3月 302007
 

 本日午後から農協の地区別懇談会(増毛町内分)と、増毛町の行政改革検討会が開かれました。同時間帯にありましたので、私はまず役場の方を先に済ませてから農協の会へ参加しました。
 どちらも参加者が少なくて、寂しい会議となりました。役場で行われた増毛町行政改革会議には、9名中5名の委員が参加しました。この委員は一般町民から公募されておりました。会では町長助役も出座し、事務係から今後の町財政シュミレーションなど説明がありました。大変厳しい財政運営を増毛町は強いられ、余裕がほとんど無い見通しであることが判りました。
 農協(南るもい農協)の方は、総会に備えて各地区に役員が出向いて事前の説明をするものです。私はかなり遅れて参加したため、収支決算予算の部分は聴けませんでしたが、農協の経営計画の部分は聴くことが出来ました。
 農協の計画も厳しい農業情勢を反映されるもので、稲作が中心の南るもい農協にとっては、さい先不透明で明るい見通しは望めないのが現状です。
 増毛町、南るもい農協とどちらも偶然5カ年の計画(見通し)が数字で示されておりましたが、両者「厳しい」との事で暗い気分になりましたぁ。農協組合長に「合併は考えているのか」質問しましたら、もし出来るならば早めに合併すべきだとの意見を頂きました。
 南るもい農協は5年前に留萌・増毛・小平の3農協が合併して出来た農協ですが、組合長は「米価下落の中であの時合併していなければ、今頃どうなっていたか想像するとぞーっとする」と申しておりました。合併によって経費削減が出来た訳で、私もこの意見には賛同するところです。今後も農業情勢は暗い要素が多い中で、更なる農協合併は進んで行くことでしょう。
 一方、増毛町は合併を断念してあくまで単独行政を進めています。私も増毛町は歴史を大切にして、なんとか単独で行って欲しいと切望しています。しかし増毛町は(他市町村も同様に)地方交付税の増減で大きく運命が決まってしまうため、国の意向が大きく影響されます。
 稲作も国の政策に大きく左右される分野ですので、農協も町行政も運命は、国の意志次第であるとも言えます。

3月 202007
 

 今日(20日)午前10時より文化センターで、4月に行われる増毛町議会議員選挙の立候補予定者説明会が開かれました。増毛町選挙管理委員長の挨拶の後、書類や取り決めなど細かな事項についての説明が係りよりありました。
 増毛町議会議員の定数は現在14名ですが、去年定数削減が決まっていますので、4月の選挙では定数12名となります。
 本日の説明会では、25名が参加しました。今日の段階で予定者は13名となっています。
 説明会に出席しなくても立候補は出来るし、今日参加しても立候補断念するケースが考えられるため一概に言えませんが、しかしどうやらこのまま行くと「選挙」になりそうです。

ちなみに

選挙用自動車の検査は4月16日13:00文化センター前駐車場。
事前審査は、4月11日と12日 いずれも9:00?15:00役場2階
3月2日現在の有権者数は4922名

という事でした。あ、肝心の

告示日 4月17日
投票日 4月22日即日開票

です。重ねて申し添えますが、私は立候補しませんので誤解のないように。

3月 182007
 

 昨日の一杯やろう会でテーブルに余っていた原酒を持ち帰って改めて嗜んで見ました。
 やっぱりね、酒蔵で仕事していたFさんの話を聞いていたりして、この酒が出来るまでの「物語」を聞くと、一層おいしく感じますなぁ。
 今日はたまたまハーゲンダッツをお供にこの吟醸酒の原酒を嘗めてみたんですが、これ、合いますよ。おそらく日本酒とアイスクリームを一緒に食する方はほとんど居ないと思いますが、是非お試しあれ!
 ちなみにハーゲンダッツのフレーバーは「バナナキャラメルタルト」でしたが、アイスの甘さと、原酒のアルコールの辛さがナイスマッチしましたよ。左党と砂糖系統はあうんジャーないべかねーっ。

