミ特にテレビの取り上げ方は醜かったですねぇ。喪服調の衣装だったりコメントが薄っぺらかったり、あげくには宮家に300万円余計に掛かるがごときの放送に至っては、このような下世話な人たちに「放送」の特権を与えていて良いのかどうか疑いたくなりました。マスコミは、皇室を単なる芸能の一部と勘違いしているのではないでしょうかねぇ。こんなマスコミが社会風潮を覆うため、当の日本人が天皇陛下の御存在の偉大さを、一番知らないのではないかと思います。マスコミは高い知識や深い歴史を正しく紹介するのが本来だと思います。「おじいちゃん」とか「お孫さん」などと一国民と同じレベルでなく、「親王殿下」などの正しい言い方を教えて欲しかったです。
さて、前回に読んだ本、白洲次郎 占領を背負った男の中で、現憲法がGHQによっていかにいい加減に机上の空論で作られ、押しつけられたか知りました。そして、引き続き読んだのが「気高く、強く、美しくあれ―日本の復活は憲法改正からはじまる」です。
この本は、今年の8月20日発行の新しいものです。
櫻井よしこ女史の提唱する新しい憲法の指針が書かれています。現憲法の欠陥は、日本人により作られたものでないため、日本の連綿たる歴史や自然風土などがまったく反映されず、ただただアメリカに二度と刃向かうことのないように構成されています。この本では、日本人に合った憲法を制定すべきだし、その際は日本の歴史や文化を十分に考慮するように提唱されております。
まったくその通りで、私もごもっともごもっともと読み進みました。また、教育基本法もGHQの意図が見え隠れし、戦前の良い部分もまったく反故にされ、国家を思う心を持たせないように誘導され、現在に至っています。
また、「天皇」は「天皇の真髄は機能ではなく万世一系の権威にある」として、他国との比較しながらも、新しい憲法では、「元首」とするのが良いとこの本では提案されています。私も賛成で?す。
今後、首相が替わった段階から憲法改正が話題の中心となるでしょう。一方で「護憲派」と呼ばれる方々も多数おります。増毛町にも護憲運動の会が存在し、平和や戦争の事を真剣に考えているようですが、戦争放棄は放棄でよいですからオリジナルな憲法を提示するなどし、いろあいろな草案を出し合えば良いのではないかと思いました。
今年4月NHKテレビ「その時歴史が動いた」で白洲次郎の番組が放送され私も見ました。ジーンズをはじめてはいた日本人、マッカーサーにも怒鳴りつけた日本人など番組導入部は印象的でした。しかし、テレビは次から次へとところてんのように押し出され、細部にわたる番組内容は今ではあまり覚えていません。
しかし、ひょんな事から白洲次郎とは遠縁の遠縁であることが判りました。私の叔母さんの嫁ぎ先が遠縁であると6月の法事のさいに知ることになりました。じゃー、それ読んでみようと取り寄せたのが白洲次郎 占領を背負った男です。
白洲次郎は日本人にはあまり知られていませんが、戦後直後のGHQ占領から講和に至るまで、吉田首相の側近として通訳などを務めた人であります。現憲法の成立顛末も書かれています。二度とアメリカに刃向かうことのないように作られ押しつけられた「憲法」。日本人の歴史や文化をまったく理解していないデリカシーのないアメリカ人が考えた現憲法であることも書かれています。
「つよい国とやさしい国どちらが好きですか」なんて言ってないで、戦争放棄は放棄でよいから日本人による日本人の憲法を早急に成立させ、しっかりと独立国としてどこの国とも対等に外交せよって思いましたよ。憲法改正は今後首相交代後に盛り上がるでしょうけど、現憲法を土台とするのではなく、白紙からまたは先人の作り上げた明治憲法を基礎に刷新して欲しいです。
サンフランシスコ講和条約の際、首相の署名を吉田茂は用意されたペンを受け取らず、胸ポケットから自分のペンを取り出してサインをしています。この部分は私、不覚にも高ぶりましたよ。その後の首相演説の原稿、白洲次郎は下見をさせられるんですが、外務省が作った文はなんと英語で書かれていた。白洲は激怒して「日本人なのだから日本語で話すべきだ」と急遽、裏方総勢で書き直す。清書する時間もなく和紙に書かれた文は、文字の大きさなどバラバラであったが、それを繋ぎ合わせて巻いた。アメリカ人からは日本のトイレットペーパーと揶揄されたが、首相は堂々と各国の前で演説を終えることが出来たのでした。
白洲は日本のいち早い経済復興には貿易が欠かせないと通商産業省を創設させ、現在の経済繁栄の礎となりました。
