ほとんどの果樹園ではりんごなどの苗木は買っています。で、どこから買うのかといえば「苗木屋」さんからです(当然)。全国には苗木屋さんは何社かあって、私達に関係するのは落葉果樹専門の業者。苗木の植える時期は樹が休眠している秋もしくは春。苗木屋さんは長野や青森、山形が主です。各社ともカタログはオールカラーで、その品種の特性やセールス事項が写真とともに描かれています。昔はりんごで紙面の多くを割いていましたが、最近は果樹のブームがプルーンやブルーベリーなどにシフトし、苗木屋さんもたくさんのバラエティーを揃えてきてここ数年、得意な樹種を打ち出してきているカタログもあります。
こんな立派なカタログを全国の果樹園へ送っているとなると、その経費はすべて苗木代に含まれていると思いますが、やはりきれいな写真を見せられると、どれにしようかとわくわくして見てしまいます。苗木の値段もさまざまで、最新品種は1本5000円以上するのもあります。
ほとんどの苗木は、たとえばりんごは、丸葉やM26と呼ばれる台木に品種を接木しています。そのため、同じ品種でも台木の種類も加算され、品種も覚えきれないほど増えていますから、扱い品目が多くなっています。
苗木カタログ届く
ほとんどの果樹園ではりんごなどの苗木は買っています。で、どこから買うのかといえば「苗木屋」さんからです(当然)。全国には苗木屋さんは何社かあって、私達に関係するのは落葉果樹専門の業者。苗木の植える時期は樹が休眠している秋 … “苗木カタログ届く” の続きを読む

3日の日曜日、果樹園11戸で構成する増毛町農産加工組合の洋梨ジュース原料を委託加工先である(有)北王よいちまで搬送しました。コストを極力抑えるため、4トンのレンタカーを借り上げ、私が余市まで運転していきました。
増毛町果樹協会では、以前エコ葉書(写真はその葉書のデザインです)を作成しましたが、その時のコピーに「くだもの北限ロマンス」と付けたのは何を隠そうこの私でした。
私は家業を投げ出してボランティアスタッフとして行って来ました。記録係りがいないとの事で、写真を撮って廻っていました。

「つがる」は青森で生まれた品種です。当然。当初は色づきが悪く、袋を掛けなければなりませんでした。しかし、優良な品種は栽培が広がるにつれて「枝変わり」など、ある枝だけ突然と色づくようになったりすることがあり、それをまた増やして行き、今ではその亜種がたくさん出ています。また、葉っぱを取らないで栽培する「葉とらずりんご」など栽培方法も多用している為、同じ「つがる」でも数多い体系となっています。
台風18号は増毛果樹地帯に多大な被害を残しましたが、私の畑から数十メートル、沢に上がると雑木林になっていて、ここもたくさんの倒木がありました。根こそぎ倒れている木が数多くありましたが、途中から折れちぎれている木もあります。なかでも写真の木は、悲惨な倒れ方をしていました。
増毛町民にとって「暑寒別岳」は特別な存在だ。魂といっても過言ではない。小中学校の校歌にも必ず出てくるし、増毛のシンボルにとどまらず、町民や増毛町出身者の心深くに誇らしくそびえ立っているのである。
標高1,491m暑寒別岳。数日前より上部が緑色が抜け、紅葉が始まったようです。