りんご開花

 サクランボの花は、風が吹くたびに花びらが舞い落ちております。その一方で、りんごの花が咲き出しました。写真は滅多に植えられていないE1という品種。ジュース用です。この花が、当果樹園にあるいろいろなリンゴよりも、うっすらピ … “りんご開花” の続きを読む

 サクランボの花は、風が吹くたびに花びらが舞い落ちております。その一方で、りんごの花が咲き出しました。写真は滅多に植えられていないE1という品種。ジュース用です。この花が、当果樹園にあるいろいろなリンゴよりも、うっすらピンクが奇麗いな大きな花が咲きます。
 花びらは5枚。リンゴは、一つの花を中心としてその回りに4?5個の花が咲きます。中心の花を「中心花」、回りの花を「側花(そっか)」と言います。中心花が側花より早く咲き出します。この時間差は、おそらくは「霜」によるリスク回避の為であると思います。雄しべは20本以内(こちら参照)。
 花びらがなぜ5枚なのか?りんごを輪切りにすると、5画の星形になると思いますが、これも不思議。バラ科共通のなにかが関わっていると思いますが、5になったのはどうしてでしょうかねぇ。しかし、このバラ科の「5」は、宗教的に影響を受けていますね。こちら参照りんごは、聖なる果物なんですね。

ミツバチ再入園

 昨晩は霜注意報が出ていたため、夜中まで定時に気温観測を地域挙げて行いました。幸い暑寒沢には被害ありませんでした。おそらくプラス1度辺りまで下がったかも知れませんけど。沢を一つ越えた北側に「箸別沢」がありますが、こちらは … “ミツバチ再入園” の続きを読む

 昨晩は霜注意報が出ていたため、夜中まで定時に気温観測を地域挙げて行いました。幸い暑寒沢には被害ありませんでした。おそらくプラス1度辺りまで下がったかも知れませんけど。沢を一つ越えた北側に「箸別沢」がありますが、こちらは地面に霜が降りたようです。サクランボの花は地上数メートルにあるので、深刻な被害には至らなかったようです。
 そして今朝は、快晴。暑寒別岳もくっきり見えていました。手前は梨の花です。
夕方、ミツバチを再び果樹園へと搬入しました。今回の蜂は、サクランボで活躍した群と違い、九州から2番目に到着した蜂達です。今回も果樹園内は約200箱の蜂箱が入れられました。
 F普及員によるとここまでの果樹の生育は、平年より一日遅れだそうです。やはり、開花後の晴天高温日が続いたので、雪解けの遅さをかなり挽回しました。
 p.s 今晩も霜注意報がて出ていますが、夜9時の段階で約6度ですので、おそらく大丈夫であろう事で、霜対策は今日は無しです。

薬かけ

 ミツバチを一旦離園したすきに防除をしなければなりません。昨日夕方にスプレヤーが空きましたので、昨日のうちに2タンク、今日早朝より防除作業を再開しました。  今日は曇っていた昨日とはうってかわって快晴。風もほとんど無くて … “薬かけ” の続きを読む

 ミツバチを一旦離園したすきに防除をしなければなりません。昨日夕方にスプレヤーが空きましたので、昨日のうちに2タンク、今日早朝より防除作業を再開しました。
 今日は曇っていた昨日とはうってかわって快晴。風もほとんど無くて暖かく、薬かけ日和でした。
 りんごには、アンビルフロアブルを、サクランボにはスミレックスをそれぞれかけました。ミツバチ再入園を明日夕方に控えていますので、今回の散布は「殺菌剤」のみとなっています。防除暦参照はこちら
 ちなみに去年は5月30日でした。そういう意味では、昨年よりも1週間ほど生育や作業が進んでいると言えます。

ちっとうれしいぞろ目

 畑へ堆肥をマニュアスプレッターで撒いていますが、トラクターのメーターが記念すべきぞろ目が出ました。  このトラクターはイセキ。平成7年購入。トラクターのメーターは自動車の積算距離計と違い、総稼働時間表示です。建設機械は … “ちっとうれしいぞろ目” の続きを読む

 畑へ堆肥をマニュアスプレッターで撒いていますが、トラクターのメーターが記念すべきぞろ目が出ました。
 このトラクターはイセキ。平成7年購入。トラクターのメーターは自動車の積算距離計と違い、総稼働時間表示です。建設機械はクォーツの時計による積算時間ですが、我が家のトラクターの場合はたぶん、従来からのエンジン回転から割り出した時間と思われます。エンジンの定格回転数の時には本当の時間と合いますが、だれも定格回転で作業はしないと思われ、時計とは一致しないはずです。(確証は無い)
 それでもメーターが2で揃って、なぜか幸運気分でうれしいです。購入11年で揃いということは、次の3揃いは何時になるのでしょうか?

