4月 172006
えー、今日の北海道新聞の読者の声欄ね、「愛国心」はダメだとしつこく援護射撃を繰り返しています。参照:布石編4/12、道新論説編社説4/14
注:写真はクリックで解読可能に拡大しますが、段落は読みやすいように加工しています。
今日の記事、「国家より地球」って
地球市民キタ━(#゚Д゚)━ッ!!
と思わず文に目を通すとねぇ、これ論理破綻しているような、言いたいことがよく分かりません。団塊の世代の会社役員さん、文中では「愛国無罪・・・」と「領土を侵害されたとして声張り上げる・・・」は、中国と韓国の事を指していると思いますが、そうはなりたくないのですよね。
「国は領土でも国家でもなく国民の事・・・」これは間違っていますね。領土のない国があるんですか?第3国に作った臨時政府でもあるまいしね。領土と国民と政府が揃ってこそ「国家」でしょ。ああなんだかめんどくさい。結局この人なにが言いたいの。
とにかくね、私も「地球規模」の思考といいますか、パスポートを持たなくても地球のどこにでも自由にいけるような世の中がBESTと思った時期もありましたが、まだまだ世界は利害とか格差とか差別とか謀略とか野心とかとにかく世界の国家間ってのは弱肉強食の「野生」に近くて、理想を唱えてもまだまだその段階にありません。いやむしろ隣国には拉致や侵略を繰り返そうとする動きがあるのですから、「お花畑」思考は捨てて早く現実に目覚めてほしいものです。
senbokuさんに思わず相づちを打たせていただきました。
この新聞投稿には大きな矛盾があります。日本は良い国を目指したはずなのに、官僚の汚職はなくならず、貧富の差は拡大し、周辺諸国との軋轢は大きくなり、未だに北方4島は戻ってきません。不正をただすはずの大新聞社の社員や公共放送局の職員による不祥事も後を絶ちません。少年による犯罪が頻発し、精神的に異常を訴える人が多くなり、自殺者やホームレスも増えております。戦後60年も大事に守ってきた平和憲法の下でさえこんな悲惨な状態なのです。
日本人がアイデンティティーを見失った結果だと思いませんか?夏になると親がパチンコに興じて子を車の中で死なせる事件が後を絶ちません。こんな無責任日本人を作り上げたのは戦後教育だと私は思います。大学に進む能力も無い我が子にそれを強要する親。現在の自分の姿に誇りや自信を持てないから子に高学歴をつけさせようとする親。
目立たないことでもきちんとすることの大切さを教えなかった親と教師。
日本の大人には、それを取り戻す責任があります。今までの生き方を見直し、何が間違っていたのかを探しだし、間違っているのならばそれをただす責任があります。
愛国心が全てとは言いませんが、実際に今までの生き方が間違っていたから、投稿された会社役員さんが目指されたはずの理想的な日本社会は実現しなかったことは確かな事実です。
今のような拝金主義日本を目指していたのならば実現したといえないこともないでしょうが。主婦がデイトレーディングにうつつをぬかす社会っておかしいと思いませんか? テレビ画面の中で卑猥に腰を振るHGが電波で流れる社会っておかしいと思いませんか? 人を殴る蹴る虐める番組が生き残っていることも、サラ金の宣伝に公共の電波が使われていることも、どこかでなにかが間違っているのですよ。
きちんとしている人の努力を正当に評価する社会は、みんなで大切に守る共通の心の中心があってこそ実現できるのではないでしょうか。
ブログ巡回でこんなの見つけました。
「大空のサウラビ・切除の果てに悔いなし」さんより
http://plaza.rakuten.co.jp/saurabi/diary/200604180002/
日本のマスコミ社長団が北朝鮮訪問しています。
これ、本当でしょうか?
「電脳補完禄」さんより
http://nyt.trycomp.com:8080/modules/news/article.php?storyid=4961
元々のソースはこちら
中央日報
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=74832&servcode=500§code=500
この中に北海道新聞関係者も入っているのでしょうか?
拉致問題で揺れているさなか、マスコミトップは問題の地で記念撮影ですかぁ。これってスキャンダルにはならないんですかね。それとも特別な待遇でもあったのでしょうか。
とにかく、先の戦争は「日本がすべて悪い」との左翼思想家がはやいとこマスコミから去ることを望みます。
このブログに広告を載せてしまったので、偉そうなことは言えないかも知れませんが、あのサラ金問題ですけど、「かわいい小犬」と思っていたら「凶暴な狗」でしたって訳でした。マスコミもさんざんCMを流して煽った責任といいますか、道義的な反省って無いものでしょうか。
サラ金やパチンコのCMをどんどん流すのなら、その反対の状況、例えばサラ金に苦しんでいる人とかパチンコで破産した人とかのネガティブな情報も同じだけ伝える責務がマスコミにはあると思います。
HGは私も笑いながら見ていますが、やはり視点をちょっと変えると「下品」ですね。「品格」を失った社会は「なんでもあり」状態となって、どんどんと社会規範を失わせ、無秩序社会へと向かっていくような気がしますね。
「CMを流す」ということはお金をもらって販売協力することを意味します。
テレビのコマーシャル代金はとんでもなく大きな額でしょうから、私はどちらが主役だったのか疑問に思います。もしかしてテレビ局がアイフルにサラ金を委託していたのではないか? そんなはずはないのでしょうが・・・。