ブドウの季節がやって来ました。当果樹園のブドウは、ハウス設備がないので、今、やっとブドウの収穫が出来るようになりました。
今はバッファローが出始めで、今後ポートランド、デラウエアや旅路などが続々収穫されます。
バッファロー収穫始め
ブドウの季節がやって来ました。当果樹園のブドウは、ハウス設備がないので、今、やっとブドウの収穫が出来るようになりました。 今はバッファローが出始めで、今後ポートランド、デラウエアや旅路などが続々収穫されます。
仙北清孝新つづら書き WordPress版
ブドウの季節がやって来ました。当果樹園のブドウは、ハウス設備がないので、今、やっとブドウの収穫が出来るようになりました。 今はバッファローが出始めで、今後ポートランド、デラウエアや旅路などが続々収穫されます。
一日遅くなりましたが親王殿下の御誕生、心よりお慶び申し上げます。 私の家で日の丸こそ掲げませんでしたが、日本国家にとって大変喜ばしい出来事であり、祝砲もしくは祝福のサイレンが各市町村全国で鳴っても良かろうかと思いまし … “気高く、強く、美しくあれ” の続きを読む
一日遅くなりましたが親王殿下の御誕生、心よりお慶び申し上げます。
私の家で日の丸こそ掲げませんでしたが、日本国家にとって大変喜ばしい出来事であり、祝砲もしくは祝福のサイレンが各市町村全国で鳴っても良かろうかと思いました。しかし、マスコミ特にテレビの取り上げ方は醜かったですねぇ。喪服調の衣装だったりコメントが薄っぺらかったり、あげくには宮家に300万円余計に掛かるがごときの放送に至っては、このような下世話な人たちに「放送」の特権を与えていて良いのかどうか疑いたくなりました。マスコミは、皇室を単なる芸能の一部と勘違いしているのではないでしょうかねぇ。こんなマスコミが社会風潮を覆うため、当の日本人が天皇陛下の御存在の偉大さを、一番知らないのではないかと思います。マスコミは高い知識や深い歴史を正しく紹介するのが本来だと思います。「おじいちゃん」とか「お孫さん」などと一国民と同じレベルでなく、「親王殿下」などの正しい言い方を教えて欲しかったです。
さて、前回に読んだ本、白洲次郎 占領を背負った男の中で、現憲法がGHQによっていかにいい加減に机上の空論で作られ、押しつけられたか知りました。そして、引き続き読んだのが「気高く、強く、美しくあれ―日本の復活は憲法改正からはじまる」です。
この本は、今年の8月20日発行の新しいものです。
櫻井よしこ女史の提唱する新しい憲法の指針が書かれています。現憲法の欠陥は、日本人により作られたものでないため、日本の連綿たる歴史や自然風土などがまったく反映されず、ただただアメリカに二度と刃向かうことのないように構成されています。この本では、日本人に合った憲法を制定すべきだし、その際は日本の歴史や文化を十分に考慮するように提唱されております。
まったくその通りで、私もごもっともごもっともと読み進みました。また、教育基本法もGHQの意図が見え隠れし、戦前の良い部分もまったく反故にされ、国家を思う心を持たせないように誘導され、現在に至っています。
また、「天皇」は「天皇の真髄は機能ではなく万世一系の権威にある」として、他国との比較しながらも、新しい憲法では、「元首」とするのが良いとこの本では提案されています。私も賛成で?す。
今後、首相が替わった段階から憲法改正が話題の中心となるでしょう。一方で「護憲派」と呼ばれる方々も多数おります。増毛町にも護憲運動の会が存在し、平和や戦争の事を真剣に考えているようですが、戦争放棄は放棄でよいですからオリジナルな憲法を提示するなどし、いろあいろな草案を出し合えば良いのではないかと思いました。
一昨日、昨日と灌水をしていました。草がしおれてきたり、梨やりんご、プルーンも葉っぱがクタァ?と弱々しく乾燥している様子だったからです。 8月に大雨が降った地域も多く道内でも警報や注意報が上川方面や留萌北部で出ていたよ … “恵みの雨” の続きを読む
一昨日、昨日と灌水をしていました。草がしおれてきたり、梨やりんご、プルーンも葉っぱがクタァ?と弱々しく乾燥している様子だったからです。
