9月 012006
8月31日、9月1日の二日間に渡り全国りんご大会が札幌と余市仁木で開かれました。
一日目は札幌市のプリンスホテルにて午後より全国のリンゴ農家約500名が一堂に会して盛大に催されました。
日本におけるリンゴ栽培はほぼ全国に広まっていますが、産地形成しているのは日本の北部になります。今回は、長野や岐阜や富山の他、関東東北からも参加し、北海道知事や国会議員など多くの来賓を迎える中、「クリーンで美味しいりんごづくり」をテーマに記念講演や各地の取り組み状況など討議し、消費者ニーズに応え安心安全なりんごづくりに取り組む等の決議をしました。
各地とも農薬使用厳格化制度、ポジティブリスト制度に合った対応はもちろん、フェロモンを利用した害虫攪乱により農薬軽減をはかり、消費者にとっては当たり前な「安全安心」により的確に答えようとする産地の取り組みが紹介しされました。また、記念講演で弘前大学教授の塩崎氏は、農薬使用だけでなく品種にそれぞれに栽培状況にいたるまで生産者の「正直さ」が大切だとの指摘も受けました。
大会初日の「研究大会」の後は、夕食を兼ねた懇親会と移行し、それぞれ情報を交換していました。
全国リンゴ研究大会 北海道大会
毎年全国のリンゴ生産地持ち回りでおこなわれている研究大会ですが、今年は16年ぶ…