1月 042009
 

2009-01-04.jpg 新春ということで、家の果樹園横の暑寒別川に行ってみました。
 写真のような感じで穏やかに流れおります。
 でも調子こいて歩くと思いがけずにぬかって足を取られる事があるので、川に近付くときは要注意です。

1月 012009
 

 明けましておめでとうございます。旧年中はこのブログに217件の記事を書くことができました。12月に入って書き込みが疎かになりましたが、まずまずコンスタントにブログアップ出来たと思います。今年もなるべく頻繁なる更新をしていきたいと思いますので、なにとぞご贔屓下さり、今後もこのブログをご覧下さい。
 さて、元旦早々、増毛町新年交礼会が午前11時よりオーベルジュましけ゛て開かれました。2009-01-01(1).jpg私は果樹協会長代理で出席しました。この会は、農漁協や商工会など増毛の経済団体や議会などが主催して行われる新年会で、今年は約60名が参加しました。立食パーティーでしたが、増毛の各リーダー達と新年のご挨拶を交わした一時間でした。
 さて一方、暑寒沢自治会でも恒例の新年会が開かれました。増毛町の新年交礼会を終えてまっすぐ暑寒沢会館へ。
 実を申しますと、私は前回の役員改選で自治会の「会計」を仰せ付かることになってました。暑寒沢にも小さな稲荷神社がありますので、先月30日に飾り付けを済ませておりました。2009-01-01(2).jpg
 自治会には28名の参加があり、自治会の新年会はガヤガヤと過ぎていきました。
 ところで、Sさんは地デジがばっちり入るとの事。家は3年も前に地デジ対応テレビにしているにも拘わらず、これまで電波強度はゼロでして諦めていました。(増毛での地デジは留萌局からの電波ですがこの12月12日より見られる事になっていました)。しかしSさんは自分で設定したら全てのチャンネル見られなくなり仕方なく電気屋さんを呼んだそうです。電気屋が来て背面をちょこっといじったら地デジが入るようになったそうです。
 その情報を元に帰宅後、家の液晶テレビの背面を早速確認。すると、地デジのアンテナターミナルが独立してあるではないですか。これまでのアナログ入力を外して地デジ用のターミナルへケーブルを差し替えたところ、ばっちり入りました!
 新年早々地上波もハイビジョンで見られるようになって、なんだかう・れ・し・い元旦となりました。

12月 232008
 

2008-12-24.jpg 増毛町はどれくらいの果樹規模なのか?面積は?樹数は?ずいぶん前に洋梨を全数カウントしたことはあっても、現在実数は「だいたい」でありました。そもそも自分の経営においても、樹が何本あるのかって数えたことも無いし、ましてや品種別本数面積なんて分かるはずも無い。
 これじゃ地域の計画も立てられないし、災害時の被害額算定も適当に出すしかない。そこで、増毛町が中心となり、果樹園の実態把握のため各自「園地図」を作成することになりました。
 我が家では畠が分散されているため、大変面倒な作業となります。樹種別の面積なんてどうやって出せばよいのか。畠が四角くなっていれば距離で面積が出ますけど、多角形ですと図面に落として三角形に分割して・・・・これ中学の算数ですなぁ。
 そうだ、オイラの携帯にはGPSが付いているではないか。こんな機械も出ているが、携帯GPSでしかもタダで算出できないのか。
で、とりあえず園地の角となる部分の緯度経度を測定して見ました。
 私の携帯GPSでは緯度経度表示が ##度##分##秒.### と出るわけです。んで、帰って来てGoogle地図の便利な機能「地図から距離、面積を得る」に入力。しかし、問題が。
 地図への入力単位は、度以下の少数は10進法。つまり携帯での数値を変換する必要あり。ネットで探してEXCELで変換式を探した。こちらをヒントに携帯GPS数値を変換して先のマップに入力してみました。
 地図を拡大すると「すげー」ってくらいばっちりなのです。間違った入力を戻すことが出来ないので、正しく入力することが難しいですけど。
 だかしかし・・・ここで根本的なる問題が。携帯のGPSの精度であります。一体誤差はどのくらいなのか。で、改めて説明書を見ますと、誤差最大50メートルだって。なぬなぬ、これでは実用にならんぞーっ。
 てな訳で、樹種別面積は現在挫折中。

