9月8日エントリの「偽装農業用薬剤発覚」の続報ですが、パンガードKS-20の製造元の大原パラヂュウム株式会社、販売元の大塚化学株式会社両社のHPに、この度の回収問題のお詫び文が掲載されました。
どちらもただただ「お詫び」するのみで、何故偽装に至ったのかとか、詳細な記述は無く、またどちらも農水省の補足事項の
「混入が認められた成分についてオレイン酸は食用油中にも含まれる成分であり、モルホリンは危険物?類(引火性)に該当するものその混入量や当該製品の使用方法(希釈倍数)から判断して、人や魚類の健康に影響を与える可能性は低いものと判断します」
部分を最後に載せ、まるで他人事のような閉めでございます。
9月18日、17日付けでありますが、一応HPには回収の周知を行っていますので、それは遅い掲載ながらも一応対処したのでございましょうね。
しかしですよ、製造元の大原パラヂュウム株式会社はね、製造したんだから農水省のプレリリース部分に対して、会社側の意見とかあってしかるべきでしょう。自分で偽装物を造っておいて「人や魚介類に影響無い」って農水省が言っているよって、なぁんだか違和感あります。