GHQは、本国に「従順ならざる唯一の日本人」と報告しています。次郎はあくまで対等に渡り合っています。白洲次郎の「かっこよさ」の原点は武士の精神が根底にあるような気がしました。昭和の凜とした侍が居たのだと私は感じました。
平成の現在、憲法や外交がますますクローズアップされるでしょうが、是非この本を読んでから議論して欲しいものです。
しばらく地味な仕事の為、ブログを更新していませんでしたが、それでも合間に本を読んでいます。で、この国の「義」を思う―歴史の教訓を読みました。この本は今年の7月出版されたばかりの本です。著者「渡部昇一」氏の本はこれまで数冊読んでいますが、氏の最新の本ではないかと思います。
内容はとてもタイムリーなもので、皇位継承問題や耐震強度偽装事件などなどに及んでいます。また朝日新聞への強烈な批判や、スパイ防止法の早急な成立も訴えられております。
いわゆる「ネット右翼」史観の先生とも言える氏の主張は、痛快そのものであり、ごもっともですとうなずくものばかりでした。
先日の首相靖国参拝で、なぜ大騒ぎするのかと疑問を持った「反左翼」初歩の方にお勧めですし、ネット右翼の方にも、改めてこの国の偏向ぶりを確認する上でもお勧めの一冊です。
さくらんぼ繁忙で途切れていましたが、やっと最後まで「武士道―サムライはなぜ、これほど強い精神力をもてたのか?」を読破しました。
約十年前、著名なベルギーの法学者、故ラブレー氏の家で歓待をうけて数日をすごしたことがある。ある日の散策中、私たちの会話が宗教の話題に及んだ。
「あなたがたの学校では宗教教育というものがない、とおっしゃるのですか」とこの高名な学者がたずねられた。私が、「ありません」という返事をすると、氏は驚きのあまり突然歩みをとめられた。そして容易に忘れがたい声で、「宗教がないとは。いったいあなたがたはどのようにして子孫に道徳教育を授けるのですか」と繰り返された。
そのとき、私はその質問にがく然とした。そして即答できなかった。なぜなら私が幼いころ学んだ人の倫(みち)たる教訓は、学校で受けたものではなかったからだ。そこで私に善悪の観念をつくりださせたさまざまな要素を分析してみると、そのような観念を吹きこんだものは武士道であったことにようやく思いあたった。
この本はもともと新渡戸稲造が外国人に日本人の精神を理解してもらおうとして英文で書き、それを改めて翻訳した本です。文中に200を越える注釈があります。著者が数多くの英文書を読まれて引用しております。改めて著者が偉人であると私は認識しました。
昔から日本では道徳教育というものを特別に行われていませんが、しかし、西洋よりもはるかに高い道徳性を持ち合わせていました。その根源は「義」を始めとする武士の精神が日本人の思考や社会行動に深く関わっていることは、私に限らず日本人であれば、誰しもが納得出来ることではないでしょうか。この日本人の社会性は、DNAに刻まれてもおかしくないくらい長い長い年月をかけて豊穣されたのもです。
しかし、現代とくに戦後は「個人」が優先され、自分さえよければOKみたいな風潮や、役人の汚職、社会を破壊しかねない犯罪の多発、金の亡者の出現など、日本人が長い歴史で培った美しい道徳がどんどん破壊されています。
この現代こそ、「武士道」を再認識し「日本人」として教育現場で教えるべきと私は思いました。
サクランボが一段落したので、溜まっていた未読の本を少しづつ読むことが出来るようになりました。今回は謎のコメンテーターであるフンヌさん御推薦の本「斎藤一人のツキを呼ぶ言葉―日本一の大金持ち!」を読みました。
商売で成功する人は、一般人よりもはやりひと味考え方が違うんですね。終始「なるほど」と言う言葉ばかりでした。
果樹園も直売をしている以上、「商人」の要素が大きく参考となる言葉がたくさんありました。と、言いましてもこの本の内容はいわゆる経済の難しい用語は全くなく、非常に基本的で素直に受け入れられる文面でした。日本一の金持ちになろうと思いませんが、商人以外の職種の方も参考となる本と思いました。
昨日エントリにて唐突に「惻隠」などと書いたのは、この本この国のけじめを読んだからです。著者は売れに売れている本「国家の品格」の藤原正彦氏です。
普通同じ著者で2冊目となりますと、同じような内容になってしまう傾向があり少々物足りなさを感じる場合があります。しかし、この本を読んで私は、国家の品格の再確認をしました。前書では主張がほとんどでしたので、藤原氏の人間性などが垣間見られませんでしたが、この本では、藤原先生(あえて先生と呼ばせていただきます)の人柄が見えてきます。
STVラジオ日高晤郎ショー「私の本棚」5月13日放送でも紹介されました。
