1月 262007
 

 25日午後3時より増毛町役場にて、新年最初の増毛町農業委員会総会が開かれました。
 今回の総会では、農業委員会選挙人資格認定が議題に寄与されました。
 各市町村にある農業委員は、農業者の選挙により選ばれる事になっております。その「農業者」とは、

?30アール以上の農地について耕作の業務を営むもの
?耕作業務を営む者の同居の親族又は、その配偶者(省令で定める耕作に従事する日数が、概ね60日以上であること)
?30アール以上の農地について耕作の業務を営む農業生産法人の組合員又は、社員(省令で定める耕作に従事する日数が、概ね60日以上であること)

と定められており、それぞれ選挙資格があるかどうか農業委員が判断する仕組みになっています。

 増毛町の耕作者は年々高齢となり、田んぼは貸与が複雑になっていたり、経営を移譲していたり、耕作者構成が複雑化しています。また高齢化や他へ仕事に出たりするケースもあって、今年も多くの方が欠格となりました。農業者の減少は、危機的状況となりつつあります。

9月 192006
 

 台風がゆっくりゆっくり近づいていますが、今の所(17時)穏やかで晴れています。台風がそばに迫っているのが信じられないくらいです。
 さて、恒例の増毛町秋味まつりは9月24日に開催されます。詳しくはMashike.jpをご覧ください。

 話は今日になりますが、先日HBCのHanaテレビの取材があり、本日放送されました。
 増毛のスィーツを探せのテーマで、まぁ、当果樹園はちょこっとブドウを食べたシーンが映りましたが、家の親父が撮られていまして、中村屋菓子店を案内しておりました。また、別のシーンでは、菓子司やまざきさんも出てましたぁ。

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8月 282006
 

 今日(8月28日)付け日本農業新聞北海道版に、留萌管内産米PRキャラクター、「コメファイター」の記事が載りました。(写真クリックで可読拡大しますが、最下段は段落を修正しています)これを見たHBCラジオの人気番組「カーナビラジオ」でも取り上げられ、全道に知らしめられました。ラジオでは、支庁の担当?の方が受け答えされており、なかなか好感度よく話されていたと思います。コメファイターの詳しくは記事を参照。
 さて、コメファイターのテーマソングですが、私、「FM緑の風通信」でも何度か紹介しましたので、CDを持っています。MP3でアップして良いものかどうか判りませんが、これです・・・
米飯普及戦士コメファイター

5月 282006
 

 今日、増毛町えび祭りが開かれました。朝からけっこうな賑わいで、エビ買いのや三国カレーを求める行列が長蛇となっていました。
 しかし、開催直前の9時過ぎより天候が思わしくなく、10時頃からポツポツと雨。昼に近くなるにつれて寒さも加わりコンディションが悪くなりました。
 行列は一通り過ぎた後はパタと消えました。
 私は写真を撮って回り、農協ブースでくすぶっていましたが、気温低下でぶるぶると震えていました。
 去年は前日に日高晤郎ショーへ出向いてえび祭りのPRに出かけましたが、今年は行きませんでした。その為なのか、悪天候のせいなのか客足は今ひとつでした。肌寒いので冷たいものは敬遠され、りんごジュースの売れ行きはさっぱり。酒屋さんのビールも用意した3割以下の出で、空缶よりも持ち帰る生ビール缶が圧倒的に多かったのでした。
 エビは、これまでの苦情等を考慮して、小箱(1.5キロ)にして数をたくさん用意。しかし、最期は100箱ほど売り残ったようです。エビが売れ残るのは、このイベント初の経験でした。
 雨が降りましたので、野外ステージでの催しは、人気が無く、また離れたブースにも来客は寂しいものでした。
 毎年のこのイベントは天候に恵まれ、来客数は相当にあり、道内屈指のイベントと私は思っていましたが、今日は惨敗でした。天候の悪さは当然ですが、PRの力不足もあろうかと思います。寒くても雨が降ってもお客さんの出足を促すような魅力が、我々スタッフからにじみ出させる努力が不足していたようにも思えます。

