8月 232011
 

 北海道果樹協会は、8月23日壮瞥町で全道果樹生産者研修会を開き、全道の果樹生産者や行政関係者など約130名が集まりました。増毛町からは、青年部を含めて総勢17名が参加しました。

 午前9時半に集合し、まずは現地の果樹園を視察。フジモリ果樹園では北海道で初めて導入されたであろうサクランボの防霜ファンの様子を見学しました。特別に電源の入って回されたファンは、想像以上の風量で皆興味を示していました。
 壮瞥で大手となるタカシナ果樹園では、身障者用トイレまで用意された観光直売場を見学。多くの観光客のニーズをとらえて、多品目多品種果樹栽培が実践され、すでに極早生のリンゴも売られていました。
 堀口果樹園では、壮瞥ではりんごを経営の柱としていますが、いづれも「観光」で販売されています。

 午後は壮瞥の文化施設「山美湖」に会場を移して、先日行われた「サクランボ品評会」の表彰式や、壮瞥の農業情勢などの紹介がなされました。
 また、北海道大学準教授鈴木卓氏を招いて、北方圏の小果樹と題して、アメリカの果樹種族保存施設の紹介や、日本にあるが日本人の気づかない見逃されている有望な小果樹の期待を込めた講演がなされました。

 研修会終了後、青年部をのぞく増毛果樹協会組は壮瞥で一番大きな防除組合を視察。17件の果樹園が共同で使っているSSを見させていただきました。5台中3台がキャビンと言う先進的な取り組みに増毛一同、感心。皆うらやましい思いと、いつかはキャビンにしたいとの感じたようです。
 その後、帰路につくわけですが道中定山渓のホテルで日帰り入浴と食事をとり、何かとゆっくり時間ロスをしながら増毛に着いたのは23時前でした。

8月 222011
 

暑寒沢稲荷神社の鳥居は、約20年前に建て替えられたそうですが、もう古くて鳥の巣穴が空いていたり、地際が腐ってぐらぐらしたりして、いつ倒れてもおかしくない状態でした。そこで、自治会では新たに建て替えることになりました。
  

今春、黒岩尻のカラ松を切り倒して、はたまた黒岩尻の農家Hさんに細工を依頼。素人ながらも立派な鳥居が組まれました。防腐剤をぬり、本日22日、自治会役員総出で作業にあたりました。

 

これまでの鳥居を撤去し、これまで奥まって目立たなかったの場所から道路側に穴を移動。ウチのミニユンボで掘削、借りてきたユニックで設置いたしました。地際はコンクリートを練って流し入れ、より腐れにくい細工を致しました。

 

最後に赤いペイントを施し完成。作業にあったみんなでパチリと記念写真を撮りました。9月1日2日は暑寒沢稲荷神社祭。そのおり神主さんのお祓いを待つだけとなりました。

8月 092011
 

 先日の8日午後、当園にはしては最後のサクランボ入園となりました団体さんがやってきました。団体さんは福島県で被災された方々で、私には詳しいプログラムはわかりませんが、とにかく、留萌を巡って陰る気持ちを少しでも晴らしていただこうという事のようです。
 サクランボはほぼ終わっていますが、それでも残っていたわずかのサクランボを賞味してもらいました。
 福島県といえばフルーツ王国。そんな県民に増毛のサクランボは慰めにも成らないかも知れませんでしたが、一応、増毛果樹の外郭をご説明させていただきました。

8月 072011
 

 今年も(と言っても去年一昨年のこのブログデータは消滅していますが)東京大学の山本光夫先生率いる全学ゼミナールが増毛に来町。帰りがけに当園を訪れました。そもそもは、”「海の森」再生の最前線を体験する”がメインなのですが、増毛に来た以上は果樹も見ておきましょうということで、不肖私が先生となり、果樹園内で東大生8名ほど相手に講義いたしました。
 学生の中には、ドバイからの留学生もおり、「明後日帰るからサクランボ持って帰りたい」とのご希望もありましたが、なんぼなんでもドバイまで増毛サクランボが傷まないで保つわけ無いと思いましたが、果たしてどうなるのでしょうかね。
 学生達の専門分野はそれぞれでしたが、やはり色々な分野に興味を持たれる優秀な方々に、私もタジタジ?でした。