8月に大雨が降った地域も多く道内でも警報や注意報が上川方面や留萌北部で出ていたように記憶しておりますが、増毛はほとんど降雨がなかったのです。そう言えば、今年はずいぶんと小雨です。増毛アメダスの降水量統計を見てみますと、
4月:50mm 5月:45mm 6月:42mm
7月:52mm 8月:34mm
でした。皮肉にもサクランボ収穫の7月に一番多くなっています。しかし、それ以降は乾燥気味。8月は、最高降って10mm程度で、あとは数ミリ降って終わりでした。
そんなわけで、灌水作業をしていましたが、昨日(4日)の夕方5時過ぎに、やや強めの雨が数分間降りました。その後一旦小康状態でしたが、夜になり再び降り始め、今日の昼まで降り続いたようです。今回の降り始めからの降水量は増毛アメダスデータを合計すると34.5mmでした。先月総量より多く一日で降りましたぁ。
この位の纏まった雨であれば、灌水は当面必要ありません。まさに恵みの雨となりました。
で、今日は朝から雨だったので、旭川へ出向き、東鷹栖の「みっけもん市場」と上富良野「にんじん工房(有)多田農園」へ個人視察してきました。
9月1日は、全国リンゴ大会二日目。この日は札幌から余市へ移動の為、早朝より行動開始。地域ごと班に分けて、4カ所の現地を視察しました。 増毛は、山形などと同じ班になり、余市園芸試験場→有田園→仁木町笹井園→余市森園の順 … “全国リンゴ大会?その2?” の続きを読む
9月1日は、全国リンゴ大会二日目。この日は札幌から余市へ移動の為、早朝より行動開始。地域ごと班に分けて、4カ所の現地を視察しました。
増毛は、山形などと同じ班になり、余市園芸試験場→有田園→仁木町笹井園→余市森園の順に巡りました。
どこの園地も手入れが行き届いており、当果樹園のキンモンホソガ多発とは大違いでした。増毛では雨不足が深刻ですが、余市、仁木も同様のようで、乾燥気味との事でした。
昼は仁木町フルーツパークに全員集合し、弁当にて昼食の後解散となりました。
今回の研修では、私も属している[KAJUEN]メーリングリストのメンバーも参加していて、前夜はすすきので臨時オフ会といいますか、まぁ、500円バーに集まりいろいろ親交を深めました。
今日は我々果樹園地帯である暑寒沢(しょかんざわ)地区のお祭り日。 祭典役員は、部落役員と各班の班長などを中心として祭典の飾り付けや他段取りを行います。私は今年はただ参加するだけの人です。 暑寒沢には小さな暑寒沢稲荷 … “暑寒沢の人々” の続きを読む
今日は我々果樹園地帯である暑寒沢(しょかんざわ)地区のお祭り日。
祭典役員は、部落役員と各班の班長などを中心として祭典の飾り付けや他段取りを行います。私は今年はただ参加するだけの人です。
暑寒沢には小さな暑寒沢稲荷神社を有しており、増毛厳島神社神主さんに祝詞をお願いして、祭りを執り行いました。祈祷後は毎年記念写真を撮りますが、今年の集合写真はご覧の通りです。ただ、この一年間に不幸のあった宅は出席していませんから、すべての人々ではありませんが、暑寒沢で果樹に携わる家族を含めて多くの方が写っております。また、来賓には町長や農協、郵便局からも招かせさせていただいております。
この後は会館に入って、御神酒やビールで宴を開き、交流を深めました。
8月31日、9月1日の二日間に渡り全国りんご大会が札幌と余市仁木で開かれました。 一日目は札幌市のプリンスホテルにて午後より全国のリンゴ農家約500名が一堂に会して盛大に催されました。 日本におけるリンゴ栽培はほぼ全 … “全国リンゴ大会?その1?” の続きを読む
8月31日、9月1日の二日間に渡り全国りんご大会が札幌と余市仁木で開かれました。
一日目は札幌市のプリンスホテルにて午後より全国のリンゴ農家約500名が一堂に会して盛大に催されました。
日本におけるリンゴ栽培はほぼ全国に広まっていますが、産地形成しているのは日本の北部になります。今回は、長野や岐阜や富山の他、関東東北からも参加し、北海道知事や国会議員など多くの来賓を迎える中、「クリーンで美味しいりんごづくり」をテーマに記念講演や各地の取り組み状況など討議し、消費者ニーズに応え安心安全なりんごづくりに取り組む等の決議をしました。
