1月 312006
枝きりを無心にやっている方もおられましょうが、私は色々考えるんですね。今度のラジオで何を話そうかと思っていたのですが、この話題を持ってこようと思っています。
MS bookshelf basiciによると
尊い=>たっと・ぶ【尊ぶ】
1.尊敬に値するものとして大事に扱う。
2 その場合において最も大事なものと△する(考える)。
となっています。まぁ捉え方は人それぞれでしょう
卒業生にとっては「我が師の恩」なんて、すぐに連想されましょう。
まぁ、普通に考えれば、「家族」とか「命」とか「絆」が思い浮かびます。「お金」は尊いでしょうか?ホリエモンや建設詐称の方々にはお金は尊いものかも知れませんが、たぶん多くの方は、「尊いもの」は「何物にも替えられないもの」でしょう。お金なんぞには替えられない、もっと崇高なものです。
個人個人に「かえ難い」ものがあるように、会社や組織にも「尊いもの」はあるはずです。
農業は、例えば果樹園は、肥料とか労働力とかにお金をかけますが、りんごを作ってくれるのはリンゴの木であります。りんごの木にお金を払ってもリンゴはなりません(あたりまえ)。リンゴは、大地と水と太陽と樹の産物であります。つまり、作物は、お金にかえられないものなのです。作物を流通する段階になって、やっとお金に換算する事ができます。つまり、食料生産は「尊いもの」なのですね。これは農業者も忘れがちですし、消費者に至っては、考えた事もないかも知れません。