5月 292007
増毛町果樹協会では毎年「花見」と称して交流会を催しておりますが、今年もりんご開花中の今日、秋香園にて開催されました。
今日はまず学科として、これから行われる国の振興事業の一つで新しい果樹対策として「果樹経営支援・自給安定対策」事業の説明が支庁よりありました。国は、果樹産地の構造改革を早急に進め、担い手の経営安定、競争力のある果樹産地の構築を図ることにより、高品質な国産果実の安定供給を目指すそうです。
私は率直に言って、「机上の対策」との思いを大にしましたが、まっ、しかしこれまでにない、例えば面積あたり定額補助などあって、政策誘導型補助金制度が始まるんだなっ、と思いました。申請や決定までの時間経過とか組織経路が面倒で、小面積でも対象となっていますが補助を当てにせずさっさと自力でやった方が早いのではないかとも思いました。
その説明後、今度はNOSAIによる果樹共済についての説明がありました。増毛町では、果樹共済に加入している人はいないので、勧誘の説明がなされました。
また、普及センターからは、開花からこれまでの気象とりんご・サクランボなど果樹の生育状態についての解説がありました(写真)。
5月に入って天気は多いものの低温の日が多く、また連日の霜注意報などに裏付けされているとおり、5月は平年よりもやや低温で推移しているため、りんごの開花は平年よりも数日の遅れとなっていました。
学科修了後は、例年どおりジンギスカンパーティーとなり、皆々様一ランク高いボリュームで賑やかに語り合いましたとさ。
年一回の花見盛大の内に終了し、本当に良かった良かった。
会館横の八重桜が満開で大変奇麗です。「花見」って行事だば会館の桜の下でやるのが理想かと思いますがーね。でも実際は寒いしミツバチが側にいるしねー。
網走管内のJA清里町で、果樹生産振興会の事務局をしているものです。毎年、果樹協会の「花見」が実施されていると聞いて、楽しそうで羨ましい限りです。
当町は、多くは農業後継者に後を譲った方々で構成する、清里町果樹生産振興会を結成し、サクランボを中心に栽培しています。しかし、販売は町内以外しておらず、自家消費が中心の地域です。
振興会の一大事業として、道内の産地などを訪問して研修旅行を実施しておりますが、増毛町の活発な活動を垣間見、一度そちらを代表する生産者の方を訪問したいと考えているのですが、どなたか紹介していただけないでしょうか。よろしければ、訪問の際に役員の方などと、意見交換の場が持てると理想なのですが如何なものでしょうか。返答方、よろしくお願いいたします。
千葉様、コメントありがとうございます。
網走でも近年サクランボなど精力的に作付けされ、熱心な取り組みである事は、普及センターなどから聞いておりました。
増毛町が、視察対象に価するかどうか疑問ではありますが、意見交換などは可能かと思います。増毛町果樹協会は、事務局を南るもい農協増毛支所に置いておりますので、そちらにお問い合わせくだされば、きっと良い返事がなされると思います。
丁寧なお返事をありがとうございます。
当町と増毛町は、でん粉工場の季節工員の長いお付き合いなど、
色々と歴史があり、現在も出向いていただいている経過にあります。
今後は、果樹の関係も含め、交流が図られれば最高かと思います。増毛支所に問い合わせ、希望が叶うように交渉したいと存じます。ありがとうございました。