2月 032006
 

 昨日午後から天候が悪化し、気温が下がると同時に吹雪き出しました。昨夜はけっこうな吹雪で今朝まで続きました。吹雪は、屋根の軒に雪がせり出す雪庇を形成させたりします。
 こういう場合の永寿川は、両岸が雪庇と同様に氷となってせり出してきます。これにより川幅が徐々に狭まります。また、写真をよく見ていただければ判りますが、吹雪と低温が続くと、川底に雪が堆積するのです。普通、雪は空気を抱えているので水に浮きますが、川に吹き込まれた雪は、なぜか沈み川底にへばり付きます。低温にさらされた雪は川の水より比重が重いのかも知れません。
 結果、川底が上がりますが、一方で、水面は狭くなっています。川の流れはスピードを速くしています。
 このまま、吹雪が続くと、川はさらに変化して、ドンドンと水面上昇してきます。
 暖気の時は、川底の雪はいつしか流れていきますが、せり出した岸の氷は簡単にはがれていきませんので、定期的に取り除く必要があります。永寿川は、下流の市街地区で流雪溝の水源としているため、約3キロほどの小さな川ですが、メンテナンスが欠かせません。ちなみに河川管理者は北海道土木現業所となっています。

  2 コメント

  1. 仙北君。久しぶりにあなたのホームページをチェックしました
    「新つづら書き」かなり読み応えのある内容で感心しています
    本当に多方面での活躍ぶり伝わってきます
    思えば果樹研修所時代からあなたはディベートさせたら敵無し
    でしたね。(その研修所がこの春で閉所とは寂しいですが)
    これからもずっと読ませていただきます。

  2. chiba様。コメントありがとうございます。ずいぶん久しぶりでございます。
     本当は果樹園情報の発信を目指して始めたブログですが、最近は時々右寄りになってしまうのが玉に傷ですが、今後もよろしくみてください。っていうか、chiba様もブログ書いてみてはいかがでしょうか。相互リンクなんていいんじゃないでしょうかね。

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