3月 182008
今日18日、午前10時より札幌全日空ホテルで、道果樹協会主催の全道果樹対策懇談会がひらかれました。七飯や後志、壮瞥、空知など各協会支部から各支部長クラスから数名ずつと、果樹に携わっている普及員など、30名余りが参加し、各果樹産地の動向や主にリンゴでの最新品種検討状況、試験場での品種品質データなど情報交換がなされました。増毛の歴代普及員勢揃いで、懐かし面々ともお会いしました。
意見が多かったのは「シナノスィート」は甘さだけで酸味少ない品種でありますが、直売等では概ね消費者に好評だったなど語られました。
午後からは道果樹協会役員会が開かれ、今度の総会についてと事業のあり方など討議されました。
果樹協会に限らず農業現場全般に言えますが、果樹栽培従事者が高齢化し会員数の減少と、それに伴う会費収入の先細り、北海道の振興補助対策関連の予算減少に加え、事務問題など、今回の役員会では暗い話題に終始しました。
私は増毛町果樹協会の会長代理で出席したんですが、「事業の縮小はやむを得ないが、全道レベルでの活動は継続すべし」との意見を出させていただきました。