3月 182007
 

 日付が替わってしまったのでもう昨日になりますが、17日18:00より文化センターで国稀酒造株式会社主催の「一杯やろう会」が開かれました。
私も参加しましたぁ。二次会に流れたので先ほど帰宅したため、日付変更時間が過ぎてしまいました。しかし、ブログ更新の早い方がおりますねー。
 こちらも参照:ハイカラ味来人古茶内ジャーナル
 会は社長の挨拶の後、鏡開き(写真)をして威勢をつけて大々的に盛り上がりました。抽選会では私も景品(国稀本醸造一升)をゲットしましたぁ。
 参加者は約250名ほどでしたが、遠くは稚内など管外からも来訪していたようです。会費は2000円でしたが、国稀のもてなしも細部に渡り、食べ物は十分でしたし、ゲームなどもあって会費の倍以上の経費がかかっていただろうと推測されます。国稀のお酒を一通り味合わせていただき、原酒も堪能した一時を過ごさせていただきました。本当にスタッフ・会社関係者には、感謝いたします。
 二次会は、町外の町おこしグループに混じり盛り上がりまして、今帰宅した次第です。
 FM緑の風通信でもお知らせしましたが、改めて日本酒の良さを実感した一日でした。

3月 032007
 

2月25日に地上波で放送された「田舎に泊まろう」増毛編が、今夜8時より衛星放送BS?JAPANで放送されました。
 放送開始まもなくの場面が暑寒沢で、ほんの少しだけ当果樹園が写っていました。写真右の茂みの奥が当果樹園の直売場でございます。

2月 252007
 

 先日紹介しました田舎に泊まろう」増毛編が今日放送されました。画面の写真撮るのを忘れてしまいましたので、写真は今日午後の月の映像です。
 今日放送分は「ハイカラ味来人」にアップされています。
 「田舎に泊まろう」撮影隊はスキー場から町の方角へ本当の徒歩で行ったようで、暑寒沢の風景が最初の方に出ます。ご近所さんの住宅もばっちり映っていました。番組では野々村さんがあこがれた高倉健の映画「新網走番外地」のロケ地を探す設定となっていました。
 「新網走番外地?さすらいの流れ者?」のロケはたぶん35年位前だったのではないでしょうか。私のうっすら記憶では、忠魂碑と港のロケを野次馬したように覚えています。当時は谷隼人さんも来ていたと思いますが、すごく観客が多くて、サイン攻めにあっていたのを覚えています。
 しかし、今回は高倉健さん目当てなのなら、「駅 STATION」との整合もあっても良かろうかと思いました。
 さて、アチコチに「増毛が出るぞ?」と電話しましたが、県によっては放送日が違ったり、局の関係で放送されない地方があったとおもいますが、こちら再放送されます。BSジャパン「3月3日20:00」です。ハイビジョン対応BSテレビでしたら全国同時に見られますので、良いチャンスかと。ジャンプ団体を見てしまった方も再放送をどうぞ。

2月 202007
 

 さっき増毛町を舞台にした映画「駅 STATION」がBS-iで放送されました。古い映画ながら細部にまで凝っている映像が伝わってきました。
 この映画は何度も見てはいますが、増毛の雪、多いですねぇ。
 映画では増毛ホテルとなっていた建物は、本当は日本通運で、通称マルツウでした。懐かしい。と言うか壊してしまってもったいない感じ。
 風待食堂は多田商店な訳ですが、現在はセットを復元して「風待食堂」は観光案内所になっています。こちらが詳しい「ハイカラ味来人
 増毛がロケ地となっている映画は、他にも「網走番外地」シリーズでもあるのですが、これを求めて「田舎に泊まろう」で増毛が出ることになっています。ひっとして来週か?

2月 122007
 

 町長選挙の話題は今回で最後としたいと思います。
 「歳月は人を変える」と元旦にエントリしましたが、「選挙も人を変える」と言えます。町長選挙を支えていた人達は、関わりが深かった人ほどその人の人間性が高まったように思います。脱皮したのか、或いは本性が出たのか、とにかくそれまでにない一面をかいま見せた人が多々おりました。まさに一皮むけたのかも知れません。例えば「檄文」披露やうぐいすさんの堂々とした発声、はたまた終戦式の「締め」の大合唱などは感動しましたよ。 
 さて、巷では早くも次の町議選の話題へ移行しているようです。今回の町長選挙で「勢い」のついた陣営から数名の立起がされるだろうとの事。で、その中に私も含まれているらしい。
 えー、この場をかりてはっきり表明しますが、私は4月の町会議員選挙には立候補しませんから。どうぞご安心を。

