「月尾嘉男と語る」に出演

 昨日に続いて今日もFMもえるに出演してきました。  今日は私も所属している「萌州沿岸塾」塾長の月尾先生が、FMもえるのスタジオに来られて、夜8時から特別番組「月尾嘉男と語る」を放送しました。私はその番組での塾生としてち … “「月尾嘉男と語る」に出演” の続きを読む

 昨日に続いて今日もFMもえるに出演してきました。
 今日は私も所属している「萌州沿岸塾」塾長の月尾先生が、FMもえるのスタジオに来られて、夜8時から特別番組「月尾嘉男と語る」を放送しました。私はその番組での塾生としてちょこっと声を出させていただきました。
 月尾先生は、東京大学名誉教授。HTBで毎月第2土曜日11:15から日本百年の転換戦略 Part2を放送していますが、その収録のために来道されていて、スケジュールを詰めて留萌に足を伸ばされ、わざわざのFMもえる応援放送となった訳です。
 終了後、お食事を共にさせていただきました。

6日追記:
 「まちづくり」をテーマとしてどなたか講師を招いていろいろ質問するタイプの会がよくあります。そのとき地元民らかの質問で、「地方はどうすれば活性化されますか?」と直接的回答を期待する事が多々あります。今回の放送でも司会の「青島なつき」さんから、「活性化するヒントを聞きたいことありますか」と振られ、それまで留萌管内の話題で進行していましたが、放送時間も押し迫っているのに私は思わず「アメリカはどうなりますか」と聞いてしまいました。
 地方の活性化などのテーマで話す場合、具体的な「答え」を期待するのは仕方ありませんが、私はグローバルな状況をいろいろお聞きして、その上で、誰かから行き先を教えられるのではなく、自分達の進路は自分達で進路を取るべきと思います。放送ではいきなりトンチンカンな話を振ってしまい申し訳なかったのですが、先生からは世界や日本、大きな視点からみた状況などをもっともっとお聞きし、社会情勢を吸収したいと思っております。
 参:萌州沿岸塾講座9/14

第2回放送

FMもえる「りんごの木の下で」の放送を終えて今帰宅しました。  今回のゲストは増毛町のF氏。一週間バナナばかり食べて鼻血が止まらなくなったなどのお話を伺いました。2回目とは言えかなり慣れたので、一緒に進行している中村氏共 … “第2回放送” の続きを読む

2004-11-04.jpgFMもえる「りんごの木の下で」の放送を終えて今帰宅しました。
 今回のゲストは増毛町のF氏。一週間バナナばかり食べて鼻血が止まらなくなったなどのお話を伺いました。2回目とは言えかなり慣れたので、一緒に進行している中村氏共々スムーズな進行が出来ました。留萌の若手農業者集団(5名)も見学に来ていただきました。

農業委員等研修会

 昨日、留萌管内農業委員等研修会が羽幌で開かれ、増毛からは私を含め7名参加しました。  「そもそも農業委員会って何?」とお思いの方もおられましょうが、その事は折々ご説明するとして、今回はその研修会の内容を書きたいと思いま … “農業委員等研修会” の続きを読む

 昨日、留萌管内農業委員等研修会が羽幌で開かれ、増毛からは私を含め7名参加しました。
 「そもそも農業委員会って何?」とお思いの方もおられましょうが、その事は折々ご説明するとして、今回はその研修会の内容を書きたいと思います。
 まず、WTO農業交渉の枠組み合意並びに「食料・農業・農村計画」の見直しについての説明を受けました。WTO(世界貿易機関)こちらについては農産物輸出国、輸入国、発展途上国とでそれぞれの利害があり、国内農家に直接的に影響されるため、単純な取り決めは難しく、今後も多くの議論が出そうです・
 次に改正農業委員会法の施行についての説明を受けました。あちこちで市町村合併が進んでおり、その際に問題となる団体推薦委員の見直しで、新たに土地改良区からと、農協一般組合員でもなりうると改正することでありました。その他の細かな改正の説明も受けました。
 最後に小平町での新規就農者受け入れ事例の説明もうけました。
 いずれの事柄も私にとっては難解で、農業委員として、もっといろいろ勉強しないといけないと思いました。