藤原先生はテレビのコメント部分などに出ておられる事があります。以前のテレビでは、いわゆる小泉批判で引用されておりましたが、「官から民へ」などの批判内容では先生も「反小泉」となります。しかし、左翼的テレビ局とは違って、先生は「国体」についての意見を述べているのであって、左派ではありません。
この本で何度も出てきます新渡戸稲造の「武士道」、早速買ってきましたぁ。
本日3本目のエントリーです。
仕事やらブログやら忙しくなったので、一冊の本を読むのに日数がかかるようになりましたが、この本尊敬される国民 品格ある国家を読みました。
渡部昇一氏と岡崎久彦氏の対談形式の本です。岡崎氏はテレビにも良く出られていますし、渡部氏の本は私も何冊か読んでいます。
改めてこれまでの私なりの考え方の再認識をした次第です。文中で、国家間の同盟関係の大切さを述べられております。岡崎氏は日英関係が強固であったなら先の戦争は回避できたのではないかと分析しております。
この本を読むのに何日もかかりましたので、最初の部分は印象が薄れてきていますが、「なるほどなぁ」と思わせる部分が多かったです。
かつての日本、ことに明治の日本には品格があった。国に品格が具われば国際的な存在は増してくる。
外交の本質は国益を守ること。歴史観によって外交が左右されるなどとは、あってはならない。
やっと手に入れた「マンガ嫌韓流2」を読みました。書かれている内容は、デジタルディバイドの先端者や、私のような自称「ネット右翼」にとっては、特に新しい事はありませんでした。しかし、まぁ、一般人や未だに韓流に乗っているお方には、入門編としてお勧め出来ます。
「中国は日本を併合する」を読みました。経済や軍事を拡大する中国。友好を唱える日本でありますが、本当にそれで良いのでしょうか。
著者は「併合」ではなく「併呑」としたかったようです。毎度おなじみたかじんのそこまで言って委員会にも紹介されたようです。動画はこちら
日本国内で、愛国心とか靖国問題とかそんなレベルでもめていてる間に、中国は着々と台湾進出の準備をしています。台湾と日本は地理的に言って運命共同体であります。
本文より一部引用:
日本政府は経済援助によって中国が経済成長を遂げれば、次には政治の民主化が進み、中国はやがて欧米諸国や日本のような民主主義国家に成長し、「世界の大国」として「責任ある行動をとる」との思いこみ・思い入れに立って、中国に大規模な経済援助を供与した。
そこには、平和主義と拝金主義のぬるま湯に浸り、過酷な現実と異なる価値観を持つ中国に対する認識の欠如、中国にとっての平和とは何であるのか、中国にとっての経済的繁栄とはどのようなものかいとう分析の欠如、致命的な日本外交の欠落を見るのである。
中国がこれまで貧しいながらにも必死に核開発や領土拡張を続けた背景には、アヘン戦争のトラウマが影響しているとの事とであるらしいが、そうだとすれば、中国も不平等貿易を強制した欧米帝国主義の犠牲者であり、お気の毒であります。
しかし、現実に反日教育をして核兵器を保有し、侵略をも辞さず、自己中心的な国の中国がそこにあり、台湾侵攻を着々と進めて、やがては太平洋をも制服しようとする中国の思惑は日本にとっては脅威そのものです。
久しぶりに渡部昇一著書の本を読みました。反日に勝つ「昭和史の常識」です。以前も渡部昇一の昭和史を読みましたが内容は重複するとは言え、今回も痛快明快に「反日」に対抗し論破しています。ネット右翼のための副読本と言ったところですよ。
国をあげて反日にいそしむ中韓朝。国内においても、反日に熱心な朝日新聞(私個人的には北海道新聞の同族ですが)。これらに真っ向から歴史的事実を挙げてわかりやすく解説してくれています。
驕れる白人と闘うための日本近代史を読みました。この本は日本人がドイツ語で書いて、それを別の日本人が翻訳しているというユニークな本です。ですから、著者松原久子、訳田中敏となっています。
日本人は欧米人特に白人に対して、どうも引け目に感じているのではないでしょうか。欧米人も日本人をめくだしているフシはないでしょうか。
例えば日本人金メダルを取るとルールが変更になったり、つい最近もWBCでも、タッチアッププレーにわざわざクレームを付けたり。
20年前、ニュージーランドで数ヶ月農業実習していた時、イギリス・フランス・アメリカ・NZ人と一緒に仕事していました。その時もイギリスやフランス人は完全に私を見下していて、「スモールジャパニーズ」とか「スロージャパニーズ」とバカにしていました。私はイギリス紳士なんてウソっぱちだったと悟りました。NZ人も、多くがヨーロッパ系にもかかわらず、祖宗国であるイギリス人をポムと蔑視的に呼んでいましたから、やはり、イギリス人は尊大な態度をちょろちょろと見せていたのかも知れません。