2月 102007
 

 今回の増毛町長選挙の投票日は2月3日でした。告示日が1月29日でしたから、選挙運動が出来る期間は5日間です。これまで書いてきたように、選挙期間になってやっと候補者の政策や政見を、言説やポスターなどの図画を使って有権者に訴えることが出来ます。候補者側は全力で選挙運動を展開するわけです。
 一方、投票日に都合が悪くて投票に行けない人がいます。例えば入院中であったり、出稼ぎ中であった場合です。この方々は不在者投票と言うことで、指定病院であれば病院で投票出来ますし、出稼ぎ中の場合は、前もって手続きすれば出稼ぎ先の役所(選管)で投票できます。出稼ぎ先での不在者投票は、郵送でやりとりされるため、時間的にきわどい場合もあります。
 しかしその他に、投票日に仕事が入って忙しいとか旅行に行くなどの場合、投票日前でも役場で投票することが出来ます。いわゆる期日前投票です。この制度は、たぶん国政選挙などで投票率を上げるべく導入された制度のようで、気軽に投票ししくださいと広報しています。
 今回の増毛町長選挙でも期日前投票がなされ、数百人が投票日前に投票を済まされました。(15日追記:期日前投票は約千票弱との事でした)
 選挙期間は僅か5日しかありませんので、候補側は懸命なる選挙戦を繰り広げている最中にもかかわらず、多くの方が期日前に権利を行使したことになります。事実、電話での選挙運動をすると、「もう済ませました」と返答する方が多かったのです。
 期日でなくても気楽に投票出来る期日前投票。投票日の一種異様な会場雰囲気を感じることなく気兼ねなく投票出来るこの制度、利用する方がさらに増えそうです。しかし、そうなると選挙期間の選挙運動の意義がどんどん薄れていく事が危惧されます。
 今後の選挙では、ますます選挙期間前の「後援会活動」のウェイトがさらに増すのではないでしょうか。さらに、投票率アップの為だった期日前投票ですが、今回の選挙では、8年前よりも2%減ってしまっています。

2月 092007
 

 選挙期間は、選挙運動をしなければならず、その方法は公平を期するために活動が制限されています。
 選挙期間外は、個人や後援会がその活動や基本的な考え方を広報する活動をしています。その方策は、リーフレットや広報紙の配布などですが、インターネットの利用も増えてきました。特に最近はブログの普及で、誰でも簡単にHPが持て選挙にも利用したいとの声が高まってきています。
 しかし、後援会活動にインターネットが利用できても、選挙には事実上利用できません。選挙は文書図画の配布は制限さけていて、選挙用ポスターや葉書、新聞広告くらいしか認められていないからです。
 インターネットは文書の他、写真や音声、画像などアップできるし、ブログのコメントをオープンすれば、その反応も見ることができます。個人演説会へ出かけなくても、自宅で自由に候補者の言説を聞いたり見たり出来るので、選挙のインターネット利用は大変有効で有用な手法であると思います。
 インターネットHPは、一般的に見ようとする人が意志を持って閲覧するわけですから、文書図画の不法配布に当たらないとの見解もあるようです。しかし、合法か違法かははっきりしなくて、「法律が追いついていない」と言うのが現状のようです。
 インターネットは、奥が深くて選挙への利用を認めた場合、例えば人気HPへの広告はどうするのか、勝手なホップアップをどう防ぐか、見栄えを良くするためにプロにHP作成を依頼する場合のかかる経費の上限をどうするのかや、HP容量の制限はどうするかなど、私がちょっと思っただけでもインターネットの選挙利用の課題は山積しています。
 しかし、そうは言っても、増毛町役場HPで開票速報をした時、開票当時HPへのアクセス集中で開票速報を更新出来なかった事を考えると、こんな増毛町でさえ、インターネット利用の感心が高いのですから、選挙のインターネット利用の法整備を急ぐべきでしょう。

2月 082007
 

 今回の町長選挙では、街頭演説はもちろんですが、特定の場所へ集まってもらって演説する個人演説会も開かれました。
 個人演説会は、候補者が開催するもので、会館なども使用できます。公営施設を使用する場合は、使用届を出すわけですが、その使用料がかかる場合は各所一回だけ公費で賄われます。
 個人演説会では、候補者の政策、政見を発表して投票の依頼を行うもので、言論による選挙運動の大切な要素となっています。
 それにしても公職選挙法って日本語で書かれていますが、法律だけに非常に難解ですねぇ。こちら参照
「?ができる」とすっきり書かれているものが少なく、「?はできない」が「?はこの限りでない」など、ややっこやしい。選挙に出ようとする人は、高度な日本語読解力が必要ですねぇ。