7月 292011
 

 留萌観光連盟企画の「夏休みサクランボ青空教室&ジャム作り体験」が今日の午後ありました。当果樹園内でサクランボのうんちくを仙北清孝先生(エッヘん)の講義の後、場所を移してのジャム作り体験をいたしました。
 今回は10組の親子が参加。サクランボの木の下にコンテナを椅子代わりにして輪をつくり、私(仙北先生)がサクランボが実るまでの苦労とか果物とお菓子の関係など講釈を語りました。
その後は暑寒沢会館にて、サクランボを原料としたジャム作り体験です。フライパンにサクランボと砂糖、レモン少々をアクを取りながらコンロで煮詰めて出来上がり。瓶詰めして殺菌の湯煎して完成。この体験中、留萌に来られていた北海道知事が立ち寄られました。なんと、増毛町長・知事・留萌振興局長のスリートップによるサクランボジャム作りシーンとなりました。
 知事は大変忙しく15分少々で札幌に向かわれましたが、それでも出来たてのジャムも試食され、意外なおいしさにびっくり。この祭、米チェンならぬ「ジャムチェン」してはいかがでしょうかね?

【8月1日追記】
役場のHさんから私も一緒に写っている写真いただきましたので、アップしておきます。Four top映像~?左から[増毛町長・増毛町果樹協会長・北海道知事・留萌振興局長]

7月 272011
 

 増毛町農業委員会は先の選挙後、初めての総会を26日午後から役場3階で開きました。
 増毛町農業委員は全部で11名。内公選者8名、議会、農協、共済からの推薦者各1名となっています。今回の改選で、新人2名が入れ替わりましたが、その入れ替わった前委員は会長と職務代理者でありました。
 今回は総会では、新会長を年長者である仙北登氏、職務代理者は下田氏をそれぞれ選びました。

7月 222011
 

 農協の係りの方が気を利かせて、北海道クリーン農業推進協議会のYes!Cleanグッズを頂いたようで、増毛の参加果樹園に配られました。
 今回は小さめの幟やプレート、PRパンフとエプロンです。各果樹園では、直売場に早速飾ざられ、当園では目立つところに設置いたしました。
 あっ、それからポケットティシュもそこそこの量あったんですが、一日にしてお客様が持ち帰られました。

7月 192011
 

今年も増毛町果樹協会は「さくらんぼ食べにおいday」を7月17日18日両日行い、さくらんぼ狩りのお客様にさくらんぼ200g相当のサービスをしました。
 今年は7月に入って毎日のように雨が続き、サクランボの色づきが悪くて、当園ではサービス用にサクランボが確保できるのか不安もありました。17日は朝方雨模様でいつもの日曜日の割に来客数が少ない様に感じましたが、それでも大型バスがあちこちの果樹園に入ったようでした。また、18日は霧で一日中露がきれないパッとしない天気でした。来客は連休最終日はいつも少なめになるため、やや寂しい感じだったと思います。
 各果樹園の感想は聞いていませんが、やはり異常な長雨による生育遅れや、露地物サクランボの壊滅状況など、恨めしく思っているかと思います。そんな中でも、果樹園にご来園されたお客様には感謝いたしたいと思います。

7月 162011
 

昨日の札幌での品評会の様子が道新の記事になりました。

そもそもルビーをじっくり見たこと無い私にはピントきませんけど、宝石のようなサクランボでしたって事ですよねー。私も道新女性記者から取材されましたが、バッサリカットですね。でも全道版に載せられるようにがんばって頂いたようで、しっかり私も記事を見ることが出来ました。

さて、入賞した旭川1品と増毛の2品、20位以内だった増毛2品を展示してサクランボの展示即売会が、旭川の巨大ショッピングモールであるイオンで開催。生産者もアピールしながらと言うことで、本日16日午前10時~11時半まで私と増毛果樹協会副会長の冨野氏と店頭に立たせて頂きました。
即売されたのは旭川深川増毛のサクランボ佐藤錦フードパック。
 まぁ、先日の品評会がテレビ等で広く流れると品評会サクランボも一段と引き立つのですけれど、お客さんは下のフードパック選びに夢中であまり上段の入賞サクランボに目がいかないようでした。

