5月 152013
 

2013-05-14-1以前から役員会等で何度も打ち合わせしていた全国さくらんぼ大会北海道大会(全国農業協同組合連合会主催)ですが、13日、14日開かれ、全国のさくらんぼ生産者など270名が参加しました。今回は増毛町からも生産者9名と役場JAとで参加してきました。
 一日目は、13日午後より札幌市のホテルモントレーエーデルホフで開かれました。
 今回は次世代に引き継ぐ産地づくりをメインテーマに、「災害に強いさくらんぼ作り」について、北海道の状況や山形県、山梨県の事例や試験状況などの発表がありました。
また、北海道の事例として不肖私が「増毛町におけるさくらんぼ作り」と題して、大量のミツバチを導入して結実確保している増毛の状況を発表しました。
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ここ5年間の開花期の低温傾向や、課題などを披露させていただいています。

 2日目の14日は、余市・仁木町に移動し実際の園地視察をしました。まずは余市町土井園では、山形県から10年来剪定講師をして頂いている軽部さんの選定技術を忠実に実践している園地を視察。日光が下枝までしっかり入り込む剪定に、山形県から来られた軽部さんの自称第一弟子さんも、その忠実ぶりにビックリされておりました。
 次に、仁木町の関井果樹園では、さくらんぼ結実に圧倒的に大量のマメコバチを導入している園地を視察しました。
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 写真のようなマメコバチコロニーを何箇所も設置しています。伺うとマメコバチに掛けた経費は今年は多くを更新したため約90万円かけたそうで、通常でも50万円ほどの経費をマメコバチにかけているそうです。
 最後は、おそらく日本最大のさくらんぼ園であろう「さくらんぼ山」の山野井さんです。2013-05-14-4
ここはもう自他共に認める広大や観光さくらんぼ園。経営には従業員の確保など苦労されているようですが、3世代前に入植された物語を話されていましたが、まだまだ開拓スピリットを強く抱いていると感じました。

4月 242013
 

2013-04-24-1北海道果樹協会本日24日15:30より、札幌共済ビルにて平成25年度の総会を開催しました。
 総会は各地区の代議員制となっていることから、増毛からは私の他2名と事務局が参加しています。
 去年は、事務局が仁木に移りながらも、札幌チカホで開催したフルーツマルシェが好評であったことから、今年も消費者へのアピール事業などを行うと共に、なんと言っても5月13日14日に予定されている全国さくらんぼ大会の北海道開催に向けて準備を進めているところです。
 総会後は、会場を移して懇親会が開かれ、地区を越えての情報交換など歓談しています。

3月 132013
 

2013-03-13-1北海道果樹協会は本日13日10時、札幌の北濃ビル19階にて果樹対策懇談会を開きました。
 各果樹協会支部や各事務局など38名が参加。これまで果樹協会が行っていた新品種比較試験の実績報告や、産地における取組みなど意見交換が行われました。
 また、今年は5月13日14日に全国さくらんぼ大会が札幌で開かれることから、事務的な準備進捗状況なの確認されました。
 新たな情報では米国産サクランボ輸入について、アメリカ側からの要請に応えて、これまでのカリフォルニア・オレゴン・ワシントン州に加えてアイダホ州産サクランボも輸入拡大されることになったようです。また、日本には生息していないコドリンガが発生していることから、臭化メチルのくん蒸する方式に加え、くん蒸しない方式では、さらに検査の厳格化をする検疫処置となったようです。

2月 082013
 

 増毛町果樹協会は、2月7日午後から暑寒沢会館で総会を開きました。
 来賓には増毛町副町長を始めとする職員、JA南るもい組合長ら関係係り、普及センターなどにお越しいただき、事業報告や終始決算など審議いたしました。
 私が会長ですので、皆様には・・・
 24年度はサクランボは融雪期の夏日となる高温に反して開花期の低温により、果樹園地での結実格差が生じました。また、洋梨は例年並みの収量だったもののリンゴに関しては生育期の高温による日焼け果、着色不良果がみられ、また高温多雨によってタンソ病の多発も見られました。一年を通じて良いイメージが無いまま終わってしまいました。今年は政権も変わり、世の中の景気がよくなり流通価格が上がれば、果樹栽培にも励みにもなり、なんとか今年は良品質な果実をたくさん獲れるようなよい年になるように祈念すると、挨拶させて頂きました。

