約20年前頃さかんに活動していた増毛アマチュア無線クラブ。コールサインはJH8YCI。私もこのクラブ発足に携わっていました。しかし、携帯電話普及に伴い、無線を趣味とする人は減少し、増毛アマチュア無線クラブもいつしか活動が休止のままでありました。
一時は増毛で「アマチュア無線講習会」を開いて無線人口を増やしたり、定期交信などしていました。無線機の常置場所は増毛の文化センター内に置いて、増毛の産物や公園をPRするQSLの発行などしていました。
しかし、現在では従事者免許はあるものの、更新が必要な局免許「コールサイン」を持っている人は増毛で数えるだけとなり、この度休止していたクラブを完全に廃止する事になりました。
先日、文化センター内にあった関係書類やリグを片付けました。
クラブは、講習会等で収入していた口座残高約26万円がありました。審議の結果、お世話になった増毛町へ寄附する形で処分する事に決まり、本日午後、増毛町文化センター長へお渡ししました。
携帯電話が普及していますが、災害や山岳遭難時、携帯が通じなくてもアマチュア無線が役立つ場合があるため、災害等の緊急時は個人や別団体で対応する事になっています。
私は、無線局免許を更新してなんとか現在でもコールサインを持っていますので、たまには無線機のスイッチを入れてみようかなっ、と思っています。
本日3月17日、北洋銀行増毛支店が新築新装オープンしました。これまでの建物老朽化に伴い、場所を数十メートル移り、新規に開店しました(ネットはこちらPDFファィル)ちょうど通帳の記帳する用がありましたので、立ち寄ってみました。ATMでも用が済むので、ATMを探しながら中に入ると、行員さんから記念品を渡されました。「今日はどのようなご用ですか」と問われたので「記帳なんですけど・・・」となんだか記帳するだけなのに記念品もらっちゃって恐縮している私でした。しかし、その行員さんは新規に導入した受付機の説明をしたかったんですね。
銀行のドアのすぐ内側に機械があって、該当する用事のボタンを押すと、受付番号の切符が出てくる。窓口からは表示とともに自動音声で番号が呼ばれる仕組みです。札幌の大型銀行みたい。すげっ。しかしねぇ、増毛の場合何十人もの同時来店って、年を通してもそんなに無いと思うし、たぶん、その機械は煩わしいだけジャー無いのかなと思いしたぁ。
増毛町の商店街はさびれる一方の中、新築移転オープンなんてニュースは滅多にないので、明るい話題として取り上げさせていただきました。
本日午後2時より、平成19年度第一回増毛町行財政改革検討会が役場2階会議室で開かれました。
この会は議員でもない一般町民が、増毛町の行政や財政を、無駄なく効率よく使われるように町民の目線で町へ意見を申しようと言う会です。任期は3年で平成21年3月末までで、10名の町民が名を連ねています。年度末なのに第一回目と言うのは、事務局サイドののんきさが出ていますが、委員からは財政で改善する余地がある意見も出ていました。
会議には増毛町の収入は予算規模のほか、産業団体や公的団体教育的組織への補助金の額、町が持っている文化センターやスキー場などの施設にかかる経費額などの資料が提示されました。
会議では、収入減の中、それでもなかなか各団体への補助金を削られない現実も判ってきましたし、施設運営も増毛町単独にこだわらず留萌市などとの広域で取り組む事も視野に入れて効率を上げる事も選択肢として考慮するなどの意見もありました。
いずれにしても行財政について、素人の私なんぞがピカイチアイディアなんて出るわけではありませんが、すこしでも町づくりに役立てば良いとの思いで、これから務めていきたいと思います。
moba.wsにアップしたのですが、新日鉄製作ビデオ「新日鉄の海の森づくり―鉄は海藻のサプリメント―」を紹介しましたが、より多くの方にも見て頂きたくこのブログにもアップします。(約8分:12.6M)
参照エントリ2007/10/8浜は蘇る
臨時HP「藻場再生プロジェクト」にもアップしていますが、今日付(1月29日)読売新聞三重版に藻場再生の取り組み記事があり、文中に増毛町をお手本としている内容が載った模様です。
=>ネット記事はこちら
ネット記事は時間が経つと消されますので、ブラウザ映像をアップしておきます。
記事下に関連記事の「(4)鉄鋼スラグでコンブ養殖」も必読です。こちらの記事は寿都町での取材ですが、元々は増毛町の取り組みがきっかけです。
合併しない宣言をした町、日曜祭日も開いている役場で有名な福島県「矢祭町」がジャーナリスト櫻井よしこブログに紹介されていますので、増毛役場の関係者方々必読です。 矢祭町は増毛よりも一回り大きい町ながら、地方自治に対する関心が非常に高くて、全国のお手本となる町と言って良いでしょう。
Wikipedia:矢祭町(やまつりまち)
私は2005-2006増毛町の町づり協議会に参画しましたが、その時この町の取材テレビ番組を見た記憶があります。町議の日当制切り替えなどは、あれから又一つ上を行く町政の工夫がなされています。町民一丸となった自治がかいま見えました。
今夕、国稀酒造でおこわれた「みのや雅彦新春ほろ酔いライブ」に行ってきました。みのや雅彦コンサートには数年前、やはり増毛でひらかれたときに一度行きました。ラジオではおなじみのみのや氏ですが、今日のコンサートは約100名の来場者があったと思います。
国稀酒造は増毛でも有数の古い建物で、入り口付近を片付け、椅子と座敷の混成会場となりました。木造の趣を活かした雰囲気づくりは、本日の仕掛け人「ハイカラ味来人」の輝くセンスですなぁ。
