12月 132012
増毛町果樹協会は本日12日、午後から暑寒沢会館で、今年最後の現地研修会を開き、来年度の防除暦検討などをしました。
まず、普及センターより今年の気象推移、作物の生育や収量などの考察がありました。
今年は5月頭の真夏並の気温により、それまで融雪が平年より遅れていたのに生育は一気に平年を追い越しサクランボは開花しました。しかし、開花すると気温は低く推移し、ミツバチ導入中にも思うような気温上昇が無く、結局サクランボは狭い暑寒沢にあっても園地によって結実が多い少ないが分かれ、園地格差が広がりました。
リンゴや洋梨は平年並みの結実がありましたが、8月から9月の高温なのに降水量がおおかったりで、たんそ病が多発。また日焼け果も多く見られる年となりました。また10月には再び降水日が多くあって日照不足により着色が進まなかったりもしました。しかし、一果重は平年を超えて大玉傾向・糖度も高くなりました。
近年「異常気象」と呼べる気象現象が多発していますが、今年も平年との差異が体感した年となった感じがします。
以下覚書として、普及センターからの資料を覚書としてアップしておきます。