3月 302005
ご近所のS果樹園は、園主が病気療養中のため今期の剪定が出来ないでいます。そこで、今日、各果樹園から20名が集まって剪定のお手伝いをしました。取りかかったのはまずサクランボ。コルト台の樹はそろそろ芯の上部を切り落とす時期に来ていまして、本当はこの判断は園主がすべきですが、おのおのの判断で切り下げました。
枝きり講習会ですと、数名が剪定の実演をして、あーでもないこーでもないと語り合うところですが、今回はもくもくと剪定をします。2,3名が一組となって一本の樹を切りますが、切り処を迷ったときは相談しながら行えます。作業は一気に進みますが、剪定は個性が特に出ますので、枝の多い人、少ない人など様々でした。
午後からは洋なしやリンゴの樹も切りましたが、やはりこれだけの人数がいるとハカどります。ときおり、たぶん一人でやっているとくじけそうになるくらいの吹雪もありましたが、そんな天気も跳ね返す勢いで作業は進みました。たぶんほとんどの人が、自分の畑で剪定しているよりもはるかに疲れたと思います。