第一回放送無事終わる

今日、地域FM「FMもえる」の「りんごの木の下で」の放送をやって来ました。 この番組は、「せっかく地域FMが出来るのだから農業の分野からも情報を発信しよう」と思い立ち、私が企画したものです。しかし、音だしとかお話、時計も … “第一回放送無事終わる” の続きを読む

今日、地域FM「FMもえる」の「りんごの木の下で」の放送をやって来ました。 2004-10-28.jpg
この番組は、「せっかく地域FMが出来るのだから農業の分野からも情報を発信しよう」と思い立ち、私が企画したものです。しかし、音だしとかお話、時計も気にしながらだととても私一人では無理だなっと言うことで、小平で新規就農を果たした中村さんに相棒を依頼。快く受けていただき、二人で番組を進行することになりました。
 木曜夜8時からの30分番組。毎回農業関係のゲストを呼んで、いろいろお話を伺おうとスタイルです。今回のゲストは南るもい農協の専務理事さんにお越し頂き、農協のことを伺いました。
 私は、ミキサーや機材のレクチャーは受けましたが、実践するのは初めてで、はらはらドキドキ。朝からのどが渇いていました。 オープニングにハプニング。CDデッキが2台あるので、NO1のデッキにテーマを入れて、NO2デッキにBGMを入れようと思っていましたが、いざスタジオ入りすると、NO1に番組と番組をつなぐ音楽再生中。やむなくNO2デッキにテーマを入れスタート!しかし、なぜかかからず、焦る。どうにか5秒ほどのラグで音が出た。
 お客さんとの問答ややり取りは、私は質問はするけど、本当はうあの空。次の音楽の準備に気をとられていました。中村さんがその合間に受け答えしてくれて助かったぁ。
 聞いている人は長く感じるかもしれませんが、スタジオに入ると時間の経つのが異常に早い!あっという間の30分。なんとか無事に終了しました。
 帰宅して録音を聞いてみると、かつぜつは悪いし、音楽音量が不足していたり反省点だらけでした。来週は、増毛の農業者をゲストに呼ぶ予定。次回は、もっとフランクに出来そうだが、はたして・・・・
※尚写真は、我々の次の番組「胸キュン・タイムスリップ」の楽しそうに放送している様子です。

増毛町広報に載る

増毛町広報10月号の台風18号の被害特集で、このブログで書いた私の文章が載りました。こちら参照  広報担当は役場のC氏。彼はネットをよくチェクしていて、9月9日アップした「台風18号被害甚大」が紙面の関係から多少の編集が … “増毛町広報に載る” の続きを読む

2004-10-26.jpg 増毛町広報10月号の台風18号の被害特集で、このブログで書いた私の文章が載りました。こちら参照
 広報担当は役場のC氏。彼はネットをよくチェクしていて、9月9日アップした「台風18号被害甚大」が紙面の関係から多少の編集があるものの、3ページ目に載っています。
 昨日、役場企画課へ用事で行きました。役場関係者はどのくらい私のブログを見ていただいているのかなと思っていましたが、職員の反応は薄く、私の書いている記事には興味ないようです。このような日記タイプのホームページには、まぁ、私のような住民が何を考えているとか、地元の事情はどうだとかがダイレクトに分かるのだから、役場職員としてたまには私のブログも見る必要があります。

暑寒別岳初冠雪

 ついに暑寒別岳に白いアイツが降りました。平地でも初雪が見られましたので、今年は同日の初雪初冠雪となりました。初冠雪は、去年10月3日、一昨年は10月19日2001年は9月21日、2000年は10月13日となっており、こ … “暑寒別岳初冠雪” の続きを読む

 ついに暑寒別岳に白いアイツが降りました。平地でも初雪が見られましたので、今年は同日の初雪初冠雪となりました。初冠雪は、去年10月3日、一昨年は10月19日2001年は9月21日、2000年は10月13日となっており、ここ数年では遅い冠雪となりました。
 記念に写真をこのブログの表題に使いました。が、一応、文字なしの映像をアップしておきます。
2004-10-23.jpg

