8月 162007
 

 この本は確か5月か6月に札幌で買った本ですが、サクランボが忙しくなって途中までしか読み込んでいなかったのですが、今日は雨が降りましたので、残り部分を読み、読破しました。
 昨日は「留萌9条の会」が新聞広告を出しましたし、増毛町にも「9条を考える増毛の会」があって護憲を訴えておられます。その正反対の論客の登場と言うわけですね。私も改憲派ですから、上記「市民団体」とは相容れないのであります。
 さこの本「憲法九条は諸悪の根源」のAmazonでの評価は低いです。しかし、この本の内容を真っ向否定的なレビューと、正論だけど今後に期待と言うように二者に別れています。
 この本のほぼ後半まで、「9条の会」などのメンバーが発した言説に対する批判となっています。Amazonのレビューが低調なのも「一方的な批判」が目立ったからかも知れませんし、本題が過激なのも一因と思います。
 しかし、書かれていることは至極真っ当で、思慮深く書かれていると思いました。
 安倍首相の「美しい国づくり」に共感する一方で、首相の頼りなさも指摘しております。
 まぁ、しかし、護憲派にしても改憲派にしても「正義と平和の希求」と言う方向は同じだと思いますが、その手法が正反対なので、主権をもつ我々国民は憲法を捉えるとき、一人一人が広く深く勉強し考えないといけません。先の参議院選挙の争点が「年金」だけに矮小化され、憲法問題が陰った事は非常に残念だと思いました。

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