各地とも農薬使用厳格化制度、ポジティブリスト制度に合った対応はもちろん、フェロモンを利用した害虫攪乱により農薬軽減をはかり、消費者にとっては当たり前な「安全安心」により的確に答えようとする産地の取り組みが紹介しされました。また、記念講演で弘前大学教授の塩崎氏は、農薬使用だけでなく品種にそれぞれに栽培状況にいたるまで生産者の「正直さ」が大切だとの指摘も受けました。
大会初日の「研究大会」の後は、夕食を兼ねた懇親会と移行し、それぞれ情報を交換していました。
雨よけハウス内のサクランボがダニっぽく、葉の色が赤茶っけてきましたので、ダニ剤を散布しました。 対象:雨よけハウス内サクランボ 薬剤:オマイト水和剤 750倍 散布タンク:3タンク さて、今日と明日の二日間、全国リンゴ … “サクランボへダニ剤散布” の続きを読む
雨よけハウス内のサクランボがダニっぽく、葉の色が赤茶っけてきましたので、ダニ剤を散布しました。
対象:雨よけハウス内サクランボ
薬剤:オマイト水和剤 750倍
散布タンク:3タンク
さて、今日と明日の二日間、全国リンゴ大会が開かれます。全国のリンゴ農家や関係者が約400名ほどの集合し、初日は札幌明日は余市に場所を移して、情報交換など行われます。
増毛からも14名参加します。私も行ってきます。
今年4月NHKテレビ「その時歴史が動いた」で白洲次郎の番組が放送され私も見ました。ジーンズをはじめてはいた日本人、マッカーサーにも怒鳴りつけた日本人など番組導入部は印象的でした。しかし、テレビは次から次へとところてんの … “白洲次郎占領を背負った男” の続きを読む
今年4月NHKテレビ「その時歴史が動いた」で白洲次郎の番組が放送され私も見ました。ジーンズをはじめてはいた日本人、マッカーサーにも怒鳴りつけた日本人など番組導入部は印象的でした。しかし、テレビは次から次へとところてんのように押し出され、細部にわたる番組内容は今ではあまり覚えていません。
しかし、ひょんな事から白洲次郎とは遠縁の遠縁であることが判りました。私の叔母さんの嫁ぎ先が遠縁であると6月の法事のさいに知ることになりました。じゃー、それ読んでみようと取り寄せたのが白洲次郎 占領を背負った男です。
白洲次郎は日本人にはあまり知られていませんが、戦後直後のGHQ占領から講和に至るまで、吉田首相の側近として通訳などを務めた人であります。現憲法の成立顛末も書かれています。二度とアメリカに刃向かうことのないように作られ押しつけられた「憲法」。日本人の歴史や文化をまったく理解していないデリカシーのないアメリカ人が考えた現憲法であることも書かれています。
「つよい国とやさしい国どちらが好きですか」なんて言ってないで、戦争放棄は放棄でよいから日本人による日本人の憲法を早急に成立させ、しっかりと独立国としてどこの国とも対等に外交せよって思いましたよ。憲法改正は今後首相交代後に盛り上がるでしょうけど、現憲法を土台とするのではなく、白紙からまたは先人の作り上げた明治憲法を基礎に刷新して欲しいです。
サンフランシスコ講和条約の際、首相の署名を吉田茂は用意されたペンを受け取らず、胸ポケットから自分のペンを取り出してサインをしています。この部分は私、不覚にも高ぶりましたよ。その後の首相演説の原稿、白洲次郎は下見をさせられるんですが、外務省が作った文はなんと英語で書かれていた。白洲は激怒して「日本人なのだから日本語で話すべきだ」と急遽、裏方総勢で書き直す。清書する時間もなく和紙に書かれた文は、文字の大きさなどバラバラであったが、それを繋ぎ合わせて巻いた。アメリカ人からは日本のトイレットペーパーと揶揄されたが、首相は堂々と各国の前で演説を終えることが出来たのでした。
白洲は日本のいち早い経済復興には貿易が欠かせないと通商産業省を創設させ、現在の経済繁栄の礎となりました。
GHQは、本国に「従順ならざる唯一の日本人」と報告しています。次郎はあくまで対等に渡り合っています。白洲次郎の「かっこよさ」の原点は武士の精神が根底にあるような気がしました。昭和の凜とした侍が居たのだと私は感じました。
平成の現在、憲法や外交がますますクローズアップされるでしょうが、是非この本を読んでから議論して欲しいものです。