増毛でも熊捕獲される

 この話題は書くべきか迷っていましたが、昨日の道新に載りましたのでアップします。  このお話は実際に捕った方から聞いたお話です。先週金曜日の夕方、そろそろ鹿が解禁ですでに有害駆除の許可も出ていることから、鹿の様子はどうか … “増毛でも熊捕獲される” の続きを読む

 この話題は書くべきか迷っていましたが、昨日の道新に載りましたのでアップします。2004-10-20-1.jpg
 このお話は実際に捕った方から聞いたお話です。先週金曜日の夕方、そろそろ鹿が解禁ですでに有害駆除の許可も出ていることから、鹿の様子はどうかと仲間で旧箸別パイロットへ行ったそうです。近くでガサガサと気配がしたので近寄り鉄砲のスコープを覗くとなんと熊だったそうです。熊は許可の対象となっていることから、100メートルーほどの距離から2人で一発づつ撃ったところその熊は倒れこんだとの事です。いつ立ち上がるかが恐怖だったそうで、一人が鉄砲を構えて一人が石を投げつけたり少しずつ近づいていき、棒でつついても反応が無かったので、絶命を確認したそうです。その熊は巨大で、体重は250キロもあるだろうとのことで、軽トラに積み込むのに4人ががりで歩み板を使ってようやく荷台に載せたところ、熊一頭で軽トラの荷台いっぱいになったといいます。その熊の足も大きく、30センチ以上はゆうにあり、頭もでかかったそうです。
 熊を獲ったら支庁へ連絡し、手続きをとらなければならなく、いろいろ面倒だったようです。その後、皮は剥製にするそうで、また、解体した臓物は適切に処理され、一部の肉は鍋にして食べたようです。
 しかし、熊の出現は他にもあり、見晴町のすぐ奥や、別苅谷地町奥でも熊の気配がしているようで、注意が必要です。今年は山が台風18号で木がかなりのダメージを受けており、山は早々の店じまいの様子で、熊も切なくなっているものと思われます。尚写真はイメージです。

地域FM「エフエムもえる」始動

留萌市にもコミュニティーFM局がいよいよ誕生します。 今年の1月?3月までのイベント放送を済ませ、今度は本格的に放送が開始されます。株式会社エフエムもえるが発足。しかし、田舎のことですのでほとんどの番組は、地域市民が主体 … “地域FM「エフエムもえる」始動” の続きを読む

2004-10-15.gif留萌市にもコミュニティーFM局がいよいよ誕生します。
今年の1月?3月までのイベント放送を済ませ、今度は本格的に放送が開始されます。株式会社エフエムもえるが発足。しかし、田舎のことですのでほとんどの番組は、地域市民が主体で(「FMC」エフエムもえるメンバーズクラブ)放送することになっています。本放送は10月24日からです。すでに予備免許がおりているため、試験放送は随時流れています。周波数は76.9Mhz。出力20W。可聴範囲は概ね小平町市街から留萌、増毛市街辺りまでです。  
 そこで、私も番組を持つことになりました。木曜日20時から30分間です。番組内容は、カテゴリーを「農業」に絞って、農業でがんばっている人をゲストに招いて、音楽をはさみながらいろいろお話を伺おうと思っています。多くの一般の人は地域の農業の実態を、あまり知らないのではと思うのです。そこで、がんばっている農業者や農業関係者を紹介しながら、地元の農業をたくさんの人に理解してもらおうなんて思っています。
 考えて見ますと、このプログも放送と共通するものがあります。その伝える媒体が、WEBでの文字か電波での音かの違いで、情報や思いを発信することに違いはありません。
 たぶん、私の番組では、ここに書いた事柄がそのまま放送のネタとなることと思います。

