7月 192008
 

 昨年10月に来町し講演してくださった宮城県の牡蠣漁師で「森は海の恋人」提唱者、畠山重篤氏がこのほど新刊本を出され、早速amazonで仕入て読みました。【鉄が地球温暖化を防ぐ2008-07-19(1).jpg
 本題は地球の温暖化をテーマとしていて、ずいぶんスケールが大きいとお思いでしょうが、私自身も、いわゆる温室効果ガス二酸化炭素を減らすには、海の利用が不可欠ではないかと思っておりました。特に、四方を海で囲まれているわが国は、海岸線沖数百メートルで線を引くと、多大な面積となり、そこの海藻類を盛んにすれば、地上の森林を飛躍的に拡大したと同等になるはずです。
 また、海で二酸化炭素を有機質に固定すれば、真に、地球規模での温室効果ガスが削減できるはずです。前回のサミットでは、二酸化炭素排出削減しか話題にされず、しかし、石油を燃やしているいるからには必ず二酸化炭素は出るわけで、空気中の二酸化炭素は増える一方な訳です。
 さてしかしながら、日本の海はあちこちで磯やけが進行しており、とても二酸化炭素を固定できるようなうっそうとした海藻域が豊富にあるわけではありません。そこで、これまでの理論、「鉄」が必要というわけですね。
 本には、増毛の磯やけ対策も紹介されています。
 前回読んだ農薬の本は、人の伝聞だけで不安をかりたてていましたが、この本は、牡蠣漁師の実体験をもとに書かれていて、しかも将来の希望が持てる内容となっています。
 増毛の磯や日本の磯に興味のある人、あるいは海に携わっている方は必読ですよ。

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