今日(8月28日)付け日本農業新聞北海道版に、留萌管内産米PRキャラクター、「コメファイター」の記事が載りました。(写真クリックで可読拡大しますが、最下段は段落を修正しています)これを見たHBCラジオの人気番組「カーナ … “コメファイターが活躍” の続きを読む
今日(8月28日)付け日本農業新聞北海道版に、留萌管内産米PRキャラクター、「コメファイター」の記事が載りました。(写真クリックで可読拡大しますが、最下段は段落を修正しています)これを見たHBCラジオの人気番組「カーナビラジオ」でも取り上げられ、全道に知らしめられました。ラジオでは、支庁の担当?の方が受け答えされており、なかなか好感度よく話されていたと思います。コメファイターの詳しくは記事を参照。
さて、コメファイターのテーマソングですが、私、「FM緑の風通信」でも何度か紹介しましたので、CDを持っています。MP3でアップして良いものかどうか判りませんが、これです・・・
米飯普及戦士コメファイター
このブログには、アクセスアナライザーを設置していて、ヒット数などをチェク出来ます。その解析項目に「参照元」があって、どのURLからこのブログに飛んできたのかも判るのです。で、最近人気のkakaku.comのクチコミ掲示 … “クチコミ掲示板から参照” の続きを読む
このブログには、アクセスアナライザーを設置していて、ヒット数などをチェク出来ます。その解析項目に「参照元」があって、どのURLからこのブログに飛んできたのかも判るのです。で、最近人気のkakaku.comのクチコミ掲示板から去年5月2日のエントリにやって来る人が一日に数件おります。なにか安売り情報でも載っているのかと辿ってみると、「ガソリン」カテゴリのここID=5127800で、車が硫黄臭いのはなぜかという問にいろいろ答えている中に、私のブログをリンクしている方がいたのでした。
ずーと下のDONBOOと名乗る方が、硫黄臭いのは果樹園で石灰硫黄合剤を撒いたからかも知れないとの可能性を、教授していました。
記事自体に悪意は全くなく、まぁご親切にアドバイスされてはいるんですが、私にまったく無断でリンクしており、氏名住所をすべて晒している私にとって、この匿名なるリンク貼りはなんとなくちょっと嫌な気分です。農薬散布という消費者に対するデリケートな話題で、「果樹園のせいだ」みたいなネガティブな内容でのリンクは、釈然としません。
ここからは覚え書きとして・・・
そこで、解析を進めてみると、掲示板の書き込みが8月16日9:00です。アクセス解析ではその頃、8:28にGoogleより「硫黄 果樹園 消毒」と検索して当概記事を参照した方がおりました。(今、同をGoogle検索するとフジモリさんのが上位に出ますけど)
さて、その方の詳細
訪問時間 2006-08-16 08:28:57
ホスト名 # janis220254084150.janis.or.jp
IPアドレス # 220.254.84.150
解析ページ # https://kajuen.net/senboku/blog/2005/05/post_185.html
参照元ページ # http://www.google.com/search?client=safari&rls=ja-jp&q=硫黄 果樹園 消毒&ie=UTF-8&oe=UTF-8
ブラウザー Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X; ja-jp) AppleWebKit/418.8 (KHTML, like Gecko) Safari/419.3
で、IPをこちらでさらに検索すると、長野県からのアクセスであることが判りました。
個人までは確定できませんが、長野県であれば果樹園もたくさんあるし、石灰硫黄合剤について詳しいのもうなずけます。
前回の散布から15日を経過しましたので、天気も良かったので本日りんご梨プルーンに薬剤散布しました。殺菌殺虫の農薬を散布するのは今期最後となると思います。 りんごは、葉っぱに害を与える「キンモンホソガ」が場所によって頻 … “キンモンホソガ” の続きを読む
前回の散布から15日を経過しましたので、天気も良かったので本日りんご梨プルーンに薬剤散布しました。殺菌殺虫の農薬を散布するのは今期最後となると思います。