りんごの開花直前

 りんごの花はこんな感じになっています(つがる)。うっすらピンクのつぼみとなっています。また、地面にはタンポポが咲き出しました。  タンポポは果樹園ではどちらかというとやっかいもの。根は深いし、綿帽子となって飛ぶようにな … “りんごの開花直前” の続きを読む

 りんごの花はこんな感じになっています(つがる)。うっすらピンクのつぼみとなっています。また、地面にはタンポポが咲き出しました。
 タンポポは果樹園ではどちらかというとやっかいもの。根は深いし、綿帽子となって飛ぶようになると、トラクターのラジエターを詰まらせます。生命力もかなりのものです。

尊敬される国民品格ある国家

 本日3本目のエントリーです。  仕事やらブログやら忙しくなったので、一冊の本を読むのに日数がかかるようになりましたが、この本尊敬される国民 品格ある国家を読みました。  渡部昇一氏と岡崎久彦氏の対談形式の本です。岡崎氏 … “尊敬される国民品格ある国家” の続きを読む

 本日3本目のエントリーです。
 仕事やらブログやら忙しくなったので、一冊の本を読むのに日数がかかるようになりましたが、この本尊敬される国民 品格ある国家を読みました。
 渡部昇一氏と岡崎久彦氏の対談形式の本です。岡崎氏はテレビにも良く出られていますし、渡部氏の本は私も何冊か読んでいます。
 改めてこれまでの私なりの考え方の再認識をした次第です。文中で、国家間の同盟関係の大切さを述べられております。岡崎氏は日英関係が強固であったなら先の戦争は回避できたのではないかと分析しております。
 この本を読むのに何日もかかりましたので、最初の部分は印象が薄れてきていますが、「なるほどなぁ」と思わせる部分が多かったです。

かつての日本、ことに明治の日本には品格があった。国に品格が具われば国際的な存在は増してくる。
外交の本質は国益を守ること。歴史観によって外交が左右されるなどとは、あってはならない。

ミツバチを離園

 りんごの花が咲きそうになってきました。開花直前の薬剤防除のため、一旦ミツバチを果樹園から運び出しました。  今日は午後から3時前頃まで雨が降って肌寒かったのですが、雨が上がってから風向きが南となり、夕方は暖かく感じられ … “ミツバチを離園” の続きを読む

 りんごの花が咲きそうになってきました。開花直前の薬剤防除のため、一旦ミツバチを果樹園から運び出しました。
 今日は午後から3時前頃まで雨が降って肌寒かったのですが、雨が上がってから風向きが南となり、夕方は暖かく感じられました。そのためか蜂達の活動も夕方でも盛んになっていて、蜂箱の蓋を閉めてからもたくさんの蜂達が帰巣してきました。しかし閉めた蓋を開けるわけにもいかず、この働き者の蜂達は泣く泣く残留させることになった次第です。
 明日は雨の予報が入っているため、一応3日の猶予期間を与え25日に再び蜂を搬入することとして、それまでにリンゴ開花前防除とサクランボ落花期防除(いずれも殺菌剤のみ)をする事になりました。

北限の桃は北限じゃーない

 我が家で法事があり、秋田や内地から親戚が集まりまして、送迎やら夜はビールやらでブログ更新を怠っていました。
 その間、天気は大変良くて気温が上昇して、いろいろ果樹の花が咲きました。サクランボの次は「洋梨」が咲きます。洋梨の花は白くて、梨の樹の性質で短かい枝(いわゆる生姜芽)がたくさん出ますので、花も大量に咲き出します。写真は松倉濃園参照
 他に咲き出したのが桃です。
 秋田県鹿角市で「北限の桃」なる商標登録済みの桃がありますが、秋田県が決して「北限」ではありません!果樹業者として紛らわしいネーミングに対して怒りさえ覚えますが、商標を登録している以上はその責任で消費者に対して説明すべきでしょう。いくら良質の桃が作られたとしても、名前にウソがあっては元も子もありません。
??>当ブログ「みんな北限が好き」その1その2参照
 それはさておき、今年も当果樹園の桃は元気に開花しました。今日は曇っていたのでその鮮やかさが写らなかったのが残念ですが、サクランボや梨が白い花に対して桃はきれいなピンクなのでとても奇麗です。
 しかし、目的は良い桃を作ることであって鑑賞している場合ではありません。すべてに結実すると小さなミニ果実しかなりませんので、少しでも樹の負担を軽くするため、せっかく咲いた花の大部分をちぎり落としています。畑の地面には、落とした花の絨毯のようになります。その上を歩くと王子様気分に浸れるかもよ。

ミツバチ活躍中

 今日の増毛は朝8時のアメダスデータで19度を記録。以後は気温は下がったものの、この暖気でサクランボの花は一段と開花しました。「満開」ではありませんが、それでも佐藤錦は過半数は咲いていたかと思います。  この気温と花につ … “ミツバチ活躍中” の続きを読む