河川、道路敷地の倒木処理説明受ける

本日増毛町果樹協会の集まりがありました。その中で、河川や道路敷地の倒木に関する説明を、管理する北海道(北海道土木現業所)より説明を受けました。  果樹園を直線で突き抜ける道路「暑寒別公園線」は道道となっており、また、暑寒 … “河川、道路敷地の倒木処理説明受ける” の続きを読む

2004-10-14.jpg本日増毛町果樹協会の集まりがありました。その中で、河川や道路敷地の倒木に関する説明を、管理する北海道(北海道土木現業所)より説明を受けました。
 果樹園を直線で突き抜ける道路「暑寒別公園線」は道道となっており、また、暑寒別川と、その支流の永寿川の管理者は「北海道」であります。今回の台風で倒れた河畔林や道路街路樹は暑寒沢の関係する分だけて、188本となっているとの事でした。この倒れた木は、特に暑寒別川河畔林は果樹園の雨よけハウスを壊したり、果樹木を巻き込んで倒れたりと果樹園に被害を与えました。しかし、管理者側は、果樹園に妨げとなる倒木は片付けるますが、被害補償は出来ないとの事でした。
 以前にも書きましたが、暑寒別川は増水被害を避けるために大規模な河川改修を行っており、その際、果樹園にとっては防風に役立っていた河畔林を伐採した経緯があります。今回はその残った木がたくさん倒れましたので、積極的な植栽をお願いしました。しかし、原則河畔林は自然にあった物で、わざわざ植える事は予算が付かないと説明されました。まぁ、はじめから終わりまで「金がない」を繰返した印象が残りました。
 「倒木のゆくえ」に書きましたが、片づけられた木は、案の定、結局は産業廃棄物として処理されるとの事で、処理に高額のお金がかかるようです。かなり太い倒木樹も「木材」とならずゴミ同様扱われる事は非常に残念です。将来的にこんな愚行はだぶんバチアタリと思います。海外の貴重な自然木を大量輸入している一方で、わざわざお金をかけて捨てるのです。
 行政にお金が無くて、たとえば河畔林の積極的な植林が出来ないのであれば、苗木だけ手立ててくれれば、我々地域住民が植栽してもかまわないとの提案をさせていただきました。道路際の草刈なども、管理費が捻出できないのであれば、やはり、地域住民の手を借りるのも悪いことではありません。そのためには、行政は、住民とのコミニュケーションをもっと取る事が必要と思いました。
 写真は暑寒沢、増毛町市街の上空写真です。★印が我果樹園の地点です。

増毛町秋味まつり開催

 本日、増毛町秋味まつりが増毛港で開催されました。私は家業を投げ出してボランティアスタッフとして行って来ました。記録係りがいないとの事で、写真を撮って廻っていました。  今回のお祭りから場所を港に移したのですが、晴天にも … “増毛町秋味まつり開催” の続きを読む

 本日、増毛町秋味まつりが増毛港で開催されました。2004-09-26.jpg私は家業を投げ出してボランティアスタッフとして行って来ました。記録係りがいないとの事で、写真を撮って廻っていました。
 今回のお祭りから場所を港に移したのですが、晴天にも助けられ、概ね好評のうちに終えました。増毛港は開発局による整備が行われていて、埠頭はイベントが出来る広さをとっているのでした。これまでの会場リバーサイドパークでは奥の店にまで足を運ばないなど出店者から不満が出ていましたが、今回はぐるり囲んだ雰囲気で、お客さんも一通り回れるレイアウト。また、これまで10月初めの日曜日から、一週間早められました。10月に入ると天候が悪くなる比率が高くなり、また気温も下がり売り上げも下がりました。今日は、朝から晴天で気温も上昇。
 春の「えびまつり」は、キャパを大きく上回る人出で、不満の山でしたが、今回は少なくも無く、多くも無くちょうど能力に合った人の入りでした。
 アトラクションは、鮭のつかみ取りや大量競り市、ホタテ早むきなどでした。また、ホタテフリスビー(写真)は、ホタテを投げて的に入れるとエビなどもらえる競技で、行列のできる人気でした。
 しかし、台風18号に大量落果した果樹園からは、婦人部がりんご等を持ってきて販売しましたが、農協青年部は出店を断念。ジュース販売も在庫不足により中止。この暖かさでは、ジュースだけでも10万円は売ったと思われ、私自身も残念無念でした。

さく裂!?台風の威力?