5月 092006
 

 町長の諮問機関であります「増毛町まちづくり町民会議」では、一年間の討議を重ね昨日、最終の改革案書を町長に提出しました。
 これまで議員定数問題で、町会議員との軋轢を生んだ我々町民会議メンバー。町議定数大幅削減は叶いませんでしたが、増毛町が自主自立の自治を健全に遂行するため、まぁ、その「金は無くても幸せを感じられる増毛町」の姿はどうあるべきかを真剣に討議を重ねて、やっと最終の提案書を提出することになりました。
 私は通夜出席のため、提出セレモニーには同席できませんでしたが、その後、この会初めての当然ながら会費制の質素な打ち上げを行い、途中から参加した私も、お酒をたしなませていただきました。
 町にとって、今後の財政運営は余談を許さない状況ですが、どうか町民はじめ役場職員や町理事者が一体となれるような運営をしていただきたいと思います。

3月 242006
 

 昨日夜に「増毛町まちづくり町民会議」が開かれました。私は、JAの総会前地区別懇談会がありましたので、町民会議へは遅れて参加しました。
 町民会議の最終報告書っていいますか提言書「自主・自立まちづくり改革案」は、最終の段階に入っていて、文章の言葉遣いなど細かな修正に入っています。しかし、会議のはしはしには、町議との衝突したやるせないメンバーの嘆きがどうしても出てきます。
 さて、前回3月14日エントリにdositaさんより度重なるコメントを頂きました。
 今回の我々からの提言で、一番物議をかましたのは議員定数の大幅削減でした。現行14名から我々は8名もしくは9名に削減すべきと提案しました。しかし先の町議会で「民意を反映して2名減」との我々が春から予想していた軽微な削減を可決しました。
 日本人は他と比べることでその説得力を増すクセがありますから、あえて比較しますと、これにより増毛よりも人口規模の多い羽幌町と同定数となるわけです。
 しかし、実際に財政の軽減としての議員削減は実効性は薄いのです。増毛町の場合、議会議員に掛かる財政負担は全体の1パーセント程度なので、例え半分にしたところで、たいしたこと無いのです。ですから、私は何回も「町民全員の意識改革」のきっかけとすべきと訴えて来たのです。
 ここへ来て、数人のメンバーが飲んだ席とはいえ町議と激論を交わしても、議員さんと我々の溝は深まる一方ですし、役場内でも町民会議を企画するセクションが浮いた存在だったりと、現状は町民がそれぞれ遊離しております。これは全く我々の意志に反する事態であって、はやいとこ町民一丸となる意識統一が必要と思われます。

3月 142006
 

 今日の北海道新聞31面「道北版」の「かわら版」に、前回の議員定数削減に関する増毛町まちづくり町民会議を取材した道新留萌支局長の記者としての感想が書かれました。(写真クリックで拡大)
 ※これに関してのこのブログ関連記事は、右の欄(サイドバー)下の「カテゴリー別記事」から「まちづくり」をクリックで、一連のエントリが見られます。
 増毛町議会では、前回の議会で、議員定数をたったの2名減とする議案が出され、次回(16日)の議会で正式決定する運びのようです。議案提出に当たっては、「町民の意見を十分反映した削減案」であるとシャーシャーと述べているようで、いったい町民会議のメンバーは町民ではないのかとの嘆きも聴かれました。あるルンバーは、我々は町民なるものなんだべなぁと、虚しさをあらわにしています。本当に道新支局長が言うように町議と町民との乖離は、財政危機を迎える増毛町にとって、不幸の何ものでもありません。提案した議員さん、この記事を是非見てくださいね。
 さて、今日もまちづくり町民会議がありました。いよいよ最終段階で提言書をまとめる作業に入っています。私が申したのは、町長を始めとする町理事者、議員を含めたリーダー達のさらなる重責を明記するように意見いたしました。財政の危機的状況を町民全員が共有して、一丸となって新たな増毛町の歴史を刻む覚悟を示すべきだと思うんですよ。
 私も一時は合併する思考に流れましたが、はやり、北海道でもかなり長い歴史をもつ増毛町を、将来に誇りを持って脈々と作り上げることが一番よいと思うようになりました。未来の増毛町民が、例え貧乏でも「先人はよく増毛町を残してくれた」と思ってもらえるような、恥ずかしくないまちづくりを今を生きている我々は考えなくてはなりません。英知を振り絞るべきなのです。例え苦しくとも。
 将来的に増毛町の財政が劇的に裕福になることはまず考えられません。であるならば、金銭的幸福感を求めるのではなく、町民が連帯して心の豊かさを追求する方針を打ち出すべきです。

