9月 132011
 

 昨夜、すぐ近所の果樹園で火災が発生し、倉庫兼直売所が全焼してしまいました。
12日22:20頃、異常な煙に気づいたお隣さんが消防へ通報しましたがその後の消火活動もむなしく、奥行きの長い大きな倉庫とそばにあったけ軽自動車など全焼にいたりました。
私はいち早く駆けつけたのですが、その時はまだ炎は見えていませんでした。しかしすぐに火の手があがり、あっという間に炎は拡大していきました。道路沿いの電線にも引火し、一帯は停電となりました。

(写真の引用は控えようと思いましたが、鎮火しつつある様子をアップしておきます。)

 幸い住宅への類焼はなく、ご家族皆さん全員避難して無事でした。しかし、消火活動や警察の警備には疑問を残す部分が多くありました。私自身、ただの迷惑な「野次馬」の一人となっていましたが、それでもあえて、今回の消火活動は反省する部分が多かったと思います。
 近くに消火栓は2箇所ありますが、地下で一本のパイプでつながっており、2箇所同時に給水するには水量が足りなくなるとは私でもすぐにわかりますし、100メートルくらいの場所に永寿川があるのに、そこからの給水は行われませんでした。そのため放水は十分でなく、住宅への類焼を防ぐのがやっとの状態でした。
 また、警備も甘く200ボルトの電線や電話線が垂れ下がるところに何人も人がいるのに、注意もしなかった警察にも疑問があります。鎮火する頃になって、帰宅するようにと促していました。警察が来る前には、相当の人数の野次馬が来ており、暑寒沢の道路は渋滞となっていたのですよ。
 消防の作業は深夜過ぎでも活動は続き、電気復旧も3時頃と各所でがんばっていた方々がおられた事は申し付けておきます。ご苦労様でした。
 
※このブログにご近所の不幸を載せるべきか悩みましたが、やはの「記録」として残しておこうと思い、記事を書かせていただきました。
 災難にあわれたGさんに、改めてお見舞い申し上げます。

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