現在でも欧米人記者が日本のニュースを流す場合、反日侮日的な伝えられ方をしています。こちら「今日の覚え書き」さん参照
さて、この本はそんなヨーロッパ人の「驕り」と闘った日本の江戸時代から現代までを鋭く書いています。
江戸時代は鎖国していた日本。狭い国土でほぼ完全に自己完結社会を築き、しかも200年以上も平和に過ごしていた我ら祖先。しかし、ヨーロッパではいち早く近代化が起こり、そして遠い東洋まで触手を伸ばして植民地を獲得して、贅を尽くしていきました。言うことを聞かない相手国に対しては攻撃を加え、不平等条約を交わし、正に白人が儲かるようにルールを決めていきました。
それに対抗すべく日本は近代化を急ぎ、とにかく西洋に追いつこうと必死に必死にもがいたのですね。その後遺症は未だにあって、白人に引け目を感じる日本人が少なからず私を含めて居るわけです。
Amazonのレビューもみてほしいと思いますが、この本は多くの方に読んで頂きたいです。人口があふれる今後の地球が平和に保つためには、江戸時代を大いに参考とすべきです。欧米のスタンダードでは、間違いなく戦争を繰り返すものと私は思いました。
ヨーロッパのほうが野蛮だった!西欧文明の恩恵に浴することで、地球上の民族は後進性から救われるという、欧米人の「優越意識」に決然と闘いを挑んだ書。ドイツで刊行され、大きな物議をかもし、著者はケルンの駅頭で、平手打ちを受けたほど。
但し、一部南京虐殺や朝鮮占領のくだりがあり、その部分は同意出来ませんでした。まぁ、その部分は1パーセント位で、それ以外はもう、目からウロコでした。
自称ネット右翼仲間の ben氏が貸してくれた本「たった一人の30年戦争」を読みました。数ヶ月前に小野田さんが自然塾を開いている特集がテレビで放送していて、私はなんとなく見ていました。この本を渡された時は、テレビでも紹介されていた記憶があって、正直読むのが億劫でした。
しかし、前回の本「国家の正体」のあとがきに小野田少尉の救出エピソードが書かれていて、これは何か繋がっているなぁと、この本の開いたのでした。
小野田さんの救出劇は、私も中高生の頃でリアルタイムにニュースを聞いているはずです。しかし、その前に生還した「横井少尉」帰還(1972)の方が鮮烈で、小野田さんは、私の中では失礼ながら二番煎じであり強烈な印象を残していませんでした。
しかしこの本を読み進めて、最初四人行動であった事など改めて知りました。一人失い一人離脱し、二人きりの遊撃活動をとる。たまに真剣な喧嘩もしたが、その最後の戦友を銃撃戦で失った小野田さんだが、それでも命令遂行の為一人で戦争を続行したのです。やがて小野田さんを発見しようとやって来た日本人の若者との出会いが、帰国のきっかけとなるのでした。 帰還した小野田さんを待っていたのは、繁栄した祖国日本でしたが、すっかり左思考に汚染された日本社会は、小野田さんにとって全く居心地悪い世の中でした。
この本を読んで改めて小野田さんのまっすぐな性格や、今の日本人の失った大切な心を見た思いがしました。書かれいてる文章は小説ではなく体験した描写であり、小塚氏が撃たれた部分や、小塚氏の墓標に手を合わせた部分など涙があふれそうになる箇所もありました。
一部引用
私は戦場での30年、「生きる」意味を真剣に考えた。戦前、人々は「命を惜しむな」と教えられ、死を覚悟して生きた。戦後、日本人は「命を惜しまなければいけない」時代になった。何かを"命がけ"でやることを否定してしまった。だが、死を意識しないことで、日本人は「生きる」ことをおろそかにしてしまってはいないだろうか。
昨日までの4日間、土地改良の寄稿分を転記したので、ブログ更新をたいそう楽させていただきました。その間にこの本、日下公人著「国家の正体」を読みました。著者の本は以前に「闘え日本人」や、「人間はな戦争をやめられないのか」、また「日本の文化力が世界を幸せにする」を読んでいます。
今回の本は、対談なども交えています。日本を語る際にテレビなどに出てくるコメンテーターなどは日本の事を「この国は・・」とよく言いますが、その他人事のように話すのに違和感があり、「我が国は・・」と言うべきと言っております(アマゾンのレビュー参照)。グローバルスタンダードからローカルスタンダードへ変遷するであろう世界において、日本は世界のお手本になるかも知れないなど、改めて日本文化の可能性を再認識しました。