3月 082006
 

 北海道新聞への批判エントリばかり書いてきましたが、今日はその反対。道新の地方記者は地道にがんばっています。
 さて、今日付(3月8日)道新留萌地方版に増毛町議員削減記事がデカデカと載りました。写真クリックで拡大しますから、読んでください。
 私はこれで何回か「まちづくり町民会議」の模様やその考え方をエントリしてきました。そして、議員の大幅削減を訴えてきました。それは単なる議員への支出削減だけではなく、リーダーとして町財政悪化を乗り越え、独立自治をする町民への覚悟の表明であります。そして、厳しい選挙を行うことで、町民全員が新たな意識のもとで行政を見守り、将来を築くためなのです。
 しかし、現議員さん達は、単なる財政支出の一つ程度にしかとらえておらず、議長に至っては記事末部分で、報酬削減は後で考える(次の議員さんで考えろ)との無責任きわまりない発言をしているようで、全く情けなくなりました。
 もうね、私ね、これまで何回も町民会議に出ましたけどね、だんだんね、ばかばかしくなりましたよ。
 町会議員は民意の代表とか言いますが、いったい何時町民の意見を聞いたのでしょうかねー。議員さん達はだんだん町民から離れて中に浮いているよーに見えますよー。

2月 282006
 

 20日のエントリで増毛町の議員定数大幅削減を訴える記事を書きました。これについて、もう少し判りやすく整理したいと思います。
 今日、例のごとく「まちづくり町民会議」がありました。その中でも、例えば福祉の話をしていても、結局は議員の仕事・任務に関する話題に帰結します。メンバー数人は、何人かの町会議員さんと議論して、ずいぶんと考え方のギャップに驚いていて、呆れていると言うより諦めの心持ちの方もおりました。
 数日前のニュースで、余市町の赤字予算計上がありました。道新記事こちら
※記事は時間が経過すると削除されますから、コピペで引用しますよ(無断です)。

4億円歳入不足、実質赤字予算に 余市町、一般会計  2006/02/22 09:26

 【余市】後志管内余市町は二十一日、二○○六年度の町一般会計当初予算案について、約四億一千万円の歳入不足を解消できず、不足分を収入見込みのないカラ財源として「その他雑入」に計上する実質赤字予算とすることを明らかにした。
 町は赤字予算の原因として、三位一体改革で地方交付税が○三年度比で約三億円減少する一方、歳出面では公債費など義務的経費が大きいため抜本的削減が難しく、不足分を補ってきた財政調整などの基金が○五年度でほぼ底をついたことを挙げている。
 今後、職員手当など人件費の削減や町内各種団体への補助金カット、町税や保育料などの滞納対策強化に取り組むが、単年度での収支均衡は厳しく、「最悪の場合、三、四年後に累積赤字が十億円を超え、財政再建団体に転落する可能性がある」(総務部)としている。
 道によると、道内では○四、○五年度に小樽市が、○五年度に留萌市と根室管内羅臼町が、収入見込みがない財源を計上する手法で実質赤字予算を編成、近年では余市が四例目となる。他の市町村の○六年度予算案については「まだ全体を掌握していない」(市町村課)という。

増毛町も他人事でありません。まぁ、しかしねぇ、国会ではメールごときで大騒ぎしていますが、地方のこの深刻さを考えてくれる人はいないんでしょうかねー。逢坂さんよ!この地方の惨状を国政に訴えてくださいねー。メール真偽で騒いでいる自体、国政程度の低さが露呈していますよっ。ったく!
 さて、増毛町の財政危機はもはや緊急事態です。非常事態宣言に価すると私は認識しています。この事を町会議員さん達はどの程度の認識なのでしょうかね。まっ、私の考え方のフローチャートを書いてみたいと思いますよ。
・増毛町の財政は非常事態。大幅な支出削減が求められる

