本日の朝、STVテレビ「ズームインSUPER」で余市町の山本観光果樹園から中継がありました。北海道だけの放送のようでしたが、りんごや梨狩りが取り上げられておりました。
影像のりんごは増毛ではまだチョッと早い「早生ふじ」でして、さすが増毛より暖かい余市だなぁ、と見ていました。しかしリポートでは「ミツいっぱい」と言っておりましたけど、もぎ取ったりんごを割った影像にはミツは少々しかはいっていなくって、ちょくり無理したなぁと感じましたよ。
梨は千両が紹介されていまして、まっ、オーソドックスでした。
てっきり山本社長が出演するかと思いましたが、たぶん本人が遠慮したのかと。かわりに従業員と思われる「おばちゃま」が出ていました。
それにしてもりんごの成っている影像はみごとなもので、山本観光果樹園のみならず北海道「りんご」のPRに役だったのではないかと思いました。
本日、NHKラジオに電話出演しました。
NHK旭川支局では、毎週金曜日ラジオ第一放送で「あさひかわ発ふるさと便」を放送。本日の14:22ころから約6分間、増毛の果物についてあれこれ電話でのやりとりでしたが、お話しました。
まぁ、こういう地域のPRであれば本来ならば果樹協会長の仕事でありますが、「ラジオなら慣れているべぇ」ということで、私が出ることになりました。
午前中リハーサルをしたので、まぁ、雰囲気はつかめたのでしたが、本番はあっという間で、ちゃんと情報が伝わったのか疑問ですが、今年の増毛果物は味が濃厚!などお話しました。
毎年9月2日は暑寒沢のお祭りでございます。暑寒沢稲荷神社は、会館横にこじんまり鎮座しておりまして、増毛神社から神主さんに来てもらい10時半より祈祷いたしました。(参照:元陣屋タイムトラベル増毛)
暑寒沢稲荷神社のまたまた横には、増毛果樹園の発祥功労者「大沼竹蔵」の祈念碑、東北から分祀した(私が勝手に思うに)「湯殿様」の小さな石碑もあり、こちらもお祓いいたしました。
祈祷後は会館に場を移して宴に入りました。来賓には町長、農協支所長を招いての会となり、我々は真っ昼間から生ビールを堪能したのでした。
青年部は特別料理を振る舞っているのですが、今年はちゃんちゃん焼き。鮭半身を何本も焼く光景は豪快でございました。
昨日なのですけれど、当園のサクランボ畑にある小屋から発見された、「藤原」の抜き文字トタン板を増毛町に寄附しました。増毛町での果樹発祥の功績者「藤原家」は現在増毛には居ないのですが、昔は暑寒沢の大地主だったんですね。約30年以上前に、「藤原」から買い受けた土地に小屋があって、それは元々住居だったようです。
その小屋の壁に無造作にぶら下げてあったこのトタン板なんです。
これは、昔、木製のりんご箱に、自分の屋号を印刷するためのものです。この文字を切り抜いた板を新箱取っ手面に載せでこの上から墨を含ませたタワシでなぞると、木箱に印刷出来るのです。
我が家はヤマセン(「人」の下に「千」)なので、この板は必要なく、ズーとズーと壁にぶら下がっていたのですが、この度、歴史的重要度が高い事に気づいたのですね。
数週間前の道新広告欄にこの本が載っており、気になったんで早速Amazonで悪魔の新・農薬「ネオニコチノイド」―ミツバチが消えた「沈黙の夏」を取り寄せました。ネオニコチノイドと言ってもピントこないんですけど、果樹に関する農薬名ですと「ダントツ」「スタークル」「モスピラン」など、数年前から出てきた新しい殺虫剤です。増毛の果樹はミツバチとの関わりが深いですから、「ただ事ならぬ!」と思い読破しました。
ネオニコチノイドは蜂に大影響があり、フランスで使用禁止になったことや、ある養蜂業者の被害の訴えを何度も繰り返し説いて、早く使用を中止すべきとしています。また、単位面積使用量が中国の100倍などや、これまでの有機リンを手榴弾とするとネオニコチノイド剤は原爆など、チョッと煽るような表記もありました。詳しくはAmazonレビューをぞうぞ。