12月 102008
 

2008-12-10(2).jpg 本日午後から暑寒沢会館で来年度に向けての農薬選定やイエスクリーンの取り組み、樹園地マップ作成などについての講習会が増毛町果樹協会主催で開かれ、果樹園主など30名が参加しました。

 農薬は年内にまとめて注文すれば安く買えるとの事で(稲作ではすでに行われている)、果樹もはやめに注文をかけるべく、例年2月に行われていた農薬講習会を12月に早めて開催したものです。
 まず、普及センターから今年の果樹状況の説明・報告を受けました。2008-12-10(1).jpg今年の気象における推移はグラフに表すとかなり特徴的で、まず4月の異常な高温が目に付きます。この影響で一気に生育が進み5月9日夜から10日朝の悲劇的なサクランボ低温霜害に突き進むのでございます。秋は9月10月が比較的高温で推移し、リンゴなどの肥大やミツの入りに好影響をもたらしたのだと思われます。
 気温・日照・降雨の3要素で特徴的なのは、7月8月が日照と気温が比例していない事です。つまり雨なのに暖かかったり、晴れていても高温とならなかったのですね。これが具体的に果実へどう影響したかまでは判りませんが、気象の不思議を垣間見た思いがしました。
 気象に影響されるのは果樹だけでなく、憎き害虫の発生も左右されます。今年は葉巻虫の発生が5日早く、発生グラフの山がずれてプロットされています。(こちら)
 他の害虫も看過できない発生を見せているため、来年度もコンフュザーなどの交信攪乱を施しながら、適正でしかも減農薬しながらYes!Cleanに沿うように農薬散布歴案を作成しようと、確認したのでございます。

12月 022008
 

2008-12-02(3).jpg12月5日19:30から北海道のNHKでは「北海道中ひざくりげ」が放送されますが、今回は留萌が取り上げられています。NHK札幌支局HPに予告が動画として出ています。
 番組の主人公は佐藤アレーナさんで、子供たちに安心安全な食べ物を与えたいと思ったとき、地元にもたくさんの良品があることに気付き、地産地消に目を向けるのです。アメリカからやって来たお嫁さんが「留萌」にこだわった食べ物を掘り下げていく内容となっているはずです。
 その一場面に当果樹園も取材しましたが、ココは増毛でもあり時間的余裕が無いことからカットされたとディレクターから知らされました。残念です。カット場面はこちら
 しかし、一つ前に書いたFMもえるの放送「FM緑の風通信:三地区面談」の場面は採用されるようです。(この場面
 まっ、ラジオの場面は社長のインタビューの背面としての役割と思いますが、こんな感じでいつも放送している事を判っていただければ幸いです。ただし普段ラジオ放送中、机にリンゴは置いていません。NHK取材用にロケの脚色として私が特別に並べたものです。
 北海道中ひざくりげは、12月5日金曜日 19:30からです。留萌の方、その後はFM76.9MHzFM緑の風通信生放送をお聞き下さい。