 今日の増毛は朝8時のアメダスデータで19度を記録。以後は気温は下がったものの、この暖気でサクランボの花は一段と開花しました。「満開」ではありませんが、それでも佐藤錦は過半数は咲いていたかと思います。
 この気温と花につられて昨日果樹園に入れたミツバチ達は一斉に訪花を始めました。開花しているサクランボの樹には、ブンブンと蜂達の羽ばたき音が聞こえます。サクランボが開花間もないにもかかわらず、蜂の足には花粉をたくさん絡めて飛んでいますので、サクランボの花粉も出ている(開葯している)ようです。
 蜂の写真を撮るのは難しい。普通に撮ると羽はあまりに高速で羽ばたくため写らない。で、ストロボを使うと、今度はストロボがあまりに一瞬なので羽が止まって写る。ストロボを焚いて、なおかつシャッタースピードを遅くするとか、もしくは思いっきりシャッタースピードを上げられればよいのだけれど。しかし私のコンパクトカメラにマニュアル撮影機能などはないしね。でもまぁ、蜂は動きが速いので、マニュアル撮影が出来たとしても、蜂がタイミングよく飛んでいる構図に納めるのも結構難しいのですよ。

ミツバチ放園

 予定どおり今日の夕方、ミツバチを果樹園に搬入しました。  今日は増毛アメダスデータで、12時で22.3度、外仕事は薄着でもやや汗ばむ日和となりました。この高温によりサクランボの花は進みましたし、梅の花はほぼ満開となりま … “ミツバチ放園” の続きを読む

 予定どおり今日の夕方、ミツバチを果樹園に搬入しました。
 今日は増毛アメダスデータで、12時で22.3度、外仕事は薄着でもやや汗ばむ日和となりました。この高温によりサクランボの花は進みましたし、梅の花はほぼ満開となりました(写真)。
 ミツバチは、軽トラなどに積み込み、暑寒沢果樹園内十数カ所へ3?17箱づつ配置しました。ミツバチの活動範囲は数キロ?10キロほど飛ぶらしく、暑寒沢果樹園には数カ所でも十分です。しかし、低温だったり強風の場合は、ミツバチ達は活発さが無くなり近間で済ませる傾向にあるため、果樹園主は、少しでも多くの蜂箱を自分の園の近くに置きたがります。その為、多めの配置数となっています。
 ミツバチ達はサクランボの満開が過ぎるまで畑内に置かれ、その後は防除のため一旦回収され、その後に再びリンゴの花の直前に果樹園に運ばれる予定です。
 去年と同じ日に搬入となりましたが、花は去年より進んでいます。(去年の記事はこちら

サクランボ開花

 サクランボが開花しました。と、いいましても咲き始めで、まだボチボチとしか咲いていませんが。写真は、「佐藤錦」コルト台です。  今後数日で続々開花するでしょう。花時期で心配なのは「霜」。これからは「霜注意報」に敏感となる … “サクランボ開花” の続きを読む

 サクランボが開花しました。と、いいましても咲き始めで、まだボチボチとしか咲いていませんが。写真は、「佐藤錦」コルト台です。
 今後数日で続々開花するでしょう。花時期で心配なのは「霜」。これからは「霜注意報」に敏感となる日も続きます。
 サクランボの花は白くて見た感じはあっさりしていますが、それでも果樹園内のサクランボが開花すると圧巻です。しかし、まだ少々寒いので「観光」には結びつけられていませんね。花時期に園内散策とかジンギスカンなど付属する観光が出来れば、お客さんも喜ぶのでしょうが、観光業者さんは、その果樹園花時期が観光資源とはまだ気づいていないかも知れません。

薬かけ

 16日にミツバチを放すので前日まで薬剤散布を終了しなければなりません。しかしSSは以前エントリしたように共同利用しているために、順次SSを使わなければなりません。私の順番が回ってきたのは、昨日の夕刻。  SSは、一種の … “薬かけ” の続きを読む

 16日にミツバチを放すので前日まで薬剤散布を終了しなければなりません。しかしSSは以前エントリしたように共同利用しているために、順次SSを使わなければなりません。私の順番が回ってきたのは、昨日の夕刻。
 SSは、一種の「気合い」といいますかテンションを揚げて一気にかけるべく、今日早朝から張り切ってやりました。2タンクかけたところで朝食。するとポツポツと雨が・・・といってもザーザーと降るわけでなく、屋根から水滴は落ちるものの、かけ終わった薬が流れるほどではなかったです。
 朝5時過ぎにネットで天気予報を見ると、留萌地方は、午前中の降水確率20%、天気予報サイトによっては晴れだったり、雨だったり。天気図やレーダー、アメダスなど自分なりに分析。「これはまずまず大丈夫」とそとに出ると暑寒別岳がはっきり見えていましたので、散布開始したわけです。しかし、それも裏切られ、昼まで散布を中止しました。
 午後から気を取り直して再開。しかし、今度は天気はOKでも風が。時折突風も吹いた。それでも次の人の為にもなんとか終わらせました。