後半では各農薬メーカーへの取材をされていますが、ことごとく反対し、聞く耳持たずで、一方的な解釈のみで書かれています。また現代人の無気力・無関心な風潮もこの剤が影響しているのではないかと疑問視しています。しかし、この剤が出ててから年数が経っていないので、この剤が原因と断定は出来ないのですから、こちらの表現も誘導的なものと思います。
増毛の果樹園では数年前からモスピランやスタークルが使われています。また、一昨年あたりからダントツも使用しています。この剤の散布期には、ミツバチは遠くに離れた場所に移されているとは言え、少なからずミツバチに影響があるならば増毛での使用は、考えなくてはならないかも知れません。
本書では、人間への影響をも警告しているのですが、本書内に数値などの科学的検証があまりなくて、「誰々がこう言っている」といった具合で、実際はどうなのか疑問です。
ユーザーである農業者が、農薬使用に関して農薬登録以外にもこの本のように関心を持ったほうが良いのかもしれませんが、それならば、農薬製造メーカーが申請すの登録制度の仕組みも、再考していただきたいとも思いました。
本日(7月11日)付けの北海道新聞、おそらく全道版にサクランボ低温被害についての記事が載っていました。見出しの「チェリー哀れ」にはもうちょっと良い表現がなかったのかなと。英語と日本語が混じっていて違和感を持ちました。
被害総額は一億円超かってんですが、一億円は遥かに超えているとおもいますよ。
岩見沢の東井果樹園とは対照的に増毛の秋香園は被害無しでもサクランボ狩り予約が少なく「哀れ」。でも東井さんの方がよっぽど可愛そうですよ。当果樹園に問合せのあった数件に、秋香園を勧めておきましたけど。
当果樹園も作柄は数割にとどまりそう。サクランボ狩りは細々と13日の団体さん以降に開園していこうと考えています。
7月1日告示で無投票が決まっていた増毛町農業委員選挙ですが、今日の午前10時より役場において当選証書が各当選者に付与されました。
選挙管理委員会委員長の挨拶の後、このほど立候補した8名に写真のように立派なバインダ付で委員長が一人一人渡したのでした。開会直前まで水揚げ作業をしていてびしょびしょに濡れていた私でしたが、素早く着替えネクタイを締めて出かけました。小雨ながらも気温が高く蒸し暑い中での付与式でした。 7月4日エントリ参照
7月1日告示でした増毛町農業委員会委員選挙は、立候補者が定数8を越えなかったので、無投票となりました。その通知が選挙管理委員会より今日になって郵送それてきました。(6月18日エントリ参照)
選挙枠での定数はこれまでの一名減の8名。しかし、前期では1名が任期満了前に病気により亡くなっており、今回は無風のまま同じ顔ぶれとなったようです。
推薦枠からは議会からは前期と同じ渡部氏がきまっておりますが、あと2団体はこれから審議されるものと思われます。
無投票でも当選証書が付与されます。
今日午後から増毛町農業委員会の任期満了に伴う選挙の立候補説明会が開かれました。農業委員は、町内の農業者による選挙によって選ばれるのと、農協、議会、共済から各一名の派遣によって構成されておりますが、その公選による部で、立候補予定者を対象に増毛町選挙管理委員会から今回の選挙について日程などの説明がありました。
今回から公選は一名減が決まっており、8名となります。
●告示日 平成20年7月1日
●選挙日 平成20年7月6日
届出は告示日の08:30から17:00までの一日限り。届出は立候補者本人、或いは推薦人。役場3階委員会議室。
事前審査の希望者は 6月26日13:30から17:00まで役場2階会議室
となっています。詳しくは増毛町役場へお問い合わせを。
その後、今期最後と思われる農業委員会が開かれ、農地の所有権移転などが審議されました。