12月 282005
 

 NHKのプロジェクトXが今日の放送で最終回となってしまいました。私もこの番組は好きで、よく見ていました。登場する人や、その技術、番組構成などは、視聴者の魂や人間性の感情に打つものがありました。せっかくの良質の番組だけに、終わるのは残念でなりませんでした。NHKの不祥事が続き受信料を払っていない家庭が多くあると聞いていますが、私は、このような番組が月に1回でも見られれば、受信料は惜しくないと思っています。NHKは、さらなる良質番組の制作をしなければ、ますます視聴者を逃すでしょう。
 さて、この番組に触発されて私は、増毛果樹の変遷をスライド写真が音楽と共に入れ替わるプレゼンテーションを作りました。その時使った曲が「地上の星」「ヘットライトテールライト」でした。著作の関係で、ネットに公表できないのが残念ですが、とても感動的に出来ました。去年の3月に果樹協会の50周年式典で発表しました。このスライドショーは、その後も道果樹協会の総会でも見せる機会がありました。
 さて、NHKプロジェクトX最終回は、北海道新聞も深く興味を持っていたらしく、3ページ総合欄に大きく記事としていました。しっかり批判というか番組そのものが時代遅れになったかのように分析もしておりました。「時代は「個人」」であって、プロジェクトは古いと言いたいのでしょうね。
 そういう道新ですが、デジタルデバイドからかなり差を空けられ、自分達の主張も時代遅れと悟る必要がありそうです。この続きは次のエントリーで書きます。

  2 コメント

  1. おっしゃるとおり「プロジェクトX」は大変興味深く又有意義な番組であったことは間違いないのですが、それだけに番組の中で度々恣意的心理誘導が行われていたことについては危険性が高いと思われます。
    某高等学校を舞台にした番組でも問題になりましたが、下記についてはその意図が露骨に出たものと言えるでしょう。
    ネタ切れよりもこのことによって製作に協力しようとする人たちが減ったことが大きな原因でしょう。

    中村粲 獨協大学教授 正論4月号 平成17年度
     ≪プロジェクトX「地下鉄サリン事件/救急医療チーム最後の決断」2月8日≫
     自衛隊は事件発生と共に医療支援体制を布いて待機し、要請と共に都内八病院へ医療チームを派遣しており、聖路加国際病院へ派遣された青木医官は早くから被害はサリンによるものと診断していた。それ故、同病院でのサリン診断とパム投与決断には青木自衛隊医官の進言もあったに違いないのだが、番組はその部分を含む自衛隊の協力支援は完全にカットして編集制作されていた。自衛隊の医療支援に全く触れないのは故意としか考えられない。そこまで「自衛隊隠し」をやるのであれば、災害の時、NHKは自衛隊の支援を要請しない旨を公言しておくべきだろう。そして自衛隊の支援なくして、あの巨大組織NHKをテロや災害から守ってくれる組織がほかにあるかどうか。NHK関係者は特と考えてみるがよい。因みにこの番組の制作統括は偏向で知られる今井彰。
    (「偏向・反日・反米(教育)」(http://ryutukenkyukai.hp.infoseek.co.jp/henko_hannichi.html)より)
    その他次にもあります。
    「cyrillic のつぶやき」(http://blog.livedoor.jp/cyrillic/archives/14057734.html)
    Web版「正論」(http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/2005/0504/read1.html)

  2. NHKの偏向ぶりは、ネット上でもはや知れ渡る状況となりました。私は受信料は銀行引き落としなので、真面目に払っている側なのですが、受信料を払わない人との不公平は免れませんね。「払っている人がバカを見る」NHK。これで良いのでしょうか?

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