本日、増毛町まちづくり町民会議の第7回全体会議が開かれました。私もこの委員をしています。5月23日の第1回から、総務や産業などの専門部会も含めるとのべ20回以上の会議を重ねています。私は、総務部会で、役場の職員等の人件費や、予算などをやや深く議論しました。
今日は、そのこれまでの総括を「中間報告」と言うことで町長に対して、意見書を手渡しました。少ない歳入の中で、増毛町が合併なしでもやっていける方策はないのか、一般町民レベルでの意見をまとめたものです。
会議では、ホテル問題、採石事業問題など挙げられましたし、我々総務部会からは、なんと言っても最大の提言は議員定数の大幅削減を打ち出しました。
行政改革を取り組むにあたり、最重要なのは、「意識」の改革であり、旧態のままでは破綻することははっきりしているのです。町民の意識が何より変わる必要がある訳で、行政サービス低下をどの程度まで落とせるのかがカギとなります。それには、トップである町長を始め、役場職員の危機意識も持つことも重要ですし、議会の理解も不可欠です。
そこで、私たちは議員の定数を現14名を8名にすべしとの意見を挙げさせていただきました。定数が下がることで、当落のラインが上がり、町民も選挙を通じて、意識が変化して、単なる「親戚だから入れる」といったような、意識もうすまり、より有能な人材を選出するように作用するのではないか、当選議員も相当の高い意識で、議会運営していただけるのではないかとの思いからです。現在の議員さんが悪いといっている訳ではありませんので、誤解の無いように。
しかし、我々のこれらの意見はなんら拘束力はなく、いろいろ変革していくのは、町長をはじめとする理事者であります。何度も夜な夜な集まり、コップのお茶だけの無報酬で、されど真剣なる討議を重ねた今回の中間報告ですので、出来るだけ多くの意見を取り入れて欲しいと思っています。
今日の会議の中で、厳しい財政の中でも、「夢を語れる増毛町」でありたいとの意見が、耳に残りました。
11月 012005