12月 172012
 

北海道果樹協会の役員会が札幌で開かれ、増毛を代表して行って参りました。役員会では冬季の剪定講習会を2月に札幌で行うことや、5月に北海道開催が予定されている全国サクランボ大会の運営をどうするかなど図られました。
 また、10月に札幌地下歩行空間(チカホ)で行った果物マルシェの成果と反省もありました。増毛町からは二日間の参加しましたが、二日間の割には売上は結構あり、他の産地からの羨望も受けましたな。
 自家用車で行きましたが、今日の路面はアイスバーンやシャーベット、圧雪など様々な路面状況で、ちっと神経を使う運転でしたが、他の用事も済ませて無事に帰宅した次第です。

12月 132012
 

 増毛町果樹協会は本日12日、午後から暑寒沢会館で、今年最後の現地研修会を開き、来年度の防除暦検討などをしました。
まず、普及センターより今年の気象推移、作物の生育や収量などの考察がありました。
 今年は5月頭の真夏並の気温により、それまで融雪が平年より遅れていたのに生育は一気に平年を追い越しサクランボは開花しました。しかし、開花すると気温は低く推移し、ミツバチ導入中にも思うような気温上昇が無く、結局サクランボは狭い暑寒沢にあっても園地によって結実が多い少ないが分かれ、園地格差が広がりました。
 リンゴや洋梨は平年並みの結実がありましたが、8月から9月の高温なのに降水量がおおかったりで、たんそ病が多発。また日焼け果も多く見られる年となりました。また10月には再び降水日が多くあって日照不足により着色が進まなかったりもしました。しかし、一果重は平年を超えて大玉傾向・糖度も高くなりました。
近年「異常気象」と呼べる気象現象が多発していますが、今年も平年との差異が体感した年となった感じがします。
以下覚書として、普及センターからの資料を覚書としてアップしておきます。

10月 072012
 

増毛のフルーツをPRするために打ち出した企画で、増毛のくだもの5kgをプレゼント企画が本日
11時よりJA南るもい増毛支所の果樹集荷場で行われました。
 スタッフは昨日の札幌に引き続き、本日朝からプレゼントの箱詰め作業。今回は先着300組に無料で約5キロの増毛果物一箱をプレゼント。早く9時半にすでに並ばれた人がいたそうで、始まる11時前には約160名が延々と行列が出来てしまいました。
 増毛の果物に関するアンケートに答えてもらい、プレゼントを贈呈、約1時間半で300個の箱はなくなりました。
 プレゼントはりんご津軽と、今が旬のバートレットが入りました。
 私はスタッフをねぎらうつもりで顔を出しましたが、箱詰めが忙しく最後まで手伝う事となりました。
 今日は朝方一時雨があって肌寒い日となりましたが、果樹園には大変多くの観光客が入りました。やはり皆様秋の果物を求める本能のようなものが働いたのではないかと思っております。

10月 072012
 

先日のフルーツマルシェのマスコミ記事があちこちに載った模様。
STVテレビではネットで見られます。私、バッチリ写ってます。また、同じ映像で日テレNEWS24にも取り上げられていますから、全国にも知らしめられたようです。

STVのHPはこちら(時間が経つと消える)
日テレNEWS24はこちら

 日本農業新聞北海道版にも載りました。クリックで拡大します。
 この他にも北海道新聞札幌地方版にも載りました。記事は手に入れることが出来ませんでしたが、記事文に「増毛町」を入れていただいているようで、ありがとう道新さん!
 左の農業新聞には、余市や仁木がこのイベントを盛り上げているかのような印象ですが、事実は増毛の方がはるかに活気があったのですよー。

10月 062012
 

 
北海道果樹協会の札幌地下歩行空間で行われている「フルーツマルシェ」に、初日の昨日と二日目と増毛町から泊りがけで出品出向して来した。
 増毛からは、増毛町果樹協会から私とJAから一人、増毛町観光協会、役場農林水産課職員など動員して7名で、増毛の果樹を中心として「増毛にも果物がある」とのPRや、ジュースの試飲販売、もちろん洋梨やりんごをも販売いたしました。
 地下歩行空間の人出は、まずまずでしが二日目になるとテレビで紹介された事もあり、またどうやら雨が降っていたようで地下の一通りがものすごく多かったです。売上も二日目は初日の倍近くありましたな。
 売り場での制約が厳しくて、売り台は3メートルの狭いテーブル一台のみ。当然商品はたくさん並べられず、我々は洋梨二種、りんごは津軽のみ、ブラムリーは一角、人参ミックスジュース、ハチミツなどをハイエース満載で乗り込みました。
初日はテレビカメラが数社取材していました。STVからカメラを向けられ、ブラムリーを大写し。思わず仲野さんのFACEBOOKで話題になった「万円の笑み」が頭に浮かび、人懐っこさ100%で対応した私がいました。
 二日目はすっぱいリンゴを求めにわざわざやってくるお客さんも多かったですし、一時は人がかなり集まって会場は大盛況となったのですが、主催者なのか場所の管理者なのか分かりませんが、会場と通路の境界(タイルの色が違っている)に仕切りテープを設置されてしまい、歩行者が興味を示しても気安く入れないようにされてしまいました。
 一体、盛り上げたいのか妨害したいのか画一的な対応にイラっとしてしまいましたな。我々のテーブルの照明はちゃんとしてなかったくせにですよ。
 それで持っていった果物は完売。皆様、お疲れ様でした後片付けし夜10時頃、二日ぶりに増毛に帰ってきました。