台風18号は増毛果樹地帯に多大な被害を残しましたが、私の畑から数十メートル、沢に上がると雑木林になっていて、ここもたくさんの倒木がありました。根こそぎ倒れている木が数多くありましたが、途中から折れちぎれている木もあります … “さく裂!?台風の威力?” の続きを読む

2004-09-22.jpg台風18号は増毛果樹地帯に多大な被害を残しましたが、私の畑から数十メートル、沢に上がると雑木林になっていて、ここもたくさんの倒木がありました。根こそぎ倒れている木が数多くありましたが、途中から折れちぎれている木もあります。なかでも写真の木は、悲惨な倒れ方をしていました。
 写真は倒れた側とその反対から撮った映像です。強い風にあおられ、上部が大きく傾いてもそれを最後まで支えようとした根。幹はその力に耐えかねついにバーストしたのです。なんとも痛ましい限りです。たぶん相当のうなり声とともに倒れていったと想像されます。
 この木はおそらくこのまま腐るのを待つのみで、引き出されることは無いでしょう。林の中にぽっかりあいた隙間からのぞむ青空が印象的でした。

暑寒別岳紅葉始まる その2

 増毛町民にとって「暑寒別岳」は特別な存在だ。魂といっても過言ではない。小中学校の校歌にも必ず出てくるし、増毛のシンボルにとどまらず、町民や増毛町出身者の心深くに誇らしくそびえ立っているのである。  「?山」と「?岳」の … “暑寒別岳紅葉始まる その2” の続きを読む

2004-09-20.jpg 増毛町民にとって「暑寒別岳」は特別な存在だ。魂といっても過言ではない。小中学校の校歌にも必ず出てくるし、増毛のシンボルにとどまらず、町民や増毛町出身者の心深くに誇らしくそびえ立っているのである。
 「?山」と「?岳」の違いは、高い低いに関係ないらしいし、いろいろネットで見たがよく判らないようだ。しかし、「?山」はたくさんあるが「?岳」は少ない。「岳」のイメージは何か裾野が広い雄大なイメージがあるのだが、暑寒別岳はそのイメージにぴったりで、高さこそそれほどではないが、圧倒的な存在感があるのだ。
 しかし、暑寒別岳は増毛町だけでなく、山頂で線引きされ雨竜町にも分けられている。しかし、増毛町民としては、増毛側から見た暑寒別岳が表であり、雨竜側からの姿は「どこが暑寒別岳なの?」と思う。
 暑寒別岳は休火山或いは死火山のようで、残念ながら「温泉」は豊かではない。流れ出る川は、暑寒別川、箸別川、信砂川ってとこだが、いずれも普段は透明度の高い水が流れている。
 増毛側の姿は、季節や時間とともに山の内側に影が出来る。こちら参照雪は、7月には融けるが、場所により万年雪もあるらしい。この山に魅せられた人も多く、何度登っても飽きないと言う方もいる。
 暑寒別岳はこれから短い秋を向かえ、10月には冠雪が始まる。

暑寒別岳紅葉始まる

標高1,491m暑寒別岳。数日前より上部が緑色が抜け、紅葉が始まったようです。  増毛の住人はいちいち「暑寒別岳」とは言わず「暑寒岳」、さらに略して地元同士では「岳(だけ)」と言う事もあります。  今日は午前中雨でしたが … “暑寒別岳紅葉始まる” の続きを読む

2004-09-19(2).jpg標高1,491m暑寒別岳。数日前より上部が緑色が抜け、紅葉が始まったようです。
 増毛の住人はいちいち「暑寒別岳」とは言わず「暑寒岳」、さらに略して地元同士では「岳(だけ)」と言う事もあります。
 今日は午前中雨でしたが、午後から回復し3時頃より雲が無くなり暑寒別岳がはっきり見えました。上部ではまだらに緑が無くなって変色しています。ふもとの森林も黄色くなった木々もたまに見られます。今年はまだ特に寒くなった日が無いように思いますが、台風の影響で葉が揉まれたせいかも知れません。しかし、確実に秋が深まっている事を物語っています。