コンサートはみのや雅彦、手を抜くことなく熱唱され、又、合間のトークも抜群で、私も時折目頭が熱くなったり危なかったです。涙あり、笑いあり、絆をテーマにした唄などは心を振るわせますねぇ。あの娯楽映画と比較にならないほど良かったですよ。
「みのや雅彦公式HP」参照。
今朝のNHKテレビで増毛が紹介されました。【特集 小さな旅「親子立つ 荒波の港?北海道 増毛町?」】いつもは別チャンネル見ているのですが、たまたま回したらちょうどタイミング良く始めから見ることが出来ました。
波荒い増毛港、別苅港、雄冬港を舞台にそこに生きる素朴な漁師を描いていました。親子、兄弟、高齢でも働き続ける漁師。まぁ、見事にまとめられていて、大変良かったです。
増毛がテレビで出る時、親戚あちこちに電話するんですが、「どうせ北海道版だべぇ」とどこにも知らせませんでしたが、さっきNHKのHPを見ると関東甲信越静岡での放送だったんですね。
見逃した方、再放送あります。12月29日17:30総合からのようです。BSでの放送はなさそうで。
10月8日にエントリしました浜は蘇る?森は海の恋人?なんですが、紹介しておりましたGreen.TV/Japanに取り上げられていましたのでお知らせします。
増毛漁組の組合長で始まり、畠山氏や松永氏のコメント、増毛町の映像なども写されています。約6分の番組です。
Green.TVのHPはflashで構成されているためhttp://www.japangreen.tvから「ENTER」して、右下の「エコロジー&エコノミー」をクリックすると候補最初に出てきます。タイトルは「豊かな海を取り戻せ!鉄の不思議な力」です。
直接リンクはこちらhttp://www.japangreen.tv/mv/?cat=ch5&fn=18
10月8日エントリの浜は蘇る?森は海の恋人?の続報なんですが、次のアクションがあります。水産加工残渣などを利用し鉄工残渣(スラグ)を合わせて浜を藻場改良する資材開発に乗り出しました。
その有望さを認知され、このほど経済産業省の事業「平成19年度地域資源活用型研究開発事業(第2回公募)」に選ばれました。北海道からこの度2テーマが採用されています。北海道経済産業局HPも参照こちら今回の応募は全国から74件、そのうちの採択が15件ですので、ハードルはかなり高かったのですが、めでたく増毛町でこの事業が行なわれる事になりました。
予算額が高額な事業が増毛町で採択されるのは近年ないことではないでしょうか。「研究開発費」なので失敗という結果も出るのかもしれませんが、せっかくの税供出金ですので、有意義に使って良い結果が出る事を期待しています。
昨日(11月20日)午後から暑寒沢会館に於いて、今年度暑寒沢地区で取り組んだ「農地・水・環境保全向上対策事業」について事業主催者らと意見交換会が開かれました。
参加者は、地元から役員7名と役場と農協、事業主催側から水土里ネット、事業事務局、道庁、支庁からそれぞれ係官と交わされました。
この事業では、農村の美観や環境などを地元民自ら良くして行こうとする事業で、それに要した労力や資材などの経費が、計画を元に支払われるというものです。これは当然、税金が投入されるため、きちっとした計画や写真撮影など厳しい取り決めがされています。暑寒沢は、観光果樹園もあることから、沿線の草刈や、開水路掃除などを地元民みんなで行ないました。参照:9月5日、6月5日、5月30日、5月15日。
暑寒沢の場合、真ん中を道道が貫通しており、当然その管理者氏は道(土木現業所)なのですけど、こちらもご他聞に漏れず財政難で、道端の草刈は年に1、2度しか行なわれません。しかし、この道路地は幅が広いため、地元民だけで草刈等の管理は無理なわけで、道路管理者などとの連携が必要であるとの意見が出されました。
本日、午後から羽幌町サンセットはぼろにおいて、留萌地区農業委員会等研修会が開かれました。 会場には管内の農業委員や事務局など約70名ほどの参加者がありました。研修内容は北海道農業会議からの説明で、農業委員会をめぐる情勢、今後の農地政策などについてでした。
各地で拡大している遊休農地の解消、有効利用をすべく、農地政策が見直され、面的な集積の促進、使われていない農地は植林などして山林に返す事も含めて検討されているようです。
しかし、これにかかる法案は、どうも来年の国会でも間に合いそうもなく、現段階でも議論がなされている様なので、まだはっきりした方向は不透明です。いづれにしても、遊休農地、耕作放棄地の有効利用は、担い手問題とも結合する問題で、机上論では政策は掲げられるものの、現実は採算なと経済が絡むことからなかなか難しい問題であります。
WTOの状況も簡単に説明がありました。WTO農業交渉で現在は「三すくみ」状態といわれて、日本とEU、アメリカ、ブラジル等途上国、の3グループが互いに相手の弱点を指摘あっている様相だそうです。日本へは関税引き下げで上限関税を、アメリカへは国内補助金削減、途上国へは非農産品での譲歩を求められているそうです。
また、バイオ燃料増産に伴い、穀物が高騰した結果、アメリカは農家への補助金が実質減っており、WTO交渉の一歩優位になっているようです。今後もバイオ燃料に伴う農業情勢は大きく変わっていくのではないかと心配されます。
覚書:子犬来園
10月8日「浜は蘇る?森は海の恋人?」の続報なのですが、この行事は寿都町でもありましてこれに関して11月2日付け読売新聞の全国版に載ったとのことです。
詳しくは記事をご覧下さい(クリックで拡大)。掲載後、増毛役場や支庁、増毛漁組に問い合わせの電話が何本もかかってきたようです。