2月 072007
 

 選挙カーを使って町内を回り、多くの住民に候補者の考え方を理解してもらい、投票を促すのが「選挙活動」の重要な方法の一つです。
 今回の選挙中はあちこちで車を留め、街頭演説をしました。候補をもり立てるため、うぐいすさんを整列させ、高らかに政策を述べたのでした。
 街頭演説の際には、あらかじめ選管からもらっていた「七つ道具」の中の街頭演説の表記(垂れ幕)を掲げる事になっており、写真では右端の隙間より見えています。
 街頭演説の表記は演説中掲げる事になっていますが、逆を言うと、掲げている以上は、それを妨害してはならないって事だと私は理解しています。つまり、正当な選挙活動を妨害されないように、表記を掲げるのだとも言えます。
 ちなみに、告示後の立候補届出の時、選挙管理委員会から渡される「七つ道具」は、この垂れ幕の他に、拡声器使用許可の木札、選挙カー使用許可の木札、選挙カーに乗る事のできる乗車腕章(4枚)と運動員腕章(10枚)です。タスキは当然ながら候補者が用意します。

2月 062007
 

 告示日から繰り広げられる選挙戦。その象徴的なのが、選挙カーによる遊説でしょう。
 一般住民には、平穏を脅かす大音量で連呼する選挙カーは、迷惑千万と思っている方も多いでしょうが、しかし、「選挙活動」で出来る範囲は限られていて、その一つが選挙カーによる遊説です。この車で町内を回り、名前の連呼や、各町内での街頭演説に使います。
 町村選挙では、使用できる車は小型トラックも認められていますが、やはり現在の主流はボンゴ型車でしょう。8年前の選挙や町議会議員選挙では、小型トラックでやっていますが、真冬の選挙ではボンゴ型がやはり良いです。
 選挙カーに掲げられる看板は大きさが限られ、273?以下*73?以下となっていますが、しかし、数に制限が無く、隣合う看板が完全に離れていれば、いくら貼っても良いのです。しかし、道路交通法の絡みから、車幅を超えたり法定内高さに収まっていなくてはなりません。
 そして選挙前に警察の許可を得る事になっています。写真は、告示前日に警察で許可をうける様子です。
 後部横の窓に「流汗悟道」のスローガンを書いていますが、これも窓の大きさが法定内の大きさに収まっているからOKです。しかし、これを車体の白い部分に書いていたら、車全体が看板と見なされ許可が出ません。その場合はテープなどで枠で仕切る必要があります。

2月 052007
 

 増毛町町長選挙の投票が2月3日に行われ、即日開票の結果、石崎大輔氏が対立候補三上晴夫氏を上回り、石崎氏の3選を果たしました。

開票結果 有権者数4,894  投票率 88.17%
石崎大輔 2,534
三上晴夫 1,732
無効 49

当確時の万歳する様子が道新翌日の第1面を飾りました。
 私はこの選挙に深く関与していましたので、選挙期間中や前哨戦(後援会活動)の期間中、ブログ更新が出来ませんでした。やっと今日あたりから普段の生活へ戻りますので、ブログ更新を頻繁に行いたいと思います。
 選挙に関して、エピソードがいろいろありますので、しばらくは暴露話が続きます。

1月 312007
 

29日告示された増毛町長選挙。投票日は土曜日の2月3日。2名が立候補。一騎打ちとなり、選挙戦は中盤を迎え選挙ムードが一段と高まって来ました。
 選挙活動は、公平性を期すために様々な制約があり、候補者の政策の周知法や投票依頼の方法は、選挙用ポスターや、選挙カーによる遊説、街頭演説や個人演説会などがあります。そして、もう一つは選挙はがきです。
 町選挙に出す事が出来る枚数は2500枚。郵便代は公費で賄われることになっています。
 しかし、私の所には家族も含め、どちらの候補者からのはがきが来ていません。家族の多い家は、複数枚の選挙はがきが届いたそうですが、家はゼロです。なんだか一人前扱いされていないようで、寂しいです。

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