10月 142004
 

2004-10-14.jpg本日増毛町果樹協会の集まりがありました。その中で、河川や道路敷地の倒木に関する説明を、管理する北海道(北海道土木現業所)より説明を受けました。
 果樹園を直線で突き抜ける道路「暑寒別公園線」は道道となっており、また、暑寒別川と、その支流の永寿川の管理者は「北海道」であります。今回の台風で倒れた河畔林や道路街路樹は暑寒沢の関係する分だけて、188本となっているとの事でした。この倒れた木は、特に暑寒別川河畔林は果樹園の雨よけハウスを壊したり、果樹木を巻き込んで倒れたりと果樹園に被害を与えました。しかし、管理者側は、果樹園に妨げとなる倒木は片付けるますが、被害補償は出来ないとの事でした。
 以前にも書きましたが、暑寒別川は増水被害を避けるために大規模な河川改修を行っており、その際、果樹園にとっては防風に役立っていた河畔林を伐採した経緯があります。今回はその残った木がたくさん倒れましたので、積極的な植栽をお願いしました。しかし、原則河畔林は自然にあった物で、わざわざ植える事は予算が付かないと説明されました。まぁ、はじめから終わりまで「金がない」を繰返した印象が残りました。
 「倒木のゆくえ」に書きましたが、片づけられた木は、案の定、結局は産業廃棄物として処理されるとの事で、処理に高額のお金がかかるようです。かなり太い倒木樹も「木材」とならずゴミ同様扱われる事は非常に残念です。将来的にこんな愚行はだぶんバチアタリと思います。海外の貴重な自然木を大量輸入している一方で、わざわざお金をかけて捨てるのです。
 行政にお金が無くて、たとえば河畔林の積極的な植林が出来ないのであれば、苗木だけ手立ててくれれば、我々地域住民が植栽してもかまわないとの提案をさせていただきました。道路際の草刈なども、管理費が捻出できないのであれば、やはり、地域住民の手を借りるのも悪いことではありません。そのためには、行政は、住民とのコミニュケーションをもっと取る事が必要と思いました。
 写真は暑寒沢、増毛町市街の上空写真です。★印が我果樹園の地点です。

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