10月 042012
 

北海道果樹協会は、10月5日から9日まで札幌の地下歩行空間のイベントスペースで、道産果物のPR企画を行います。増毛からは明日と明後日、役場職員にもお手伝いいただきながら、増毛の果物のPRと、JAによる即売会を予定しており、当然、増毛町果樹協会として私も行って参ります。
北海道新聞にその企画が記事になりました。

あのね、道新さん。この絵、おかしくない?フルーツマルシェって言っているのに、ジュースしか並んでないしょ。それに「栽培面積は余市、仁木がが中心」とか果樹は「ほぼ全道で栽培されている」とか、「増毛町」は一切載っていないとか、新聞記事にさせてもらって何なんですが正確さに欠けるんでないの?とちょっと愚痴。

9月 042012
 

9月4日は、午前中はまず増毛町農業委員会の「農地パトロール」がありました。農地パトロールは毎年行っておりますが、農地の耕作放棄地や農地の違法転用がないかどうか増毛町内を見て回ります。
 農地の持ち主が高齢化したため耕作できずに荒れた状態となっている農地が増毛町には多くあります。本来ならば区画整理して誰かが借りやすくするのも手法ですが、借り手がいないとか代々の土地を手放さないなどあり、結果ヤブと化している農地が多いのです。
 国はこれらの遊休農地の解消を積極的に打ち出せと各市町村の農業委員会に圧力をかけていますが、現場では複雑な事情がいりみだって思うように解消されないのが現状となっています。
 午後からは増毛町果樹協会主催の現地研修会が暑寒沢会館で開かれました。
 秋の果物シーズンが本格化しますので、ここまでの気象推移を踏まえて現在の果実状態の確認など普及センターから説明を受けました。
 今年は例年より気温が高く、果実収獲は平年より早まりそうで、洋梨バートレットやりんごの津軽など、収獲遅れに注意が必要との事でした。また、近年被害が目立ってきたプルーンのスモモヒメシンクイの生態なども解説を受け、小まめな耕種的管理も必要な事を学びました。

8月 242012
 

本日8月24日、北海道果樹協会は全道生産者研修会を旭川で開き、北海道果樹産地から約100名のメンバーが参加しました。
 午前の部では西神居地区の山中果樹園、水澤果樹園を視察。山中果樹園では傾斜地でありながらもリンゴの手入れを小まめになされていていました。水澤果樹園では、新品種を積極的に導入しており、常に新しい状態を作っているなと感じました。
 やはり他の産地ゃ園地を視察すると、自分もちゃんとしなきゃと刺激を受けますね。
 午後からは市内の旭川農業センターに移動して、講習会です。
 「近年、問題になっている病害虫」と題して、増毛にも赴任したことのある小坂氏の講演。気象にも左右されますが、最近の病害虫の動向などせつめいをうけました。
 次にプランニングオフィス”YK”代表加藤義一氏による「食関連環境の変化について」と題しての講演でした。高齢化を含めて単身世帯が増えるなど、社会情勢が変化し、消費動向をどう捉えるべきか、また果樹などの産物をどのようにマーケティングすべきかのヒントを与えて頂きました。

7月 242012
 

 初めて行うイベント、もう何度もやっているイベント。双方とも、反省点が浮かび上がります。うまくいく時もあればうまくいかない場合もありますが、やっぱり行動を起こしてみたから分かる結果なのであります。
 今回もいくつもの反省点がありました。当初は中止の意見もありましたが、やはの積極策に出た結果でありベターな方角へと修正する良き材料です。留萌新聞さん二人も来て取材してくれてありがとう。

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