りんごは、葉っぱに害を与える「キンモンホソガ」が場所によって頻発しています。この害虫が大発生すると、りんごの葉っぱにたくさんの幼虫が取り付きます。葉っぱの裏側の葉皮一枚内側を食害し、その空間でサナギとなりその後脱出して成虫となります。年に数回の周期で世代が変わります。この虫にやられた葉っぱは、その機能が阻害され、果実肥大や糖度上昇が鈍りますので、防除は欠かせません。
対象:りんご・梨
殺菌剤:ストロビードライフロアブル
(りんご単植園のみ) 3000倍
殺虫剤:スタークル顆粒水和剤 2000倍
りんごのみにはスイカル1000倍可用
タンク数:5タンク
対象:プルーン
殺菌剤:ベルクートフロアブル 2000倍
葉面肥料:ヨーヒB5 1000倍
タンク数:1タンク
しばらく地味な仕事の為、ブログを更新していませんでしたが、それでも合間に本を読んでいます。で、この国の「義」を思う―歴史の教訓を読みました。この本は今年の7月出版されたばかりの本です。著者「渡部昇一」氏の本はこれまで数 … “この国の「義」を思う” の続きを読む
しばらく地味な仕事の為、ブログを更新していませんでしたが、それでも合間に本を読んでいます。で、この国の「義」を思う―歴史の教訓を読みました。この本は今年の7月出版されたばかりの本です。著者「渡部昇一」氏の本はこれまで数冊読んでいますが、氏の最新の本ではないかと思います。
内容はとてもタイムリーなもので、皇位継承問題や耐震強度偽装事件などなどに及んでいます。また朝日新聞への強烈な批判や、スパイ防止法の早急な成立も訴えられております。
いわゆる「ネット右翼」史観の先生とも言える氏の主張は、痛快そのものであり、ごもっともですとうなずくものばかりでした。
先日の首相靖国参拝で、なぜ大騒ぎするのかと疑問を持った「反左翼」初歩の方にお勧めですし、ネット右翼の方にも、改めてこの国の偏向ぶりを確認する上でもお勧めの一冊です。
さくらんぼ繁忙で途切れていましたが、やっと最後まで「武士道―サムライはなぜ、これほど強い精神力をもてたのか?」を読破しました。 約十年前、著名なベルギーの法学者、故ラブレー氏の家で歓待をうけて数日をすごしたことがある … “武士道は現代教育に不可欠” の続きを読む
さくらんぼ繁忙で途切れていましたが、やっと最後まで「武士道―サムライはなぜ、これほど強い精神力をもてたのか?」を読破しました。
約十年前、著名なベルギーの法学者、故ラブレー氏の家で歓待をうけて数日をすごしたことがある。ある日の散策中、私たちの会話が宗教の話題に及んだ。
「あなたがたの学校では宗教教育というものがない、とおっしゃるのですか」とこの高名な学者がたずねられた。私が、「ありません」という返事をすると、氏は驚きのあまり突然歩みをとめられた。そして容易に忘れがたい声で、「宗教がないとは。いったいあなたがたはどのようにして子孫に道徳教育を授けるのですか」と繰り返された。
そのとき、私はその質問にがく然とした。そして即答できなかった。なぜなら私が幼いころ学んだ人の倫(みち)たる教訓は、学校で受けたものではなかったからだ。そこで私に善悪の観念をつくりださせたさまざまな要素を分析してみると、そのような観念を吹きこんだものは武士道であったことにようやく思いあたった。
この本はもともと新渡戸稲造が外国人に日本人の精神を理解してもらおうとして英文で書き、それを改めて翻訳した本です。文中に200を越える注釈があります。著者が数多くの英文書を読まれて引用しております。改めて著者が偉人であると私は認識しました。
昔から日本では道徳教育というものを特別に行われていませんが、しかし、西洋よりもはるかに高い道徳性を持ち合わせていました。その根源は「義」を始めとする武士の精神が日本人の思考や社会行動に深く関わっていることは、私に限らず日本人であれば、誰しもが納得出来ることではないでしょうか。この日本人の社会性は、DNAに刻まれてもおかしくないくらい長い長い年月をかけて豊穣されたのもです。
しかし、現代とくに戦後は「個人」が優先され、自分さえよければOKみたいな風潮や、役人の汚職、社会を破壊しかねない犯罪の多発、金の亡者の出現など、日本人が長い歴史で培った美しい道徳がどんどん破壊されています。
