8月 122004
8月10日はりんごや梨、今日12日はさくらんぼとプルーンにそれぞれ薬剤散布をしました。
果樹園の薬剤散布は、SS(スピードスプレヤー)を使って行います。これは、散布ノズルと風を利用して霧状の薬剤を葉っぱに散布するものです。果樹園の仕事の中で、数少ない「機械化」された作業です。
8月4日にも書きましたが、カッパにマスクの容姿ですが、幸い10日12日は暑さも一段落とみえて涼しく、まぁ、比較的快適に作業が出来ました。
SSの機械は、約500万円ほどしますので、多くの産地では「防除組合」を結成して共同で所有しています。共同ですと行政からの「補助」も受けられました。最近では中古のSSを個人所有する方も多くなりました。
当果樹園は、防除組合(11名SS2台)に属して共同利用しています。SSのメーカーは数社ありますが、私どもは、余市にある鉄工所で作られる「川南」製です。北海道ではかなりメジャーです。走行エンジンと散布エンジンを独立して装備していますので、それぞれ可変が自由に出来るのが特徴です。
今年のSS利用もあと数回となりました。