マンガ「嫌韓流」が手に入らないので、中国の方の漫画をみました。「マンガ中国入門」?やっかいな隣人の研究?です。この本は、絵はジョージ秋山氏によるものですが、監修は黄文雄氏です。黄氏の本は以前にも「反日を煽る中国の大罪」を読みました(以前の記事こちら)。黄文雄氏ってこんな人→チャンネル桜から動画でとうぞ
さて、内容ですが、今の中国の抱える問題点や歴史文化など描かれています。マンガの絵は、やや安っぽくやっつけ仕事のように思えましたが、登場する各国の首相などの顔はそっくりでした。
中国は、ネットで既出のように(例えばこちら「中国反日情報」はたまたこちら「アジアとんでも大国」)日本人には不可思議な事がどんどん起きています。また、春には反日デモが大々的に行われ、一体どうなっているのと疑問を持ち始めた日本人もいるかと思います。この本は、そんな中国の行動がどこに由来するのかなど、歴史をひもどきながら解説しています。
また、食人の部分は視覚のみならず当時を想像すると、人間をやめたくなるほどのおぞましさです。
将来の中国も暗示していて、海洋国家をめざす中国の思惑。まず、台湾を手中にして、次は沖縄や東シナ海諸国。それは、大陸国家中国でありながら、エネルギー資源、食料資源の乏しい中国の貧しさも起因するのですが、海洋進出は「欲深さ」も上乗せしているようです。
また、HIVをはじめとする各種の伝染病蔓延は、中国国内のとどまらず、周辺諸国への脅威でもあります。人類の危機かもしれません。自然破壊も深刻で、日本にも黄砂が多くなっているので、中国の砂漠化がうかがい知れるところです。環境汚染も深刻こちらも是非参照
日本は、このやっかいな国の隣にいて、しかも中国から大洋を覆い被すように位置しています。当然中国にとっては、目の上のたんこぶですし、排除したい存在となっています。しかも、日本国内ではいつでも「日中友好」政策しか採らず、中国に配慮した(媚びた)発言しかしない政治家やマスコミが跋扈しており、したたかな中国に飲み込まれようとしているのに、多くの人が「見ない振り」か「知らん振り」を決め込んでいるようです。
マンガを見ただけでここまで考えるのはオーバーかも知れませんが、すでに中国と日本は「冷戦状態」といって過言ではないと私はおもっています。
8月 132005