2月 182007
先夜地上波で前回の続きの「地球街道」をみました。今回はクィーンズタウンからフォックス氷河までの旅でした。残念ながら途中から見てしまったので、パズリングワールドなどは見逃してしまいました。西海岸に出るまでの中に「原生林」が紹介されていました。
南島西海岸は、タスマン海から吹き付ける水分を多く含んだ偏西風が、マウントクック(3764m)に代表される山々にぶつかり、年間6000ミリ(私の記憶では)もの大量の雨が降るのでした。そのため、木々の枝にも苔が生い茂るようになるのです。また、冬期には山脈に大量の雪が降り積もるため、温帯に位置するNZでも「氷河」が現存するのです。増毛の緯度は北緯43.85、フォックス氷河は南緯43.46(GoogleEarth調べ)ですから増毛とほぼ同じ緯度で氷河があることになります。
番組ではFOX氷河だけを取材されていましたが、有名どころは他に「フランツジョセフ氷河」もあります。
私もNZを訪れた時、ヘリコプター遊覧もしましたし、初めて行ったときはFOXからセスナ機で上空から遊覧し、氷河に着陸して帰ってくるツアーも体験しました。
画面からは山の上あたりも写りましたが、私の記憶よりも雪が少なくて岩が露出しているように見えました。番組では自然の雄大さとリポーターの感動を取り上げていたようですが、地球温暖化で氷河がドンドンの後退していることも伝えてほしかったと思いました。
問題提起
地球温暖化が、世界中で多くの不幸をもたらしています。異常気象により被災者になってしまう人や沈み行く島に住む人々。絶滅してしまう動植物も・・・。 この不…