1月 252005
平成17年第一回増毛町農業委員会が本日開かれました。今日の議題は現地目証明のほか、農業委員会委員選挙人資格認定作業です。
農業委員は、各市町村長が設置しますが、その選任は公職選挙法により選挙により選出される委員と、農協・町村議会・共済・土地改良区、各推薦による委員とで構成されています。そこで、その選挙は、農業従事者による選挙となります。つまり、農業を行なっている農家や、その作業に60日以上従事している家族もふくまれ(正確には同居の親族又は配偶者)、農業法人やその一定の定められた条件を満たす社員も含まれます。そこで、年始に申請された名簿が適正かどうかの判断を農業委員会が判断します。
増毛町農業委員会の現在の委員の任期は今年7月で切れます。選任が選挙となった場合、その選挙する人の名簿を選挙管理委員会に上げるのです(この作業は選挙あるなしにかかわらず毎年行なっています)。現在の委員数は選挙での選任10名推薦3名です。
さて、増毛町は合併の道をあきらめ、厳しい単独行政を進むことになりました。そこで、更なる行政改革が求められています。農業委員会も例外ではなく、その判断は設置人である町長が判断することになりますが、前段階として、現在の委員の意見も問われました。
農地を守る事は将来に向けても必要でありますが、農業者数の減少と、財政ひっ迫状態を考慮すると、単に報酬をカットするだけではなく、定員の見直しもやむなしとの意見でまとまりました。※最終決定は町長の判断となります。