8月 102008
8日、集合場所である七飯の文化センターには、道内の果樹園ら約100名が集結。道内の果樹園ブログ運営者からは、壮瞥のフジモリ果樹園、旭川の山中果樹園、長沼の仲野フルーツパークなども列席しました。
まず、午前中は七飯の果樹園を視察しました。文化センター裏手にある成田果樹園(写真)。こんなに市街地と隣接している果樹園は、道内では珍しいのはないでしょうか。薬剤散布など何かと気を使うなぁと思いました。
次に奥村みのる園では、りんごわい性台木もあるものの、幹の直径が50センチ以上ある昔からの巨木が何本もあり、りんご園の原風景がそこにありました。増毛ではフラン病などでりんご改植が進んで、太い幹のりんごの木は非常に少なくなっています。
清香園(宮田氏)では、防風林対策として「マツダヤナギ」の植え付けを試していました。3年あまりで数メートルに達するこのヤナギは、防風効果やドリフト防止にも役立ちそうでした。
七飯のりんごは、ややサビが目立つようでしたけど、降霜の被害はないようで、樹勢も落ち着いているように思いました。まっ、七飯は北海道というより気候的にも青森に似ていて、下枝の使い方や着果数からいって、増毛とは全く違う光景でした。