11月 292008
 

 昨日のFMもえる「FM緑の風通信」は、自称三地区代表者面談。この仲間達が次々と新聞に載っていますので、スキャンしてアップしておきます。
2008-11-29(1).jpg 2008-11-29(2).jpg 2008-11-29(3).jpg
 左は留萌市幌糠地区室田農園の室田強志氏が買ったばかりのデジカメでたまたま撮った田んぼとおじいちゃんの写真。そしてたまたま笑顔大賞に応募したところ、準大賞を取ってしまいました。11月20日付けの道新に載りました。
 中央は米・食味鑑定士協会主催、第10回「米・食味分析鑑定コンクール」で東北・北海道部門である「ほしのゆめ・つがるロマン・キララ397・ななつぼし 部門」で金賞を取った岩倉健悟氏の記事。同部門では、金賞を含め上位3名が南留萌でありました。去年は室田農園も同部門で金賞を受けています。改めて南留萌産米の優秀さが立証されました。
 右は番組で新米プレゼント企画の際、独自のラベルを貼ってみた松倉利幸氏の記事です。こちらは道新留萌宗谷版に載りました。

11月 182008
 

 2008-11-18.jpg
増毛から蜜蜂達が九州へ旅発った次の日の14日、北海道新聞夕刊の一面に「ミツバチ受難」の記事がデカデカと載っていましたので、覚書としてアップしておきます。
 参照:7月13日エントリ悪魔の新・農薬「ネオニコチノイド」
     7月28日エントリ「トンボとミツバチ」

11月 132008
 

2008-11-13.jpg 本日朝、りんごやサクランボの訪花に役だったまつやま養蜂園の蜜蜂たちが九州に向けて出発しました。
 今年はサクランボは5月10日の霜(冷気)により作柄が全く振るいませんでしたが、りんごはまずまずの出来で、蜜蜂たちは今年も果樹園で活躍しました。
 蜜蜂の本業は「アカシア蜜」の採取なのですが、こちらも低温の影響でアカシア花が激減し、蜜の収集量も激減しました。しかし、その後の花は低価格ながらなんとか採密できたようです。
 蜜蜂たちは知覧町(合併したため現在は南九州市)に向け、小春日和の増毛を後にしました。
 参照:2007年11月15日エントリ

11月 122008
 

 増毛の果物を(もっと)有名にするぞプロジェクトが進められています。北の農業&北のお魚.ねっとが中心となって、農協やもちろん果樹協会も参画しています。
2008-11-12(2).jpg  2008-11-12(3).jpg
 すでに10月3日から9日まで札幌地下街で、また10月29日から11月4日まで東京で増毛の果物が販売されました。
 特に東京は有楽町駅前にある「北海道どさんこプラザ」で開催され、増毛のりんごなどが大勢に人の目を留めたようです。
 増毛の果物を知らない(知名度が無い)りんご販売する際、すこしでも理解して貰おうと北のお魚ネットで作成したパンフレットが上記写真でございます。
 果樹協会や青年部もこれまで幾つかのパンフレットを作りましたが、こちらはまた違ったセンスでなかなか良くできております。「増毛はにっぽんの果樹園の北限」など一部に誤解される表記もありますが、大胆なデザインでありながら繊細な説明文となっていると思います。
 せっかくなのでこのHPの左バナーに張っておきます。

11月 062008
 

2008-11-06.jpg 毎年各支庁で行われている農業委員会研修会は今年、本日午後から苫前ふわっとにて開催され、留萌管内の農業委員が参集しました。増毛からは8名参加しました。(昨年は11月12日羽幌
 今回は昨年7月の各町村農業委員改選後初めての研修会となることから、農業委員会の概要など農業会議から講習を受け、又、来年度の農林水産省予算見込みなどの情勢説明を受けました。
 また、増毛に帰って18:30よりJA増毛支所にて増毛町果樹協会役員会が開かれています。

10月 292008
 

 2008-10-29.jpg今日は旭川で初雪だそうです。増毛の平地ではアラレは数回降りましたが、雪はまだです。しかし、ご多分に漏れず気温は冷えており、暑寒別岳は昨日から雪化粧となっています。写真は午後3時頃たまたま山の全景が見えましたのでシャッターを切ってみました。
 さて、果樹園では昨日運び入れたワラをしいています。(写真
昨年同様ミニユンボ使っています。

