4月 162006
一昨日の事で恐縮ですが、4月14日に普及センターが中心となり枝折れ被害の調査を行いました。調査に赴いたのは、普及センター2名、役場4名、農協2名、生産者から私と果樹協会長との2名で、班に分かれて果樹地帯である暑寒沢の果樹園を歩いて廻りました。
今年も多雪に見舞われ下枝が折れたりむしれたりした被害が見られました。特に大きくなりかけの数年生の樹の被害が目立ちましたし、太い枝も割れていたりする樹もありました。
被害は概ね地形的に多雪園に多かったのですが、しかし、多雪に備えていた樹形にしている園地や雪掘りをした園地は被害が少なく、やはり日頃の手入れの差が歴然とありました。
仁木や余市方面では、2年連続の大雪だったらしく、2メートル位の積雪では、その手入れをしていても被害軽減は難しかったと思いますが、増毛の場合は1.5メートル前後でしたので、被害があったといっても、さほどでなかったかと思います。
にき・余市でも場所によってかなり差がありました。我が家のあたりはことしも一番多い地帯でした。昨年は災害と捉えてしまいましたが、もうこれが普通として園地の整備をしなければならないと思っております、はい。
仁木・余市の多雪は2年連続との事ですね。風雪の風向きが若干北寄りだったのではと想像しています。
りんごやサクランボは下枝を落とすなど若干の樹形的防衛は出来ますが、ブドウ棚はどうしようもありませんね。増毛でも棚が一部雪がかぶったりしまして、まったく他人事ではありません。