1月 032013
正月を利用して、読みかけだった本「永遠の0 (講談社文庫)」をやっと読み終えました。
去年8月叔母さんの旦那さんから、零戦のテストパイロットであった「下川万兵衛」と親戚にあたるので、鹿屋の自衛隊基地に銅像を見に行った話を聞いていた矢先、サクランボのハウスの上で聴いていた「HBCカーナビラジオ」でこの本が絶賛されていました。また、私自身も鹿児島県の知覧にある特攻記念館には3回ほど行った経験もあって、零戦のこの本を読んでみたくなり購入しておりました。
しかし、600ページ弱ある分厚さに、読書の苦手なオレには読了は無理だなと思っていました。それでも暇暇に数ヶ月かけて4割ほど読み進めていて、残りをこの正月2日3日でようやっと読み終えました。
AMAZONレビューでは手厳しい評価もありますが、私は良かったなあと思いました。フックションではありますが、戦況など相当調べ上げているなぁと思いましたし、ストーリーも良かったです。
ガダルカナルとかレイテ湾など聞いたことはあっても詳しく知らない私は、GoogleMapで確認しながら読みました。片道1000キロを飛んで空中戦して戻っていたなど初めて知しりました。
また、このブログでずいぶん前に紹介した今野清次郎(私の祖父の兄弟)が体験したメレヨン島(ウォレアイ)の場所も確認し、昔聞いた今野おじさんの話を思い出しながら、当時の戦況を本と重ねながら読み進めました。
この本を読んで当時の兵隊さん達の苦労に改めて敬意を示したくなると同時に、勇敢にも散って行った方々に感謝と畏敬の念を新たに持った次第でありました。