10月 232008
 

2008-10-23.jpg本日の道新に北菓楼の全面広告が載っていました。内容は新製品の「おかき」で「北海道開拓おかき(甘エビ味)」すが、内容は増毛町のPRそのものです。広告主は誰なのか一見不明でございますが、覚書としてアップしておきます。
 北菓楼は砂川に本店がありますが、札幌のデパートなどにもテナントがあります。で、私がいつも買ってくるのはシュークリーム「夢のドーム」でございます。

10月 162008
 

 本日(16日)午後2時より旭川農業会館において、北海道食の安全・安心条例等に係る意見交換会に意見交換参加者として出席してきました。2008-10-16.jpgこの食の安全・安心条例意見交換会は、道内の何カ所かで順次行われていて、今回の旭川では、意見者として旭川の消費者センターやグランドホテル、稚内の教育関係者、留萌管内から北留萌漁協参事、井原水産など、宗谷・上川・留萌から食に関係するいろいろな業種10名と道側を囲んでの交換会となっています。また、一般傍聴者も20名ほどおりました。私は増毛町の果樹協会として行ってきました。最初に5分程度の各自意見をすることになりましたが、みなさんノートにあらかじめ言うべきことをメモしていたようで、皆スラスラと意見されていました。私は全くメモ無しの行き当たりばったりで話しましたが、増毛での果樹園の減農薬の取り組みなどを話させていただきました。
 北海道では、遺伝子組み換え農産物の栽培規定など他府県よりいち早く対応して、食の安心に取り組んでいましたが、このほど更なる安心安全を求めた条例作りに取り組んでいるようです。
 意見交換会では、最近ニュースでにぎわせている中国産食品に対する不安や日本の自給率減少などを背景として、しかし生産側、加工側も安心安全への対応として、Yescleanの取り組みや加工ではHACCP導入、ホテルでは地元農産物への材料調達など地道に取り組んでいる状況が聞かれました。
 しかし、このような安全安心を進めるための設備投資・資材等のコストは上昇するものの、その対価が反映されない苦しい意見が全ての業種から聞かれました。
 この様な会議では、キーワードとなるのが、「地産地消」「食育」が必ず出てまいります。それはもちろん重要なことでございますが、北海道の自給率は200%であって、道内生産物の半分は移出しなければなりません。その意味で、道産品は移出先で他産地・輸入品との競合にさらされる訳です。その際の付加価値の一つとして、更なる「安全・安心」できる道産品生産への取り組みは、行政としても結構なことであると思いました。

10月 072008
 

 本日の朝、STVテレビ「ズームインSUPER」で余市町の山本観光果樹園から中継がありました。2008-10-07.jpg北海道だけの放送のようでしたが、りんごや梨狩りが取り上げられておりました。
 影像のりんごは増毛ではまだチョッと早い「早生ふじ」でして、さすが増毛より暖かい余市だなぁ、と見ていました。しかしリポートでは「ミツいっぱい」と言っておりましたけど、もぎ取ったりんごを割った影像にはミツは少々しかはいっていなくって、ちょくり無理したなぁと感じましたよ。
 梨は千両が紹介されていまして、まっ、オーソドックスでした。
 てっきり山本社長が出演するかと思いましたが、たぶん本人が遠慮したのかと。かわりに従業員と思われる「おばちゃま」が出ていました。
 それにしてもりんごの成っている影像はみごとなもので、山本観光果樹園のみならず北海道「りんご」のPRに役だったのではないかと思いました。

10月 052008
 

 2008-10-05(1).jpg
 本日付け日刊留萌新聞に春の低温(霜)による被害に対する町の対応についての記事が載っていましたので、アップしておきます。
 詳しくは画像クリックで拡大しますので、そちらをお読みください。
 まぁ、なにがしらの救済と申しても考えられる事といえば、例えばクミカンが赤字の場合、借入金を起こすことになりますが、その時の利息補給など挙げられます。

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