4月 122009
枝の切り口や、りんごのフラン病の削り痕に樹の癒合促進のためトップジンMペーストを塗布します。
(フジモリ果樹園参照2/4、4/9エントリ)
この薬剤は木工用ボンドと同じ様なものなのです。大瓶1kg入れを買うと、ハケが付いてきます。ところがこのハケは毛足が長くて粘度の高いペーストでは、たくさん薬剤を付けないと塗れないし、伸びも悪いのです。メーカーとしてはたくさん塗って貰った方が良いのでしょうけど。
そこで、使い古しの歯ブラシを使う人が多いのです。しかし、歯ブラシは今度は毛が硬くて薬が伸び過ぎ、効能が疑わしい場合もあります。
数年前から我が家で使っているのは、絵筆でございます。太めの絵筆は、さすが粘度のある絵の具用に作ってあって、毛の硬さもちょうど良く塗布の際、適度な厚さで塗ることができます。
また、普段写真の様に「筆刺し」またはコーヒーの空き缶でも良いのですけど、これに刺していれば毛先の乾燥も防ぎ、次の日に使っても毛先が硬くならずにすぐに使えます。
このネタはずーと前から暖めていたため、写真ではバックの雪がたくさんありますが、今は大部分の圃場で融雪がすすんでいます。