7月 152011
 

 北海道果樹協会は7月15日、札幌市の地下歩行空間13番出口付近にある広場で、第6回北海道さくらんぼ品評会を開きました。今回は増毛、余市、仁木、深川、旭川の5地区から42点の出品がありました。品種は佐藤錦。
 今年は天候の悪さから熟期が遅れ、色づきが悪いまま品評会を迎えることになり、予定数量を大きく下回りました。
 しかし、それでも出品されたサクランボは、どれも特級品。パックの並べも細やかに行われて、どれも超立派な佐藤錦が集まりました。
 審査は、糖度や病理の有無、並べ方や色づき具合など加味され、試験場関係者や市場関係者らに審査いただきました。また、一般の方から募集した「道産果物サポーター」による審査もなされました。
結果、最優秀賞には仁木の端さんが選ばれました。写真のようにすばらしい佐藤錦でございました。
 増毛は5位とサポーター賞が入賞しました。
 審査の中で、色づきの濃いサクランボとそれよりやや薄いサクランボが合った場合、市場目線ですと濃いサクランボは「過熟」と判断され薄めの方を評価しがちであることが判りました。つまり消費者目線ですと見た目に赤くて「おいしそう」を優先し、市場目線からはある程度の日持ちする事も要求されると言うことで、産地として生産者としてどこのニーズに合わせるかが求められるわけです。
 さて、増毛産さくらんぼは、去年の旭川でのイベントでもサポーター賞を受賞し、今年も同様の賞にあることから、増毛は消費者優先のサクランボ選果を心掛けているのではないかと思います。事実、私も見た目も重要ですが、食べておいしそうな果実生産を目指しています。
 さくらんぼ時期は期間が短く、とりわけ今年は遅く始まって早々に終わる感じなので、この時期を逃すことなく消費者の方に今年のさくらんぼをご賞味いただきたいと思います。

4月 172009
 

先日(4月7日)JA南るもい農協総会で、理事監事の役員が選任され、合併してから7年間組合長を務められた松本氏が退任し、新たに代表理事組合長として橋村勉氏が就任しました。
4月17日づけ日刊留萌新聞と、JA南るみいだよりにそれぞれインタビューと挨拶文が載っていましたので、覚書としてアップしておきます。
2009-04-17-1 2009-04-17-2

4月 092009
 

2009-04-09本日4月9日北海道新聞留萌宗谷版に、増毛フルーツワイナリーの記事が大きく載っていましたので、アップしておきます。
 当果樹園のすぐ近くにあるワイナリーなのですが、私はまだ工場に入った事はありませんし、堀井さんと深くお話しした事も無いのですが、一度FMもえるに出演していただきたいなぁと思っております。

参照:増毛フルーツワイナリーHP
http://www.mashike-winery.jp/index.html

2008年7月16日エントリ「新たな名物完成」

4月 072009
 

2009-04-07本日(4月7日)午後1:30より留萌市公民館で第7回南るもい農協の総会が開かれました。
 組合数469名中、総会開始直後の参加者は53名。書面による決議提出者246、委任状12名でした。なんだか肝心の組合員よりも役員・来賓の方が多い印象も受けました。
 総会に出された意見としては、世界的な株価下落に伴い信連に対する増資要請に応える根拠を具体的に示して貰いたい事など出されました。
 また、ルピナスの一層の顧客サービス充実の要望。その他、退職役員への慰労金の是非を問う厳しい意見も出されましたが、結局全ての議案は原案どおり可決成立しました。
 今回の役員で、これまで務めてきた松本組合長と数名の理事が退職。今後は新しい役員体制となることになりました。

4月 052009
 

2009-04-05 本日11時30分頃、北朝鮮から「飛翔体」が打ち上げられたニュース入りました。
 増毛は午前中時折小雨だったのですが、午後から晴れて夕方には暑寒別岳がばっちり見えました。こちら
 剪定で上を見ている時間が長い私なのです。北朝鮮ミサイルの当面の危機が去りましたので、安心して空を舞う増毛の「飛翔体」を写真に捉えましたのでアップします。
 ところで、民主党が「北朝鮮飛翔体発射対策室」なるものを作って「万が一発射したら対応を考える」って言ってましたが、どうなったんですかねー(棒読み)。昨日の誤報には素早く反応し、政府を批判して政権交代を訴えるという斜め45度の民主党ですけど、肝心の「発射」後には、未だにコメントも聞こえてきませんし、北朝鮮に抗議する態度も見ていませんけど。

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