今年は雪解けが例年になく早く、まだ剪定を終えていませんが、サクランボやリンゴの花が発芽し始めました。
4月9日には我々の属している防除組合でＳＳ（スピードスプレイヤー）の整備を行いました。
４台あるＳＳのエンジンオイルやエレメント交換、各所グリースアップし、いつでも出動できるように若手メンバーで丹念に整備しました。
しかし、当園はまだ剪定枝が樹幹下にたくさん落ちており、残っている剪定は一旦中止して急いで剪定枝を片付けました。
今日の午前中にようやく枝の片付けができて、果樹園内にＳＳが通れるようになり午後から今年第一回目の防除である石灰硫黄合剤の散布となりました。
石灰硫黄合剤は、機械を痛めやすく成分がＳＳにつくと白くこびりつくので、この薬剤をかけるのは一番古い機械を使うことになっています。また、一タンク当たの投入量は、約20キロを5箱と重いし大変なので、フォークリフトで持ち上げて調合。
防除組合では一番最後の順になりました。強い刺激を何度かかぶりましたが、それでも風は比較的穏やかで散布を終えることができました。
【りんご・梨・桃・プルーン・梅】 4.2タンク
殺菌剤：石灰硫黄合剤 10倍