1月 232005
 

 先日、2005年農林業センサス「農林業経営体調査表」が配られてきました。HPによると、昭和4年からこのような調査を行なっており、現在はFAO(国際連合食糧農業機関)による提唱の要領となっているようです。
 この調査は農林水産省が主体のようで、用紙左上には丸秘マークが入っています。これを各都道府県に下ろしてまた各市町村へ下ろし、増毛町の場合は数名の調査員(農家が多いようです)でこの調査票の配布回収をするようです。私に配ってこられたのは、このブログを良く見てくれているお隣さんですが、首から名前の入ったIDをぶら下げ、支給された安っぽいバックを持ってやってきました。訪問時の心掛けみたいなマニュアルもあるそうです。
 この調査は、細かく法律で決められ拒否する事は出来ないようです。調査内容は、経営規模とか、労働形態なです。しかし、電話番号や労働力である家族氏名、年齢、販売金額など書く欄があり、個人情報にうるさいこのご時勢では、書く方も抵抗があるだろう内容です。
 しかし、全体的に言ってこの内容で一体何に役に立つのか非常に疑問です。また、上記リンク先で見てもらうと分かりますが、結局集計されても数字の羅列となりますので、どう分析されるのか私は疑っています。また、この印刷費や、配布回収費(人権費)、電算費、調査員の小道具費など、かなりの予算が使われているものと思います。
 また、調査結果はいろいろな政策の基礎資料として使われると思いますが、どうか有意義なものとなってほしいと思います。

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