6月 152007
2004年導入の乗用型草刈り機「草刈り機まさお」君は、最近作業中の「シャーッ」という金属がこすれる音が目立っていました。そこで、今日怪しい所をはずしてみました。実際は写真の上下反対に付いています。
走行用HSTに動力を伝えるVベルトのテンション張りです。手で回してみると、やはりスムーズに回っていなくて、どことなくぎこちない。カバーをはずして見ると水がたまっていました。(こちら写真)
この部品はエンジンの下にあるため、雨などが直にかかることはないのものの、洗車などで少しずつ水が進入したと思われます。ベアリング下部はカバーがあるために水滴が抜けずにたまってベアリングを腐食させていたことが判明しました。
ベアリングのリング状カバーをはずしてグリースをたっぷり付けてみましたが、回復しなかったので二つあるベアリングの片方を交換する事に。幸い北鐘興産に同規格のベアリングがありましたので、早速買ってきて交換しました。再び水の進入に備えて今度はゴムのキャップははずしたまま組んでみました。
もう「シャーッ」という音はしなくなりましたぁ。同様の部品はもう一カ所、回転刃を回すベルトテンションにもやや大きなベアリングが使われており、こちらもゴムキャップがしてありまして、この部品も同じ運命になるのかが心配です。