・行政サービスの低下は避けられない
 各団体補助金カット、福祉、教育、果ては除雪等まで町民に我慢や負担増を求めざるを得ない

・全町民がまず、町財政危機を認識し、共有する必要がある。
 町民総勢で危機を乗り越える覚悟が必要。町民力の活用が不可欠(例えばボランティア等)

・旧態依然の意識を町民全員が変革しなければならない

・リーダー(町長・町会議員・役場職員)が窮状を町民に知らしめる

・リーダーがまず、指針とその態度を町民に示し、率先して意識改革を行うべき

・当然、リーダーの責任は今後さらに重くなる

・議員報酬削減—->重い責任を付託出来ない危惧がある

・報酬はそのままに議員定数を大幅削減してはどうか

・選挙が厳しくなると、適切な政策論議が深まる
 当然、選挙時には町民へのアピールが広がり、町民の意識改革に連結するしそのよいきっかけとなる

 町民会議では、議員定数を14から一桁台への大幅削減を提唱しています。その理由はただ単なる議会費削減ではありません。全町民の「意識」改革の為だとご理解いただけたでしょうか。
まぁ、やっぱり活字にすると判りづらくなりました。言いたいことを活字にするのは難しいです。
疑問点がある方、また反対される町会議員さんがおられましたら、夜でしたら空いていますから、いつでも(金曜日を除く)ディベートしますので、お知らせください。
 議会運営委員会では、たった2名減を打ち出したと聞いています。また、3月3日の本会議で決定する運びであるとの情報もあります。「まちづくり町民会議」は、一町民の集まりです。議員さんは町民の意見の代表者です。
 しかし、その町民代表者と一町民集団と意見があまりに乖離している事実は、民意を反映していないとも言えますよ。であればなおさら議員は人数が少なくても良い事になります。
 本来ならば、まちづくりは「夢」を語る場であってほしいと思います。将来を見渡したマクロの視点での「町の在り方」を語り合いたいものです。しかし、財政難の今は、足下の小さな論議を強いられ、夢さえ見ることが出来ない現状です。どうか、町をリードする皆さんには、それらを踏まえた論議をしてほしいと願っています。
【訂正:3月3日は議会運営委員会でした】

2月 202006
 

 今日はほぼ快晴。朝から良い天気。日中は気温も上がりました。こんなにすっきりした日は久しぶりです。
 午前中は秀峰「暑寒別岳(1491)m」がはっきり見えていましたので、記念にシャッターを切ってみました。写真クリックで拡大します。
 暑寒別岳は、なんと言っても増毛町民の誇りとなっています。その雄姿は、雨竜側から見たのとは全然違って、増毛側から見た景色が断然存在感があります。
 さて、一連のまちづくり町民会議で議員定数大幅削減を中間報告に盛り込みましたが、先の議員運営委員会にて、議員さん達は、その思いを反故したようです。
 私達まちづくり町民会議では、増毛町の財政危機を踏まえて、細かな支出削減は当然であり、しかもそんな小手先改革以上に何より役場職員を始め、町長や各町民の意識の改革を訴えています。つまり、行政サービスの低下は当然ですし、しかしなによりリーダーの広い見識や鋭い指針、高い資質が、合併を避けた増毛町にとって必需だからなのです。
 しかし、増毛町の議会議員さん達は、どうやら町の将来を真剣に考えている様子はなく、とりあえず2名程度の削減で一応の態度を示してお茶を濁すようです。議員さんは、年金とかもろもろの事情が絡んでくると、権益が優先されるようで増毛町の将来は二の次なのかも知れません。そう思われても仕方ない態度ではないかと私は思っています。
 増毛町の財政は待った無しの危機的状況で、全町民が真剣に考えなくてはならないのです。その状況をストレートに町民に伝えるべきは、議員の仕事でもありますし、また、どうあるべきかとの将来像を考えるのも議員さんの仕事です。
 もう一度言いますと、危機を回避するには町民全体で、旧態依然のぬるま湯意識を改革する必要があるわけです。思い切った改革は、リーダーがまず示してください。それを町民が選挙の機会に判断しますから。従って、選挙は厳しい状況でなければ町民の意識が反映されません。だから、思い切った議員定数の削減が必要なのですよ!
 今日の暑寒別岳は奇麗で雄壮でした。ガキの頃からこの山に抱かれて来ました。
 増毛町のリーダーの皆さんも暑寒別岳スケールで、広い視野と視点で増毛の舵取りをしていただきたいと思います。

