6月 082006
 

 長沼町の果樹園ブログ「仲野フルーツパークから」に「栃 (マロニエ)の木のはな」のエントリがありました。
 「栃(とち)の木」が北海道では珍しいとは知りませんでした。まぁ興味が全くなかったので、身近にありながら気にも留めていませんでした。当果樹園の近所に藤原筆吉翁の碑がありますが、その中に栃の木の説明看板がひっそり掲げられています。 これによると、栃の木は明治時代に山形から持ち込まれたようです。藤原の碑の敷地には、数本の栃の木が立っていますが、今は花盛りとなっています。
 秋にはクルミのように渋皮の中に実がなります。栃の実は、殻から取り出すと栗にそっくりです。知らない人は「大きな栗」と勘違いするほどです。山形に旅行の際、「栃餅」が売られていました。栃の実はアクが強くて、食するには何度も何度もアクを抜く必要があり、苦労してやっと食べられるようになるとテレビでやっていたのを記憶しております。
 我が家では、栃の実を砕いて焼酎に漬けた汁を打撲時のシップ薬にするという我流療法もやっています。

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