台風で大半の収穫物が落果しましたが、そのわずかに残った果実を更なる宿敵が襲う。
「スズメバチ」。果樹園にとっては文字通り「泣きっ面に蜂」だ。春に女王蜂一匹から始まった巣作りは、9月中下旬、働き蜂の数を増し最大期を迎えます。今年はスズメバチの発生が多いのです。発生が多い少ないは、5から6月の降雨に関係があるらしく、今年は少雨だった事が影響しているようです。
台風の被害を心配して離れた古い倉庫を確認したところ、2階に大きな巣を発見してしまいました。(写真)。スズメバチは本当は肉食なんだけど、果物も食べにやってきます。鋭い鋏状のくちばしに果物の果皮は破られます。プルーン、桃、ブドウなどを好みます。
スズメバチを良く見ると腹と胴のつなぎ目は針のように細い。このため、体のエネルギー源は液体しか通らない。そこで彼らは獲物を取っていって幼虫に食べさせる。幼虫はお尻部分から蜜状部室を分泌する。成虫は幼虫の出す蜜状の液体を吸って生きています。私が思うに、この蜜だけでは物足りない働き蜂が、果汁を求めてやってくるのだろうと思っています(憶測)。
スズメバチは、巣を守る為には戦闘も辞さないため、巣に近づくのは危険です。3?2メートルほどで番兵の蜂が威嚇してきますが、これに気がつかずにさらに近寄ると一斉攻撃されることになります。スズメバチの針は長くて鋭く、ミツバチと違って何度でも刺せます。
スズメバチに刺されて具合が悪くなったら一刻も早く病院へ行く事です。特に以前にさされて具合が悪くなった経験がある方は2回目には劇的に悪くなり、命を落としかねません。
さて、この発見した巣は、まつやま養蜂園のまつやまさんに頼んで処理してもらいました。
泣きっ面に蜂
台風で大半の収穫物が落果しましたが、そのわずかに残った果実を更なる宿敵が襲う。 「スズメバチ」。果樹園にとっては文字通り「泣きっ面に蜂」だ。春に女王蜂一匹から始まった巣作りは、9月中下旬、働き蜂の数を増し最大期を迎え … “泣きっ面に蜂” の続きを読む


9月13日今年第2回の萌州沿岸塾公開講座が留萌市で開かれました。「萌州沿岸塾」は、留萌管内の「変わり者」で構成され東京大学名誉教授月尾嘉男氏が塾長を勤めおります。このような塾は全国に数箇所あります。詳しくは
旭川ではT果樹園の落ちりんごを販売したところ多くの方が買われた様で、各生産者にも追加の声がかりました。新聞記事やテレビでも取り上げられたため、関心がより高まっています。増毛の落ちりんごは、「きたかみ」「さんさ」「みちのく」などは糖度があがり、十分食べられる段階ですが、一番生産量のある「つがる」は若干の澱粉質が残る感じです。
毎回、青年部が中心となって振る舞い料理を作ります。以前は牛肉ブロック5kg丸焼きや、まぐろの頭焼きなどやりましたが、今回はついに「鹿児島黒豚」半身を入手。約27kg。そこで、ロースは「トンカツ」、アバラ部分は鹿児島伝統の鍋、あとは塩コショウの焼肉ということになりました。今回は黒豚の「煮る」「焼く」「揚げる」の黄金バリエーションとなり、大変贅沢な振る舞い料理となりました。
オーナーの山崎和幸さんは、元々は畑作農家で麦やスイートコーンなどを今でもつくっているが、