倒木のゆくえ

毎回台風ネタで申し訳ありません。この18号台風は50年前の洞爺丸台風とほぼ同じコースでした。風の強さも匹敵するもので、「50年に一度の台風災害」という方もおります。今回は我々のりんご落果もありますが、街路樹や河畔林もかな … “倒木のゆくえ” の続きを読む

毎回台風ネタで申し訳ありません。この18号台風は50年前の洞爺丸台風とほぼ同じコースでした。風の強さも匹敵するもので、「50年に一度の台風災害」という方もおります。今回は我々のりんご落果もありますが、街路樹や河畔林もかなりの被害が出ています。行政がこれらの倒木を片付けています。私はその行方が気になっています。2004-09-15.jpg
 50年前の洞爺丸台風時は、山の木まで倒れたそうです。その当時、おそらく倒木は間違いなく2次利用されているはずです。増毛でも数箇所の木工場があり、製材もできましたし、木っ端は薪ストーブの燃料にもなったはずです。しかし、現在は製材所も少ないし、処理にお金がかかる時代です。行政サイドではどのような処理をするのでしょうか。野焼きも出来ないし、どこかへ捨てるか追い金を払って処分しているかもしれません。
 洪水の流木と違い、今回は風による倒木で、別に泥が染みている訳でもありませんし、道路や河川に接した倒木ですから、引き出す必要も無いわけで、ごく少ないエネルギーで良質な木材となるはずです。しかし、行政のすることなので、おそらく「もったいない」処理をしているのではないかと心配なのです。せめて最悪「チップ」にでも利用されていればよいと思いますけど。
 大量の倒木の処理状況を知っている方は教えてほしいものです。

萌州沿岸塾公開講座

9月13日今年第2回の萌州沿岸塾公開講座が留萌市で開かれました。「萌州沿岸塾」は、留萌管内の「変わり者」で構成され東京大学名誉教授月尾嘉男氏が塾長を勤めおります。このような塾は全国に数箇所あります。詳しくはhttp:// … “萌州沿岸塾公開講座” の続きを読む

2004-09-13.jpg9月13日今年第2回の萌州沿岸塾公開講座が留萌市で開かれました。「萌州沿岸塾」は、留萌管内の「変わり者」で構成され東京大学名誉教授月尾嘉男氏が塾長を勤めおります。このような塾は全国に数箇所あります。詳しくはhttp://www.tsukio.com
今回のテーマは「日米戦略格差が日本の敗因」と題し月尾塾長の公開講座であります。
 日本がバブル全盛期の頃、経済行政企業などの総合評価は世界1位でありましたが、現在は60カ国中23位まで転落しています。これは先進国で際下位といっても過言ではありません。これに至る日本の状態は「戦略」を持たなかったことであり、反対にアメリカは各戦略をもとに着々と改革し、そり勢力を維持拡大しています。ヒトゲノムなどの遺伝子解析技術や、ナノピコテクノロジー、ITなどに日本はいち早く取り組んでいながら、行政や法的整備が送れ、結果的にアメリカにやられてしまいました。この業界はドックイヤーと呼ばれ、1年は7年分の高速で時がすぎると言われており、日本のたとえば知的財産高等裁判所などはアメリカに遅れること23年で、ドックイヤーだと7倍の160年分も遅れているに値します。
 今後のアメリカ戦略は、軍事力などではなく、「情報」「文化」「魅力」の発信であり、「魅力」は人、物、金を自国に引き付けるあらゆる戦略をするとの事でした。これは、日本もそうしなければ益々立ち遅れるでしょうし、これは地方に生きる私達の地方からの発信する地域戦略のヒントにもなるかもしれません。
 今回の講演はわずか30名ほどの参加者でしたが、もっともっと多くの方に聞いていただきたかった内容の濃い講演でした。