電牧柵の線を配線。このラインは数件の畑を延長していて、上流のお隣さんが張ったとの事で、本日、当果樹園の部分を張りました。
サクランボ開花直前、ミツバチは明日の夕方に入園予定。それまでの防除を行わなければなりません。
早朝から本日は晴れて穏やか。まさに薬かけ日和です。
【りんご】 2.5 タンク
殺菌剤:べフラン液剤 1000倍
殺虫剤:フェニックス顆粒水和剤 4000倍
【なし】 1タンク
殺虫剤:フェニックス顆粒水和剤 4000倍
【さくらんぼ・プルーン・桃】 3.5 タンク
殺菌剤:サンリット水和剤 2000倍
殺虫剤:フェニックス顆粒水和剤 4000 倍
一方、梅が開花しております。
平成31年元旦のご挨拶をしていませんでした。身内の不幸があったりして、ブログ更新も滞っておりまして、ご覧いただいている皆様には申し訳なく思っております。
さて、平成から令和と御代が変わりました。改めて、皆さまに新御代のお喜びを申し上げます。新時代にあっても、変わらぬごひいきをよろしくお願い致します。
ぶどうのツマグロアオカスミカメ防除のため殺虫剤を散布
【ぶどう】 1.25 タンク殺虫剤:モスピラン顆粒水和剤 2000倍
前回で薬剤散布は終わりにしようかと思ってましたが、余市などの情報や去年までの貯蔵リンゴの痛みから、やっぱりもう一度押っつけの薬剤散布しました。
ついでにプルーンも。安い薬剤でよかったんですが、防除組合に残っているのは限定的でこの際、価格が高いのにしています。
これで今年のSS散布は、落下防止がない限り完全に終了かと思っております。
【早生種以外のりんご】 2タンク (つがる・さんさ・みちのく・ブラムリーなどを除く)
殺菌剤:アフェットフロアブル 2000倍
Ca剤:スイカル 1000倍
【プルーン・桃・すもも・千両梨・バラード梨】 1タンク
殺菌剤:アフェットフロアブル 2000倍
殺虫剤:ディアナWDG 10000倍
強烈な台風21号は近畿地方を中心に猛威を振るい、関西国際空港を使用不能にしながら日本海を北上。
予想に反して台風は温帯低気圧に変わることなく、スピードを上げて北上。朝4時過ぎには34.6メートルの強風を記録した。
さて果樹園はどうかと言うと、はやり落果は避けられない。
しかし、記録的な強風の割りには被害は深刻ではないようだ。もちろんすでに果実が大きくなっている千両梨やマリラの落果は多かった。
バートレットは、昨日に風が通りそうな場所を収穫したし、ブラムリーりんごも巨大な果実を中心にもいだ。
ブラムリーはもう少しもいでおいた方が良かったかもしれないが、こんにな早く収穫したのは初めてなので、昨日は19コンテナほど収穫した。もちろんまだブラムリーはデンプン量がおおいだろうから、りんごとしては未熟なので、コレから冷蔵庫でじっくり追熟し、早もぎのブラムリーの経過を見てみようかと思います。
全体として数割程度(場所によりますが)の落果で、記録的な強風のわりには、まだ悲観的になっておりませんので、ご安心を。
本日をもってサクランボは、ほぼ終了します。
今年は開花が早かったにも関わらず、6月下旬から7月上旬の低温や日照不足により収穫はじめが遅く、しかし7月下旬から急激な気温上昇のため果実の持ちが悪くなるなどで、終了はいつも通りの時期となりました。
今年の特筆すべきはやはり7月上旬の災害をもたらすような豪雨と長雨。これにより露地のサクランボは一粒も収穫できぬままカラスのエサとなりました。またカラスの異常行動。まだサクランボが青いにも関わらず、大勢でやってきて未熟なサクランボを荒らしていきました。
また6月中旬から早めに雨よけハウスの被覆を始めましたが、2度にわたる強風が吹き、数棟のビニールが剥がされたり、アーチパイプが曲げられたりしました。
長雨で日照が少なく、着色甘味乗りが進まず、やっと収穫が本格化したものの、7月下旬には急激な高温になり、33℃にせまる気温が記録されました。これ以降サクランボは急速に軟化し、晩生種の味は良くなったのに、果皮がしなびて樹上でドライフルーツとなってきました。
6日をもちまして、サクランボの収穫はほぼ終わり、ビニールも徐々に下ろしたいと思います。ご来園くださいました皆さま、ご用命いただいた皆様に感謝とお礼を申し上げます。