9月 102004
台風18号被害の記事が新聞等で書かれ、「壊滅的」とか「9割落果」などショキング見出しで伝えられています。それに伴い、このページやkajuen.netページのアクセスが急増し、多くの方に見て頂く事となりました。
お見舞いの電話やメールがたくさん寄せられています。この場を借りてお礼申し上げます。
考えて見ますと、今回の大型台風18号は50年前の「洞爺丸台風」に継ぐもしくは匹敵する強風でした。りんごは、もともと風に弱く、そのため防風林などの対策が必須なのですが、ここ十数年大きな風害がなく、防風林を切っての道路整備や河川改修を優先して進めていました。この点は今後の反省点として挙げられると思います。しかし、今回は防風林もかなわぬ強風だったとも言えます。
果樹はそんなリスクを承知で作っている訳で、多かれ少なかれ果樹園は今回のような被害を覚悟しているはずなんです。
私どもをはじめ果樹関係者の人的被害が無かったことだけでも良しとするしかないと思います。果樹園各位は落胆しながらも、どこかふっ切れて仕事をしていますので、皆様の変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。