5月 272006
サクランボの花は、風が吹くたびに花びらが舞い落ちております。その一方で、りんごの花が咲き出しました。写真は滅多に植えられていないE1という品種。ジュース用です。この花が、当果樹園にあるいろいろなリンゴよりも、うっすらピンクが奇麗いな大きな花が咲きます。
花びらは5枚。リンゴは、一つの花を中心としてその回りに4?5個の花が咲きます。中心の花を「中心花」、回りの花を「側花(そっか)」と言います。中心花が側花より早く咲き出します。この時間差は、おそらくは「霜」によるリスク回避の為であると思います。雄しべは20本以内(こちら参照)。
花びらがなぜ5枚なのか?りんごを輪切りにすると、5画の星形になると思いますが、これも不思議。バラ科共通のなにかが関わっていると思いますが、5になったのはどうしてでしょうかねぇ。しかし、このバラ科の「5」は、宗教的に影響を受けていますね。こちら参照りんごは、聖なる果物なんですね。