 覚え書き:殺菌剤トリフミンは、梅とスモモに登録があり、共通してかけられると思っていましたが、用法を見ると、
梅?2000倍:、14日前まで
スモモ?1000倍、前日まで
となっていましたぁ。僅かに植えられている梅。仕方なく、まず500g一袋2000倍で一タンク調合。で、約200リッター散布し、そこへもう一袋500g投入。水を100リッター加水。その後プルーンに散布しました。
ダイアジノンを混用していましたが、こちらは1000?1500倍だったので、加水しても用法範囲内です。
まぁ、一農家にこんなに神経を使わなければならないのかと、細かく使用区分されている農薬使用用法をちょっと恨みました。

萌州沿岸塾講座開催

 昨日、本年度一回目の萌州沿岸塾講座が夕刻、留萌市海のふるさと館で開かれました。まずは、「北海道の植物」と題し村上智子氏が、世界遺産に指定された知床の植物植生の現状を紹介されました。エゾシカによる食害が、多様していた植生 … “萌州沿岸塾講座開催” の続きを読む

 昨日、本年度一回目の萌州沿岸塾講座が夕刻、留萌市海のふるさと館で開かれました。まずは、「北海道の植物」と題し村上智子氏が、世界遺産に指定された知床の植物植生の現状を紹介されました。エゾシカによる食害が、多様していた植生に影響を与え、惨憺たる被害であることが分かりました。
 続いて、塾長であります尾嘉男先生による講演「国家は如何にして滅亡したか」です。
 愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ。人類の歴史の中で、これまでに滅んだ国家の考察。例えば紀元前18世紀、繁栄した国家「カルタゴ」は、やがて滅亡されてしまう。何故、滅亡したのかを考えると、現代日本と共通する事項が多いのです。
 私はこの場面でFM放送の為退場(涙)。しかし、後の懇親会で、先生のお話を伺う機会があって、基本的な先生の方向は「憂国」であることが分かりました。アメリカに日本の利権を奪われ、それに群がる国閥的政治家、それを選挙した国民。そしてなによりマスコミの体たらく。
 かつて滅亡した国家と同様に日本も同じ運命をたどるのでしょうか。そうならないためには、どうすればよいのでしょうか。やはり、国家しての日本人の確固たる自覚が必要のようです。
これまでの講演はこちら 2005/10/152004/09/14

ミツバチ到着

 今朝早朝、鹿児島から帰ってきた?ミツバチの荷下ろしをしました。去年も5/13でしたね。去年記事こちら  去年同様、サクランボの開花はまだなので、一旦別の場所へ降ろしました。約240箱。16日に果樹園に移動する予定です。 … “ミツバチ到着” の続きを読む

 今朝早朝、鹿児島から帰ってきた?ミツバチの荷下ろしをしました。去年も5/13でしたね。去年記事こちら
 去年同様、サクランボの開花はまだなので、一旦別の場所へ降ろしました。約240箱。16日に果樹園に移動する予定です。15日までに、りんごやサクランボの薬剤散布を終わらせるようにとのお達しがありました。 さくらんぼの花の状態はこんな感じです。品種は「ミツ」です。去年の16日とほぼ同じ(去年記事こちら)ことから、サクランボの生育は去年よりも3日?4日は進んでいると思われます。

河川増水

 昨日夕刻から天候が悪くなり、夜になって雨となりました。今日は朝から昼間で霧雨となりました。昨日籾殻の搬送しましたが、集合場所である会館辺りには、暑寒川のゴーッという増水して激流となっている音が聞こえておりました。おそら … “河川増水” の続きを読む

 昨日夕刻から天候が悪くなり、夜になって雨となりました。今日は朝から昼間で霧雨となりました。昨日籾殻の搬送しましたが、集合場所である会館辺りには、暑寒川のゴーッという増水して激流となっている音が聞こえておりました。おそらく、山中は雨や暖気で雪解けが一気に進んだものと思われます。
 今日のニュースで、雨竜川が増水して畑が冠水したと伝えられました。?>道新記事はこちら
 暑寒川の様子は見に行きませんでしたが、我が家横を流れる永寿川は暑寒川の支流ですので、本流の様子がある程度伺えます。いつもは透明の流れですが、今日は白茶けた濁り水でした。
 そんな汚れた水なのですが、カモたちには迷惑そのものですが、まぁ、致し方ない感じで永寿川を泳いでいました。