2月 052006
 

 これまで「尊きもの」シリーズを書いてきましたが、ずいぶんと理論展開が飛躍して理解できない方もおられましょう。(っーかほとんどそう思っているかも)。また、結論の落とし処に違和感を持つお方もおられましょうなぁ。「尊きもの」が何故「ありがたいと思う気持ちを持つ人」になったのかと言いますと、この本を読んだからです。
 さぁて、私もいよいよ神がかってきましたよー。
 美しき日本の風景は、美しき日本の精神にも宿る(これは私の言葉)。
 日本的な思考は、そもそも「神道」に由来しています。しかし、普通の人は初詣やお祭り、あとは、まぁ地鎮祭とか七五三程度しか神社に行かないし、かかわっていません。ですから、神道の考え方などを思い返す機会は少ないのです。しかし、靖国問題から端を発し、「神様はどこにでも居る」を書いてから、私は、神道の本を読んでみようと思っていました。
 この本「神道<徳>に目覚める」の著者葉室頼昭(はむろよりあき)氏は、春日大社の宮司ですが、整形外科医の経歴もあります。
 神様の話は科学的でなく、行事や作法に至るまでそれこそ神懸かりです。しかし、整形外科医であります著者が、非科学的な神事を解りやすく説いていて、「こころ」の大切さ、「いのち」の尊さを語っています。

・・・それゆえ、今こそ祖先の行ってきた「徳」に目覚め、立派な人間を育てる教育に目覚めなければなりません。目先の我欲を捨てて、日本の国の幸せ、そして自分以外の幸せ、すなわち神様や祖先、そして周りの人の幸せのために生きる人生に本当に目覚めなければならないと思います。本書が少しでもそのために、お役に立つならば幸いです。

 誰か(神様や社会)の幸せのために生きる事が、巡り巡って自分の幸せにつながる。これがそもそもの日本の考え方なのでした。
 ライブドアや偽装建築等問題など一連の係わった人たちに聞かせてあげたいですし、多くの人にも早く目覚めてほしいと思いました。私も心を入れ替えたいと思います。

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