この現代こそ、「武士道」を再認識し「日本人」として教育現場で教えるべきと私は思いました。
サクランボが一段落したので、溜まっていた未読の本を少しづつ読むことが出来るようになりました。今回は謎のコメンテーターであるフンヌさん御推薦の本「斎藤一人のツキを呼ぶ言葉―日本一の大金持ち!」を読みました。 商売で成功 … “日本一の金持ちの言葉” の続きを読む
サクランボが一段落したので、溜まっていた未読の本を少しづつ読むことが出来るようになりました。今回は謎のコメンテーターであるフンヌさん御推薦の本「斎藤一人のツキを呼ぶ言葉―日本一の大金持ち!」を読みました。
商売で成功する人は、一般人よりもはやりひと味考え方が違うんですね。終始「なるほど」と言う言葉ばかりでした。
果樹園も直売をしている以上、「商人」の要素が大きく参考となる言葉がたくさんありました。と、言いましてもこの本の内容はいわゆる経済の難しい用語は全くなく、非常に基本的で素直に受け入れられる文面でした。日本一の金持ちになろうと思いませんが、商人以外の職種の方も参考となる本と思いました。
再三私も思慕主張を繰返してきましたので、今日の首相の靖国参拝についてエントリーします。 私は小泉首相を特段と支持しているわけではなく、むしろ政策には批判的なのですが、今日の靖国参拝は賞したいと思います。公約ウンヌンよ … “首相の靖国参拝とバチ当たりのマスコミ” の続きを読む
再三私も思慕主張を繰返してきましたので、今日の首相の靖国参拝についてエントリーします。
私は小泉首相を特段と支持しているわけではなく、むしろ政策には批判的なのですが、今日の靖国参拝は賞したいと思います。公約ウンヌンよりもはやり終戦の記念する日に参拝した意義は大きいと思いした。
それに比べ、反日侮日反小泉をひたすら垂れ流すマスコミにはヘキヘキしました。たくさんのヘリコプターが官邸から神社上空を飛んでいたようで、テレビを通じても騒然とした雰囲気が伝わってきました。戦争で亡くなった兵士達は、どんな気持ちで見ておられたでしょう。ヘリの騒音はさながら戦場を思わせたかも知れません。本来ならば静かに厳かに参拝すべきでしょう。マスコミのデリカシーの無さには、呆れるばかりでした(それを興味津々で見ている私も同類ですけど)。また、TBSはみのもんたや加藤紘一のにがむしった顔を四隅に入れての中継は、絵図らとして醜かったですし、テレビ朝日は、参拝反対のコメンテーターを揃えて「違憲判決が出ている」だの「富田メモ」だの怪しい情報をまことしやかに垂れ流し、憂国派コメンテーター無く放送局の主義を一方的に偏向放送しました。もはやマスコミの中立性などどこ吹く風で、放送局のデリカシーどころかモラルまでも失ったマスコミ達は、免許の返上を考えるべきかも知れません。
それにしても靖国神社が官邸からわずか10分の距離なんて知りませんでした。こんな近距離ならば何度も参拝して欲しいですし、天皇陛下の参拝も早く実現してほしいものです。
関連追記:さて昨日朝、いつものようにラジオ聴きながら仕事していましたら、HBCラジオ「朝刊さくらい」の「今朝の三枚おろし」で、GOODJOBなコメントがなされました。
靖国参拝で中国が一回だけならOKみたいな許可が出ているとのニュースを受け、電話出演のコメンテーター(何とか大学の女性)さんが、東京裁判の不公正さや、サンフランシスコ講和条約からA級戦犯に対する満場一致で名誉回復した国会決議、中国や韓国への巨額なODA等資金援助などを短い時間で早口でありましたが見事にまとめられて話しておりました。これに対して桜井アナウンサーは、途中から相槌も打たなくなりまして、最後に時間が無くなったので、また来週に持ち越す事になりました。
このコメンテーターさんが誰であったのかHPから確認できず、来週の放送をしっかり聞こうと思います。それにしても、靖国参拝反対色の気があるHBCで、これほどまでに滑らかにいわゆる右翼的にコメントは、大変すがすがしく思いました。
9月27日追記:上記のHBCラジオ「朝刊さくらい」の「今朝の三枚おろし」月曜日のコメンテーターは、小樽在住で作家の「蜂谷涼」さんであることが分かりました。その後もキビキビとしたコメントをしておられます。今後も期待しております。