我等がJAであります南るもい農業協同組合は、本日4月5日午後1時30分より留萌市中央公民館中ホールにて、第10回通常総会を開きました。会場には総正組合員数422名の内58名が出席しました。出席していなくともあらかじめの提出されている書面議決が214ありますから、書面議決だけでも総会が成立している様なものですけど、そこはその、忙しい人や都合の悪い人も居ることですし書面議決はある程度仕方ありませんね。まっ、しかしそこはね、やっぱりより多くの出席者ってのはあるべき姿でしょうね。来賓もたくさんこられていますしね。
決算はそのまま可決したものの、予算案で2・3の質問がありました。その中には、原発事故に対する組合長の姿勢を質す場面も。対して組合長は、福島の原発事故による農業への影響は計り知れなく、同じ農業者としてたいへん憂慮している、北海道にも原発はあるので他人事ではない。とのやり取りがなされました。
今年は役員改選期であり、理事・監事合わせて3名が入れ替わりの人事となりました。
最後に、TPPなど貿易交渉に関する決議案が青年部長が朗読し、政府のTPP参加への反対の決議が満場一致でなされました。
留萌振興局が開催する留萌管内アライグマ・エゾシカ対策研修会が6日、古丹別にある苫前公民館で開かれ、参加してきました。会場には約70名ほどが出席しており、増毛からは7名の果樹農家と2名の猟友会と役場からも出席。
アライグマは増毛では目撃事例はないものの、コレまでいなかった小平町ではすでに多く出没しているようで、増毛に来襲するのはすでに時間の問題となっています。アライグマは元々北米原産で、ペットとして輸入されやがて野生化して現在では北海道全域に生息を拡大し、農作物を食い荒らすなどの被害が多発しています。凶暴にして繁殖旺盛、寒さに強くて雑食しタヌキと違って指先を使えるので木に登ったり農作物をほじくったり出来るので、在来種を脅かす存在でもあります。今後、なんと言っても個体数を減らす対策が必要です。
また、エゾシカは道東では個体数は高止まりしているようですが、北海道の日本海側ではここ10年あまりで約4倍増加しているようで、まだまだ増加中。エゾシカも農作物や果樹木の皮を食べ、田んぼを走ったり寝転んだりして稲を倒すなどの被害が多く出ています。
今回の研修会では、これらの害獣の生態や罠の基礎的知識の講習がおこなわれました。また、アライグマは特定外来生物に指定されていることから、鳥獣保護法によるワナ免許が無くても外来生物法により防除従事者証の交付を受ければワナによるアライグマの捕獲が出来るようになる事から、今回の講習会は基礎的知識を習得して、円滑な捕獲がなされる事を目的としているようです。
本日28日、羽幌町公民館で平成23年度留萌地域農業儀出支援会議地域関係者会議があり、私も増毛町果樹協会を代表して参加してまいりました。
この会議は、留萌管内農業において課題とされている事項について、解決策等を試験場に要望したり、それぞれ地域の課題への取組みを普及センターや指導農業士、JAなどの関係機関で情報を共有しようとするものです。
普及センター南留萌支所から果樹の課題として提起しているのはプルーンのスモモヒメシンクイと見られる被害について。この件については私からも意見させて頂きました。
プルーンは増毛町の果樹園においても近年増加傾向にありますが、シンクイムシの被害も増加。スモモヒメシンクイはその生態など明らかでなく、防除タイミングや薬剤なども確固たる指針もない事から、試験場に対して更なる研究を要望しました。
11月21日午後、苫前町フワットで農業委員の研修会があり、増毛町からは事務局含め8名が参加してまいりました。
時折の吹雪の中、国道を北上すると大椴あたりがすごい潮の花って言うのか、泡が道路一面を覆っていました。
研修会では農業会議職員からの説明がありましたが、政府の今後の農業方針なども聞きましたが、改めて今の政府の打ち出す考え方ってのは、現実に則さないなぁと感じた次第。
TPPを推進してしかし、食料自給率50%を目指し、20-30haの大規模化推進する。
北海道はすでにそうなっている地域もありますが、大規模化って賃借も推進するだろうからこれって現代版小作農じゃーないのかなぁなどと思いましたね。
今週火曜日18日より24日までの一週間、札幌三越デパート10階でホクレン大収穫際が開かれております。今回は記念すべき40回目と言うことで、漁連をまじえての収穫の秋と漁獲の秋をアピールしながらの開催となりました。
増毛の果物は不作の年を除いてほぼ毎回出展し、相当の売上をしております。
今年も、つがるや旭、レッドゴールド、洋梨のマーガレットマリラ、千両、プルーンなどを販売しております。毎回あまりの忙しさで、果樹農家も応援に出向いており、私は三日目20日に行ってまいりました。
売り場ブースは近年同じでエレベータの真っ正面です。
20日はホクレンからも4-5名とマネキンさん3名体制で接客していたため、私はもっぱら屋上にストックしてある果物の搬入とか、接客とか、商品説明とか雑用をしておりました。天気が良かったのも相まって、三日目にもかかわらずお客さんは多く来られ、会場は混み混みとなっていました。
数年前からスィーツなども売られるようになり、今年はお魚も登場してより充実された商品ラインナップになっており、お客さんも楽しまれたのではないでしょうか。
今年も(と言っても去年一昨年のこのブログデータは消滅していますが)東京大学の山本光夫先生率いる全学ゼミナールが増毛に来町。帰りがけに当園を訪れました。そもそもは、”「海の森」再生の最前線を体験する”がメインなのですが、増毛に来た以上は果樹も見ておきましょうということで、不肖私が先生となり、果樹園内で東大生8名ほど相手に講義いたしました。
学生の中には、ドバイからの留学生もおり、「明後日帰るからサクランボ持って帰りたい」とのご希望もありましたが、なんぼなんでもドバイまで増毛サクランボが傷まないで保つわけ無いと思いましたが、果たしてどうなるのでしょうかね。
学生達の専門分野はそれぞれでしたが、やはり色々な分野に興味を持たれる優秀な方々に、私もタジタジ?でした。
留萌観光連盟企画の「夏休みサクランボ青空教室&ジャム作り体験」が今日の午後ありました。当果樹園内でサクランボのうんちくを仙北清孝先生(エッヘん)の講義の後、場所を移してのジャム作り体験をいたしました。
今回は10組の親子が参加。サクランボの木の下にコンテナを椅子代わりにして輪をつくり、私(仙北先生)がサクランボが実るまでの苦労とか果物とお菓子の関係など講釈を語りました。
その後は暑寒沢会館にて、サクランボを原料としたジャム作り体験です。フライパンにサクランボと砂糖、レモン少々をアクを取りながらコンロで煮詰めて出来上がり。瓶詰めして殺菌の湯煎して完成。この体験中、留萌に来られていた北海道知事が立ち寄られました。なんと、増毛町長・知事・留萌振興局長のスリートップによるサクランボジャム作りシーンとなりました。
知事は大変忙しく15分少々で札幌に向かわれましたが、それでも出来たてのジャムも試食され、意外なおいしさにびっくり。この祭、米チェンならぬ「ジャムチェン」してはいかがでしょうかね?
【8月1日追記】
役場のHさんから私も一緒に写っている写真いただきましたので、アップしておきます。Four top映像~?左から[増毛町長・増毛町果樹協会長・北海道知事・留萌振興局長]