10月 202004
この話題は書くべきか迷っていましたが、昨日の道新に載りましたのでアップします。
このお話は実際に捕った方から聞いたお話です。先週金曜日の夕方、そろそろ鹿が解禁ですでに有害駆除の許可も出ていることから、鹿の様子はどうかと仲間で旧箸別パイロットへ行ったそうです。近くでガサガサと気配がしたので近寄り鉄砲のスコープを覗くとなんと熊だったそうです。熊は許可の対象となっていることから、100メートルーほどの距離から2人で一発づつ撃ったところその熊は倒れこんだとの事です。いつ立ち上がるかが恐怖だったそうで、一人が鉄砲を構えて一人が石を投げつけたり少しずつ近づいていき、棒でつついても反応が無かったので、絶命を確認したそうです。その熊は巨大で、体重は250キロもあるだろうとのことで、軽トラに積み込むのに4人ががりで歩み板を使ってようやく荷台に載せたところ、熊一頭で軽トラの荷台いっぱいになったといいます。その熊の足も大きく、30センチ以上はゆうにあり、頭もでかかったそうです。
熊を獲ったら支庁へ連絡し、手続きをとらなければならなく、いろいろ面倒だったようです。その後、皮は剥製にするそうで、また、解体した臓物は適切に処理され、一部の肉は鍋にして食べたようです。
しかし、熊の出現は他にもあり、見晴町のすぐ奥や、別苅谷地町奥でも熊の気配がしているようで、注意が必要です。今年は山が台風18号で木がかなりのダメージを受けており、山は早々の店じまいの様子で、熊も切なくなっているものと思われます。尚写真はイメージです。