1月 192006
 

 毎回、批判的エントリを書いていて、このブログを見ていただいている方の中には愉快な気持ちになれない人もおられましょうが、今回もそれです。
 増毛町は、毎月町内世帯に対して「広報」を配布しています。年始めの1月号には、「年頭のごあいさつ」として、町長と町議会議長の挨拶文が載っていました。その議長の文中で私としては見逃せない一文がありましたので、取り上げさせていただきます。
一通りの新春挨拶の後・・・

現憲法のもとで、地方自治に関する組織と運営について定めらており、予算編成権、提案権及び執行権は町長に専属しています。
 議会には議決権を与え、議決がなければ執行できないという建前になっており、状況によっては修正や否決も出来ることになっています。町長と議員は住民による直接選挙で選ばれ、それぞれの権限に基づいて役割を果たしています。

はい、はい、そうですね。町長の権限はもちろん、議会議員っていうのもその権限を町民から預託されているんですね。で、その後の文・・・

 昨年、「まちづくり町民会議」なる組織が発足して、町の行財政改革の基本的な考え方に関して提言していくそうですが、これはあくまで町長の諮問機関であり、議会に提案されるときは、法律に基づき、越権行為の無いようにしてほしいと思います。

私は、そのあなたの指摘する町長の諮問機関のメンバーなんですよ。5/23 11/1去年何度も夜に集まって、増毛町がなんとか自立して自治を行って行くべく、役場内のスリム化や意識改革などを進めるための具体的な案を絞り出して真剣に討議を重ねてきました。それも無報酬です。議長の挨拶文後半でも、増毛町の自主自立を訴えておられていて、我々「まちづくり町民会議」との目指すベクトルは、同じです。それなのに、この他人事というか、出しゃばるなよと釘を打っているのかと思わせるこの文には、がっかりしました。
 町民会議の面々は、直接選挙で選ばれたのでもなく、ただの町民です。しかし、その町民のレベルでの視点で色々提言をさせていただくのです。その中には、思い切った議会議員定数削減も盛り込まさせていただいています。町民会議の中で、メンバーから出された意見の中には、「このような行政の細やかな部分なんかは、町議さんがとっくに指摘しておくべき事じゃーないですか」といった愚痴も多々あったのです。
 私達には、町長や議員のように特別な「権限」は全くありません。従って越権行為のしようがないのです。
 しかし、私達町民には唯一「選挙権」があります。私達は、その権限を淡々と遂行するだけです。

1月 102006
 

 簿記入力をさぼってネットを見ていましたら、どこか忘れましたがこんなのありました。
excite翻訳の中国語で、中国語から日本語自動翻訳
 中国語欄に色々と漢字を入力して翻訳すると・・・
 「韓国」?>「〓弊害」
 「北朝鮮」?>「訴える陳〓」
など、笑えるような笑えないような、的を得ているような皮肉なような翻訳をしてくれます。ついでに
 「南朝鮮」?>「ドジョウの陳〓」
 「韓流」?>「〓霜」
 「嫌韓流」?>「〓〓クリーム」 (笑)
じゃー、身近なところで
 「留萌」?>「残して芽生える」、うーんそぅ、じゃー
 「増毛町」?>「〓おじけづく町」
なんじゃーこりゃーっ!歳入減で緊迫財政の増毛町。この翻訳どおりにならないようにお願いしますね町長さん!

