プルーンのシワ

 昨日はほぼ一日中の雨が降りました。もともと核果類(果実に種が一つしか持たない種類)は、収穫期の降雨を嫌う傾向にあります。さくらんぼは実割れを起こすし、桃は一時的に味が落ちたりします。  プルーンも収穫直前の雨はダメです … “プルーンのシワ” の続きを読む

 昨日はほぼ一日中の雨が降りました。もともと核果類(果実に種が一つしか持たない種類)は、収穫期の降雨を嫌う傾向にあります。さくらんぼは実割れを起こすし、桃は一時的に味が落ちたりします。
 プルーンも収穫直前の雨はダメです。品種によっては実割れを起こします。
 サンプルーンやシュガープルーンは、実割れこそ少ないのですが、何故かしわしわになってしぼんでしまいます。少しでもおいしくしようと、今まで成らしていましたが、タイミングをいっしてしまい、昨日の雨を当ててしまいました。案の定、シュガープルーンの数割がシワになってしまいました。
 しかし、このシワになってしまったプルーンですが、これは、完熟していた証拠でして、歯触りのプリプリ感は無くなっているものの、例えるなら干しぶどうのように濃縮された味になっています。直売で、シワのプルーンを試食したお客さんは、一同においしいと言っていただけます。
「人間もプルーンもシワが入るようになって、味わいが深まる」と言うのが私の販売時のセリフです。と、思ったら、長野県でも同様に売っていました。こちら参照

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