11月 012005
 

本日、増毛町まちづくり町民会議の第7回全体会議が開かれました。私もこの委員をしています。5月23日の第1回から、総務や産業などの専門部会も含めるとのべ20回以上の会議を重ねています。私は、総務部会で、役場の職員等の人件費や、予算などをやや深く議論しました。
 今日は、そのこれまでの総括を「中間報告」と言うことで町長に対して、意見書を手渡しました。少ない歳入の中で、増毛町が合併なしでもやっていける方策はないのか、一般町民レベルでの意見をまとめたものです。
 会議では、ホテル問題、採石事業問題など挙げられましたし、我々総務部会からは、なんと言っても最大の提言は議員定数の大幅削減を打ち出しました。
 行政改革を取り組むにあたり、最重要なのは、「意識」の改革であり、旧態のままでは破綻することははっきりしているのです。町民の意識が何より変わる必要がある訳で、行政サービス低下をどの程度まで落とせるのかがカギとなります。それには、トップである町長を始め、役場職員の危機意識も持つことも重要ですし、議会の理解も不可欠です。
 そこで、私たちは議員の定数を現14名を8名にすべしとの意見を挙げさせていただきました。定数が下がることで、当落のラインが上がり、町民も選挙を通じて、意識が変化して、単なる「親戚だから入れる」といったような、意識もうすまり、より有能な人材を選出するように作用するのではないか、当選議員も相当の高い意識で、議会運営していただけるのではないかとの思いからです。現在の議員さんが悪いといっている訳ではありませんので、誤解の無いように。
 しかし、我々のこれらの意見はなんら拘束力はなく、いろいろ変革していくのは、町長をはじめとする理事者であります。何度も夜な夜な集まり、コップのお茶だけの無報酬で、されど真剣なる討議を重ねた今回の中間報告ですので、出来るだけ多くの意見を取り入れて欲しいと思っています。
 今日の会議の中で、厳しい財政の中でも、「夢を語れる増毛町」でありたいとの意見が、耳に残りました。

5月 232005
 

増毛町は、留萌市、小平町との3市町村合併を断念しました。毎年削減される地方交付税の中、厳しい財政運営を強いられています。さらに、合併が破綻したことから、ますます過酷な状況となっています。
 そこで町は、広く町民のつっこんだ意見提言を吸い上げようと、「増毛町まちづくり町民会議」を立ち上げ、第一回目の会議が今日の夕方開かれました。
 この会議の委員は、一般公募と行政改革検討委員からなる21名の増毛町民で構成されています。本来ならば、このような町作りなどの検討は、町議会での各委員会等で行うのですが、合併をあきらめ自立の道を歩んだ増毛町は、より広く町民の意向を受けようとするための今回のプランです。
 この会議での決議等の効力は強制力や法的拘束力など全くありません。しかし、一町民として行政に対して自由な意見を言えると場は、新しい試みとして評価に値すると思います。
 私は、行政改革推進委員だった事もあって、今回もこの会議に出席する事になりました。町行政に「お金」が潤沢に無いという現実に、ならば少ない予算をどのように有効利用すべきかを考える必要があります。まぁ、私が思いつくのは、支出の削減と収入増の方策といったありふれた事しか思いつきませんが、なにかしら町に役立つのであれば協力していきたいと思っています。

12月 142004
 

 今日付けの北海道新聞にも載りましたし、明日付けの留萌新聞にも載りました。
 昨日行われた地区別懇談会にて、町長が合併協議会離脱を表明した模様です。増毛町は、留萌市と小平町との法定合併協議会を持ち、話し合われていましたが、どうやら「時間切れ」と言うことで、今回の合併話にピリオドを打つようです。
 私の意見としては、留萌市の財政があまりにも悪く、このまま合併したところで、数年財政問題が先送りされるだけで、「豊か」になるわけでもないし、されとて、単独でいっても交付税を削られれば増毛も成り立たないと、どっちに転んでも「良くない」と感じていました。
 地方の合併は、単に、地方交付税が減らされることに要因しており、政府のこれまで、展望を持たず責任を取らずにここまで来たつけを強行に地方に押し付けようとする乱暴な政策によるものと私は理解しています。
 今後将来、再び合併が話題に上るでしょうが、とりあえず、増毛町は、今回の合併特例法を受けず独自路線をとる決心をしたならば、相当の覚悟の上と思いますし、町民もそれなりのがんばりを見せなければなりません。

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